年末年始、TBSの人気ドラマ一挙再放送が豪華だった。ドラマを愛するライター・大山くまおは、その中から、宮藤官九郎脚本、長瀬智也主演『タイガー&ドラゴン』をピックアップ、 1月22日(今週金曜!)スタートする『俺の家の話』との関連性を考察する。
丸坊主姿の初々しい星野源
年末年始のテレビの恒例行事になったのが、人気ドラマの全話一挙再放送だ。年末年始特番を作る予算も浮くし、視聴率も稼げるのだから一挙両得。いや、年始からスタートする新ドラマのプロモーションにつなげれば一石三鳥ということになる。
地上波各局の中でも質・量共に圧倒したのがTBSだった(それだけ年末年始特番を作らなかったとも言えるのだが、この方針でいいと思う)。火10枠の人気作『私の家政夫ナギサさん』、『恋はつづくよどこまでも』、『義母と娘のブルース』を一挙3作品再放送したかと思えば、野木亜紀子脚本作の『アンナチュラル』、『逃げるは恥だが役に立つ』、『MIU404』を一挙3作品再放送してみせた。
そしてもう1本、大きな反響を巻き起こしたのが宮藤官九郎脚本作『タイガー&ドラゴン』だ。まもなくスタートする『俺の家の話』のプロモーションの一環だが、ほかの再放送作と比べると飛び抜けて古い作品である(2005年放送)。放送時は絶賛を集めた傑作だが、今から16年前の作品であり、配信も行われていなかったため、若い世代は未見の人が多かったはず(現在はTverとParaviで配信中)。SNSの反応を見ると、丸坊主姿で出演していた星野源の初々しい姿に驚いた視聴者も多かったようだ。

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