「雷に撃ち抜かれるほどのかわいさ」人生を変えたハロプロ“推しメン”への愛と感謝

文=でか美ちゃん 編集=高橋千里


1月4日に放送された『上田と女が吠える夜』の「推しに生かされているヤツSP」に“ハロー!プロジェクトのヲタク”として出演したでか美ちゃん。番組内で語り切れなかった推しメンへの愛、オタクとして日頃心がけていることとは?

『ジョジョ』オタクの叶美香、『ヒロアカ』オタクのオカリナも…

新年明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします!

……と、もう誰も正月気分じゃないのに、年始1発目の記事なので一応ご挨拶しておきました。昨年はお世話になりました。今年もぜひお世話していただけましたら……。

でか美ちゃん
でか美ちゃん

年明けすぐの1月4日、日本テレビで放送の『上田と女が吠える夜』に出演いたしました。毎回テーマごとに女性タレントが集まって語り合うのですが、今回は「推しに生かされているヤツSP」ということで呼んでいただきました。

『ジョジョの奇妙な冒険』オタクの叶美香さん、L’Arc~en~Cielオタクの草野華余子さん、KAT-TUNオタクのぼる塾・田辺(智加)さん、『僕のヒーローアカデミア』オタクのおかずクラブ・オカリナさんなどなど!

多種多様なオタクの中に、私でか美ちゃん、ハロー!プロジェクトのヲタクとして参戦!(ここだけ“オタク”ではなくあえて“ヲタク”と書かせていただきます!)

https://twitter.com/paipaidekami/status/1610640355178991620?s=20&t=LpG7uWY3V6XWGAzdPJzDfw

みんなで伸び伸びと「推し」や「オタ活」について話し合い、収録もすんんんんごく楽しくて、ありがたいことに放送後の反響もとっても大きかったです!

推しメンと同じ服を着て、同じものを食べる

その中でも多くリアクションをいただいたのが、推しメンとおそろいの服を買うことや、聖地巡礼にまつわる話でした。

森戸知沙希ちゃんの衣装を特定して着る私

私は推しメンと同じ服を着たり、同じ場所へ行って同じものを食べたりするのが好きなタイプのオタクなのですが……(ここまではなんとかすんなりご理解ください)。

番組内でも話したように、推しメンが着ていたからこの服を買いました、推しメンが訪れていたからここのカフェに来ました、などなるべくそのお店の方に伝えるようにしているし、SNSにも載せるんですね。

なぜなら、推しメンのおかげでその商品が売れたり、客単価が1動いているぞということを認識してほしいから(笑)。推しメンの影響力というものを知ってほしいのです!

オタクひとりの行動なんて本当に微々たるものだけど、それが積み重なれば何かにつながるのでは?という想いも少しはあるし、何よりも自分ひとりでは辿り着けなかった場所に推しメンが連れてきてくれたことへの感謝の気持ちもあるんです。

小関舞ちゃん&森戸知沙希ちゃんの聖地巡礼

小関舞ちゃん(元カントリー・ガールズ、現女優)が食べてなかったら、こんなおしゃれなかき氷食べてないし、若者に人気の韓国ブランドを知ることもなかった……ありがとう。

新沼希空ちゃん(つばきファクトリー)が着てなかったら、こんなに清楚でお姉さんなワンピース着ることもなかった……ありがとう。

石栗奏美ちゃん(OCHA NORMA)が持ってなかったら、こんなにかわいいぬいぐるみをお迎えすることもなかった……ありがとう。

といった感じで、推しメンは歌やダンス、日々のSNSなどで与えてくれる感動やかわいさ・愛おしさだけでなく、人生に新しい刺激をももたらしてくれるんですよ!!!!!! 私をいろんな場所へ連れてってくれる存在でもあるのです!!!!!!

石栗奏美ちゃんの衣装パジャマ&同じぬいぐるみ

特に小関舞ちゃんに関しては、舞ちゃんのお父様が元西武ライオンズの小関竜也さんということで、巨人でコーチをされていたときには人生初のプロ野球観戦にも行きましたし、舞ちゃんが青森でイベントをやってくれたおかげで、念願の十和田市現代美術館に行くきっかけも作ってくれたり、まじで物理的に遠くへ連れてっていただいています(小関竜也さんは現在西武ライオンズでコーチをされています! 西武ドーム、今年は行くぞー)。

小関舞ちゃん聖地巡礼

この感謝の気持ち、伝えずにはいられない!ということで伝えているのです。もちろんTPOはわきまえますが!

むやみやたらに店員さんに話しかけないですし、もちろん忙しそうなときはそっと訪れて、そっと食べて、そっと退店しております……。まるで最初からこのお店自分で見つけましたみたいな顔をして……。

忘れてはいけない「オタク」としてのマナー

そして番組内では言いそびれてしまったのですが、一般的な目で見て、自分が不快に映っていないか、ということも気にして行動しております。

小関舞ちゃんと色違いのTシャツ

普段はそこまで他人の目を気にするタイプでもないんですが、服を買いに行ったり聖地巡礼をしたりする際、勝手に推しメンを背負うような気持ちで訪れているので、とにかく全方位に無礼があってはなりません。

清潔感を持って、小綺麗に、礼儀正しく……まあオタクとしてというより人としての常識だとは思いますが、改めて背筋を伸ばしてくれるのも推しメンという素晴らしい存在のおかげなのです。

https://twitter.com/paipaidekami/status/1610954494342492161?s=20&t=LpG7uWY3V6XWGAzdPJzDfw

ここで聞こえてくるのがこんな声です。

「お前、大人なんだから推しメンとかいうのがいなかったとしてもちゃんとしろ! それが普通だろ!」

……ぐうの音も出ません。そのとおりなんですよ、おそろしいですよね。

ああ、想像もしたくない! 私は推しメンに出会ってなかったら、どれほど自堕落で、モノクロな人生だっただろうか! 私がハロヲタじゃない人生をもし選んでいたら、今よりも輪をかけて斜に構えたクソやば人間だった自信がある!

推しメンのおかげでしんどいときもがんばれるし、街並みも色鮮やかに見えているし、素直な人間に少しは近づけたのです。

ここでまたひとつ、推しメンへの感謝と愛が募ります。

小関舞ちゃん&森戸知沙希ちゃんの聖地巡礼

「新規オタク」「にわかオタク」の存在意義

そういや「オタク」という言葉、もうずいぶん前から蔑称(べっしょう)ではなくなりましたね。もはやみんな何かしらのオタクではあるんじゃないか?というくらいオタクの多い時代!

ステータスっぽくしてるのはなんだかなぁという気持ちがなくはないですが、いわゆる「新規」や「にわか」がいなければその文化は途絶えてしまいます。

新規大歓迎! ようこそいらっしゃいました! にわか大歓迎! 一緒に昔のDVD観ようや! オタクの誰もが一度は通った道です。両手を広げて歓迎会をしたい。

自分にはそこまで熱中できる「推し」がいないなぁという方、大丈夫です。出会うべき「推し」はある日突然向こうからやってきます。無理やり探さなくてOK!

私もハロー!プロジェクトを好きになったきっかけなんて、本当にひょんなことですから。あの日初めて観た「ジンギスカン」(嗣永桃子Ver.)の衝撃、いつまでも忘れないだろうなあ……。こんなにかわいい人間がこの世にいたのかと、雷に撃ち抜かれたあの日のことを……。

Berryz工房「ジンギスカン」(嗣永桃子ver.)

“ももち”こと嗣永桃子さんのことを考えると、ついつい頭がボーッとしてしまいますが、今年も推しメンと共に、ハロー!プロジェクトと共に、お仕事も推し事もがんばっちゃうぞ!

あ、最後にひとつ一番重要なことを!

2月22日、つばきファクトリーのメジャーデビュー6周年の記念すべき日に新曲が発売されます! 「間違いじゃない 泣いたりしない」のMVが公開されましたので、皆さんもぜひご覧になってください。

つばきファクトリー「間違いじゃない 泣いたりしない」

それでは小関舞ちゃんのインスタグラム更新通知が来たので、今回のコラムはこのへんで失礼します。

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