2026年10月3日(土)に『QuizKnock10周年パーティー!〜メンバー全員でクリアを目指せエイトアンサー〜』が東京ガーデンシアターで開催された。
イベント前日の10月2日で立ち上げから10周年を迎えた、QuizKnock。同イベントは、2025年10月からスタートした「QuizKnock10周年プロジェクト」の締めくくりとして行われ、会場には約6000人のファンが駆けつけた。
目次
ファンのドレスコードで彩る、祝福ムードの会場
本番前はメディア向けに公開リハーサルが実施され、登場シーンと、客席に降りるシーンの確認が行われた。

本イベントに出演するのは、伊沢拓司、ふくらP、河村拓哉、須貝駿貴、山本祥彰、鶴崎修功、東問、東言。
8人はステージから降り、客席をぐるりと回ったあとに、須貝が舞台上に戻るタイミングを相談したり、河村が回答する際にどのボタンを押したらいいか質問。イベントがスムーズに進むよう、入念に準備を行っていたのが印象的だ。

今回のイベントには「赤」「黄色」「オレンジ」「ストライプ模様」「ベロア生地」というドレスコードがあることが、事前にアナウンスされていた。
そのため、ファンは赤いカーディガンを羽織っていたり、グッズのベロア生地のシュシュを身につけていたりするなど、思い思いのコーディネートでイベントに参加。会場は開演前からお祝いムードであふれていた。


伊沢「いっぱい笑う準備はできてるか!?」
プロジェクトのメインビジュアルから始まるオープニングムービーが流れ終わると、10周年ロゴが大きく描かれている中央の扉からQuizKnockメンバー8人が登場。客席からは、熱い拍手が送られた。
伊沢が「盛り上がる準備はできてるか!? いっぱい笑う準備はできてるか!?」と客席をあおると、それに呼応するように客席からは「イエーイ!」という大きなリアクションが返ってきた。

ふくらPがメンバーに話を聞くと、YouTube『問チャン言ネル』でプロジェクトの様子を1年間発信してきた東問は「みなさんの応援があって1年間走り続けることができました。本当に楽しい1年間でした」と感謝を述べ、東言はその姿を笑顔で見守っていた。

思い出に残っていることがあるかと聞かれた須貝は、QuizKnockのYouTubeチャンネルで公開された動画『8人のやりたいこと叶えます企画』で作ったオーダーグラブ(オーダーメイドのグローブ)を「みんなに見せたくて、持ってきちゃった」と披露。
河村は、『リバイバル企画総選挙』でファンの投票によって選ばれ実現した『【リベンジ検証】QuizKnockならウォータースライダーでも共通テスト解けるのか?【7年ぶり2度目】』について、「行くまでは怖かったけど、行ったら楽しかった。みなさんに応援してもらって楽しいことができたし、楽しいことを逃さないでよかった」とコメントしていた。
山本は「謎解きがいっぱい作れてうれしかったね」と笑顔を見せ、「“謎解き”という好きなものと、QuizKnockがうまくコラボして、非常にハッピーでした」と1年間を振り返った。また前日に行われた『満10クイズ』の参加者が34000人を超えたことについても「マジですごい、ありがとうございます」と述べた。
鶴崎は思い出に残っていることとして、WEBメディア『QuizKnock』で公開された『【ムズ〜い】鶴崎修功が考えた「クソなぞなぞ」で遊ぼう【満点でほぼ鶴崎】』を挙げた。また、問が「『ぼのぼの』のアニメでも作ってましたよね」と聞くと、「(なぞなぞを)作ってくださいと言われたから作ったら、ほぼ全編それだった」と、アニメ『ぼのぼの』とQuizKnockのコラボについても触れた。
本プロジェクトではメンバーそれぞれのカラーがあり、その衣装を着てきたことについて、ふくらPが「(このプロジェクトが終わったら)僕はもう金輪際、緑の服を着られないということですから」とこぼすと、伊沢が「野菜色だけど!」とツッコむ場面も。
8人協力でクリアを目指せ! 大盛り上がりの『エイトアンサー』
改めてふくらPが、「本プロジェクトは「パーティーの準備をしよう」というコンセプトで一年間展開されていて、10月2日に新ビジュアルを公開してついにパーティーが始まった。この1年間は今日のための前夜祭だったと言ってもいいくらい、この日を最大の盛り上がりにするため準備してきた」と説明。
このパーティーを盛大に祝うためにクラッカーを用意していたが、入れておいた宝箱の鍵が見つからないというところから、クイズ企画『メンバー全員でクリアを目指せエイトアンサー』がスタートした。
進行を務めたのは、高松慶。ひとつの「お題」に対し8つの「条件」が同時に出題されること、解答権はひとりにつき1回、条件ひとつにつき20秒以内に解答するというルールが発表された。

中央のカウンターに集まった8人は、例題「QuizKnockメンバー」にチャレンジ。クイズの流れが観客にも伝わったところで、いよいよ本番に。
1問正解で10ポイント獲得、全員正解だと200ポイント獲得、1000ポイント到達でクリアとなることが説明されると、伊沢が「5問で終わっていいですか?」と高松に質問。
「もちろん大丈夫ですよ」と答えをもらうと、ほかのメンバーも「最短5問だから」「ここで二次会をやろう」と口々に言いながらカウンターに集まり、第1問目がスタートした。

