小学生の姪が休校中に『あつ森』内で起業。子どもたちは何を学んでいる?
新型コロナウイルスの影響で休校となり、家で過ごす日々がつづく子どもたちはまだまだ多い。そんななか、ライター井口エリの姪(小学校3年生)はNintendo Switch用ゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』内で起業をした。子どもたちは今、『あつ森』の世界でいったい何を学んでいるのだろうか。
それぞれの楽しみ方を見つけられる『あつ森』
『あつまれ どうぶつの森』(通称:あつ森)は、任天堂から2020年3月20日に発売されたNintendo Switch用のゲームソフト。ゲーム情報誌『ファミ通』の発表によると、『あつ森』は5月11日には国内での累計売上本数が389.5万本を突破した。この数は、ざっと計算して12とか13世帯に1世帯が『あつ森』を遊んでいることになる。すごいことだ。
『あつ森』は「何もないから、なんでもできる」のキャッチコピーどおり、人それぞれ自由度高めに楽しむことができる。日がな一日、魚釣りや虫取りをするもよし。住民との交流を楽しむもよし。「マイデザイン」の機能でオリジナルデザインを作って全世界に公開してもよし。
今作で実装された「島クリエイター」では、自分専用のフィールドである島を切り崩したり埋め立てたりして地形を変えることができる。何もないところから川を生み出すのは、まるで神さまにでもなった気分だ。
自由度が高いからこそ、それぞれの楽しみ方を見つけられる。なので、アイデア次第で小学生がゲーム内で起業することもできるのだ。
小学3年生の姪が「まきエサ屋」を始めた
姪が起ち上げたお店は、「まきエサ屋」だ。
「まきエサ」(サカナのまきエサ)は目の前にある水場に魚影を呼ぶことができるアイテムだが、ゲームの進行に必須となるアイテムではない。しかし、「桟橋」「崖の上の水辺」といった出現場所が限られる魚を釣りたい人や、魚のコンプリートを目指す人が重宝するアイテムである。
そして、この「まきエサ」はDIYで作ることでしか入手できない。砂浜でアサリを掘り出しひとつずつ作るのだが、これが地味にめんどくさいのだ。
『あつ森』は島の整備をしたり、家のローンの返済のために高額なお金を稼ぐ必要があったりと毎日やることがあり忙しい。ゲームする時間が限られる人などにとっては、「まきエサ」は多少割高でも購入したいアイテムなのだ。なので、姪の考案した「まきエサ屋」は、忙しい『あつ森』ユーザーの需要を汲み取った商売といえる。
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