ひとときも目が離せない。ガールズグループaespaの“強烈な魅力”を動画で検証
来る8月6日・7日に、韓国のガールズグループaespa(エスパ)の初来日イベントが開催される。チケット発売開始と共に応募が殺到したという同イベントでは、惜しくも落選したファンから追加公演を希望する声も多く上がっている。本稿では、そんな彼女たちを見たことがない、詳しく知らない人のために必見動画を紹介したい。
目次
コーチェラにも出演、今最も勢いのあるグループ
韓国出身のカリナ&ウィンター、中国出身のニンニン、そして日本出身のジゼルという4人のメンバーで構成される多国籍グループ・aespaは、2020年11月、BoAや東方神起らが所属するSMTOWNからシングル「Black Mamba」でデビュー。YouTubeにおけるデビューMV1億回再生の最短記録を樹立した。華々しいスタートを切ったかと思えば、3rdシングル「Next Level」では韓国国内の音楽チャートMelonの週間チャートにて、実に27週もの間TOP10に残りつづけるロングヒットを記録。
2022年に入ってからはアメリカで開催される世界最大の音楽フェスティバル・コーチェラに出演、さらに6月にリリースされた最新アルバム『Girls』もガールズグループの初動売上の記録を塗り替えるなど、まさに“今一番勢いのあるグループ”と言っても過言ではないだろう。
楽曲、振り付け、カメラワーク。すべてが“予測不能”!
そんなaespaが持つ魅力のひとつに、エキセントリックな楽曲、コレオグラフィーと、縦横無尽にメンバーの周囲やその間を縫って躍動するカメラにより際立つ臨場感が挙げられる。次に誰が抜かれるのかどんな動きをするのか、予測不能でひとときも目が離せなくなる、振り付けとカメラワークが一体となったパフォーマンス。
もともと韓国の音楽番組では楽曲のリズムに合わせて勢いよく寄ったり引いたりするカメラワークが多く見られていたが、aespaの登場以降さらに自由度が高く、迫力のある映像が多くなったように感じられる。
再生回数600万回超。伝説的ビジュアルの「推しカメラ」映像
メンバーの中でも絶大な人気を誇るウィンターを追ったチッケム映像(推しカメラ)。TikTokなどで黒髪ショートの子を観て「この子誰⁉」と思った方も多いのではないだろうか。
パフォーマンス中の自信に満ちつつもミステリアスな表情とは一転、おどけてコミカルな動きを見せるキュートなエンディング妖精は必見。(※エンディング妖精とは、音楽番組などでの曲披露後に決めポーズなどを取るパフォーマンスのこと。主にK-POPファンダム内で用いられる言葉)
メタバースなど世界観の独自性が話題
メタバースが舞台となる独特の世界観を持った設定も、aespa作品が人気である理由のひとつ。ショートムービーや楽曲の歌詞には「KWANGYA」「æ」「SYNK」など独自の用語が多く登場するが、それらが何を表しているのか、まだ全ては説明されていない。新曲の発表を楽しみにするといった音楽への期待と同時に、徐々に謎が明らかになり(そしてまた新たな謎が生まれ)グループの物語が広がっていく様を楽しみにしているファンも多い。
観るたび発見のある、緻密な作り込みにも注目!
まさに今のaespaの勢いを感じさせるかのようなパワフルなサウンドと力強いボーカルが特徴の最新曲「Girls」。
ハリウッドの近未来映画を思わせる豪華な舞台、衣装、小道具、CG、そしてそれらに劣ることのないメンバーのビジュアル。初見時の強烈な印象もさることながら、繰り返し観るたびに新たな発見がある、作り込まれたMVとなっている。今後彼女たちの作品における世界観がどのように展開されていくのか、さらに期待を高めてくれる一作だ。
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