テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。
『さんまのお笑い向上委員会』
向上ゲストはみなみかわ。クレームゲストに「魔王」ことザブングル加藤。加藤は、TKO木下による「ペットボトル事件」の発端を作った「黒幕」がみなみかわであると主張し、木下が約2年ぶりに番組に登場。
前週で加藤が生んだ「えっ!?」というリアクションを軸にして話が進んでいくなか、加藤は、仲直りの意味を込めて、みなみかわと木下で組んで『M-1』に出ろと提案。木下「俺、ピンちゃうで」加藤「えっ!?(笑)」。
一方、さんまが魔王(加藤)×木下もいいのではというと、それぞれのユニットで出てどこまで行けるか勝負しようという話に。だが木下「本音言うていいですか?」と真剣になり、加藤とは絵が浮かぶが、「みなみかわとは無理」だと。溝は深いのだという。相方の木本に対してもボロクソに言っていると。それに対し、みなみかわは「帰ってきたときに『言い過ぎや!』ってなるじゃないですか。僕が『すみません』って土下座する(場面が来る)のを待ってるんです」と主張。木下を指差し、みなみかわ「そういうのわかんないんですよ、バカだから(笑)」。
そこから、みなみかわが嘘をついていると口論に。そのやりとりが完全に漫才でおもしろい。しかし、加藤とのトリオを提案され、やってみると加藤が完全にじゃまに。錦鯉・渡辺「本当にエントリーしないでほしい(笑)」。
『メガホン二郎』
先週に引きつづき「オリジナル最強モンスター選手権」。第2ステージは「鏡越しだるまさんが転んだバトル」。ホラー映画あるあるとして「気づいたらうしろにいた」があるように、だるまさんが転んだのリズムで開閉する扉に合わせて鏡越しに映り込むという企画。くだらなくて最高。
みなみかわ扮するコント師の怨念「死笑王(デスショッキング)」は、最初は本人不在で箱馬だけが現れ、次に箱馬にハットを置くおしゃれなやり口。それに酒井が「単独ライブのチラシやんないでもらっていいですか?」とツッコミ。するとみなみかわも悪ノリし、銃を自らのこめかみに構えるそれっぽい姿で現れる。平子「ここまでバカにしちゃダメよ!(笑)」。
最後のステージは「殺人鬼ホラー川柳」。もうタイトルだけでおもしろい。腐り豆(トム・ブラウンみちお)が「襲ってもパニック起きないソロキャンプ」、死笑王が「マッチングアプリで探す次のエサ」など時代を反映した川柳で才能を見せていて、唸った。
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR