BE:FIRST、SOTAが語るオーディション後の目標「人間が音楽になったような存在に」【『あの日のTHE FIRST』レポート#4】
SKY-HI(スカイハイ)が率いる会社「BMSG」が仕かけたオーディション『THE FIRST』。その模様を7人組ボーイズグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」と、『THE FIRST』に参加していたBMSGの練習生や所属アーティストのコメントを交えながら振り返る番組『あの日のTHE FIRST』。
第4回でフィーチャーされたのは、SKY-HIから「チームのパフォーマンスにおいて不可欠」と称され、BE:FIRSTのメンバーとして最初に名前を呼ばれたSOTA(ソウタ)。ダンスの世界大会で4度の優勝経験を持っていても、けっして驕らず成長しつづけてきた彼は、どのような心境でオーディションに臨み、その最中に何を考えていたのか──。
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目次
“怪獣大戦争”をまとめ上げたチームリーダー
1次審査の書類選考をくぐり抜けた231人を対象に、日本全国で行われた『THE FIRST』2次審査。ここでSOTAは圧倒的なダンススキルで「Neo Gal Wop」をパフォーマンスし、SKY-HIから「ダンスの部分だけでお金払わなくていいのかな」と高評価を得た。
──2次審査のとき、まったく緊張していないように見えましたが、心に余裕を持つ秘訣があるのでしょうか?
SOTA スパルタなダンススタジオに通っていたので、並大抵のことじゃ落ち込まない自信があったというか……。どれくらいスパルタかというと、学生時代の夏休みは友達と遊んだことがないくらい(笑)。8月にある世界大会へ向けて週7でダンスレッスンをして、優勝したら夏の間はイベントに出演して……っていう1年をずっと繰り返してきていたので。今になってみると、4回も世界チャンピオンを獲れたのは、耐え抜いてがんばってきた特権な気がします。過去に感謝ですね。
30人中6位で2次審査を通過したSOTA。3次歌唱審査でSKY-HI「F-3」を披露すると、「ラッパーとしても見るたびに、少しずつ着実によくなってる」とSKY-HIは評価。グループ審査では、チームBのリーダーとしてSKY-HIの楽曲「Sexual Healing」に挑戦した。猛者ぞろいのメンバーをまとめあげると共に、自身も「とてもダンスのうまいラッパーに、明らかになっている」とSKY-HIから絶賛された。
──3次審査でチームBとして「Sexual Healing」に臨んだグループ審査はいかがでしたか?
SOTA 楽しかった思い出が強いですね。“怪獣大戦争”と言われるくらい濃いチームだったんですけど一人ひとり出したいものが定まっていたので、パズルをはめただけだったというか。強いて言えば、まわりと差をつけることやオリジナリティに試行錯誤した感じですね。短い期間ながら切磋琢磨していろいろと向上できたし、音楽FIRSTなコミュニケーションがメンバーの距離を縮めてくれた、そんな時間でした。
ダンサーからアーティストへ
4位という高評価を得て、15人で挑んだ合宿審査へと駒を進めたSOTA。合宿1次審査の“クリエイティブ審査”では、テンと共にチームAのダンス面を牽引。個人順位でも1位を獲得し、「合宿初日と比べても別人のようなパフォーマンスだった」とSKY-HIから称賛を受けた。
──クリエイティブ審査はいかがでしたか?
SOTA 一度も歌詞を書いたことがなくて不安だったんですけど、メンバーが「ダンスを引っ張ってほしい」と声をかけてくれたおかげで、気持ちはけっこう楽でした。僕に居場所を作ってくれたというか……。歌詞も書き始めてみたら、意外とスッと浮かんできたんです。ただ、どういう声で歌ったらいいのかはまったくわからなくて。自分の声で歌ってかっこよく見せることには、とても苦労しました。
──「“A” Life」の振り付けについて教えてください。
SOTA 歌詞が“素人みたいな僕らでも輝ける”という内容で、一人ひとりの実体験をもとに「1回のミスくらいどうにかなるよ」と語りかける構成でした。だから、個々が目立つような振り付けにしようとテンと話し合いました。ダンスの構成できれいに見せるのではなく、しっかりと一人ひとりがセンターで輝けるような展開にしたんです。比較的ダンスができるメンバーが集まっていたのもあり、ダンスパートも入れることに。僕のマインドがダンサーからアーティストへ移行している段階だったので、パフォーマンスとしてほかの要素を邪魔しないコレオグラフ(振り付け)を心がけました。
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