第1問のお題は「国連加盟国」。ある「条件」について伊沢が自信たっぷりに解答するも誤答し、ほかのメンバーや客席から驚きの声が上がるなど、『エイトアンサー』は波乱の幕開けとなった。
メンバーの特技が活かせる「ミニチャレンジ」がお題で出た際は、メンバーや観客は解答者のチャレンジを固唾をのんで見守ったり、声援を送るなどし、それぞれが成功することを祈っていた。

メンバーの個性あふれる“客席降り”にも注目!
お題の中には、ステージ上ではなく、客席に降りてスタッフが掲げている「条件」パネルを確認して解答するものも。

「パネルが見える観客のみなさんは、リアクションで難易度をメンバーに伝えてほしい」と高松が説明すると、伊沢が「“一番やばいぞ!”の人、手を挙げて!」と観客をうまく巻き込み、会場が一丸となってクリアを目指す空気が作り上げられた。

また客席の電気がつくと、ふくらPが「こんなに人がいっぱいいるんだね」とこぼし、メンバーが改めてイベントの大きさを実感する時間にもなっていた。
客席に降りたメンバーは通路を走りながら観客に手を振りつつ、「条件」を見ながら自分が答えられそうな問題のパネルを持って舞台に戻り、解答する。

方向音痴で有名なふくらPが、観客やスタッフに道を教えてもらいながら、どうにか舞台に戻ってくるという一幕も。
後半に客席に降りた問は、「ヤッホー」「ありがとうございます」と言いながらにこやかに客席に手を振っていたかと思いきや、残っている「条件」を見て「はぁ?」と疑問を呈し、会場の笑いを誘っていた。
最後の解答者となった伊沢は入念にストレッチを行い、客席へ走り出した。「オッス、オッス」と言いながら客席に手を振る伊沢は「何部だ? クイ研のあいさつじゃないな」とステージ上からツッコまれながらも、余裕の表情で会場中に入念に手を振っていた。
卒業メンバーからのサプライズコメントも
『エイトアンサー』の終盤には、QuizKnockを卒業したノブととむからのお祝いメッセージが公開され、客席からは歓声が上がった。

出演メンバーたちも、事前に聞かされていなかったサプライズに喜んでいたが、ノブからのメッセージ動画の最後で、次のお題が「お祝いメッセージ」であることが発表。
何かに気づいていた須貝は、動画が終わると「そうだよね!」と立ち上がるなど、メンバーたちは『エイトアンサー』への挑戦に戻っていった。

事前にプロジェクトの公式Xから協力を呼びかけられていたお題も出題されるなどしたなかで、1000ポイントに到達し、『エイトアンサー』をクリアした8人。無事に鍵をゲットし、宝箱から大きなクラッカーを取り出すことができた。
音頭をとる伊沢が「絶対にミスりたくないから」と練習しようとするも、ひと言目で間違えるという小さなハプニングも発生。
何回か音頭を確認したのちに、「QuizKnock10周年、せーの!」という伊沢の声に続き、会場は「おめでとう!」という言葉とキラキラとした紙吹雪で包まれた。


「BGMに泣いてしまった」「10年前の自分に見せてやりたい」
エンディングでは、改めてメンバーひとりずつコメント。
須貝は「ひとりでは思いつかなかった夢が、QuizKnockや応援してくれるみんなのおかげで叶った。このうれしい気持ちを大事にして、これからもがんばっていきたい」と感謝を伝えた。
言は、10周年プロジェクトが終わることに対し「寂しいですよね」と述べ、「ある程度QuizKnockが大きくなったタイミングで入ったけれど、まだ大きくなれるんだと感じさせられる1年だった」とプロジェクトを振り返った。
問は、『問チャン言ネル』でずっと使われていたBGMが会場でも流れたことに触れ、「動画を編集しているときにずっと聞いていたから、リハで流れたときに泣いてしまった」と明かす。「編集は大変だったけど、『問チャン言ネル』をやっててよかった」と涙ぐみながら1年間のプロジェクトを総括した。
山本は「QuizKnockに入るときに、大好きなクイズも謎解きをもっと広めたいと思っていたけれど、(会場に)こんなに大勢の方がいらっしゃるし、画面の向こうで見てくれているみなさんも含めて、こんなところまで届けられていると思うとすごくうれしい」と笑顔で話した。
鶴崎は「みなさんに問いたいんですが、なぜ10年目だけ祝うのでしょうか? それはね、人類が10進法を採用しているからなんです」という切り出しから10周年プロジェクトを振り返る。「次は100周年でお会いしましょう、というわけにもいかないので、いったん次の年をがんばっていきます」と最後まで鶴崎らしい視点で、11年目の意気込みを語った。
河村は「10年前、伊沢からQuizKnockの計画を聞かされたときに『(悪いほうの)夢見てんな、こいつ』と思ったんですよ」とQuizKnockが立ち上がったときの率直な気持ちを述べ、「叶っちゃったか。10年前の自分にこの光景を見せてやりたいですね」と感慨深げな表情を浮かべた。
ふくらPは、本プロジェクトを振り返り、「初めてやってきたことが多かった。クイズというものが持つ可能性をすごく感じた1年でした。これから先もまだやったことがないことに挑戦して、みなさんに届けていけたらいいなと思います」とこの先の展望を述べた。
伊沢は「一つひとつのコメントで、我々は『明日もがんばろう』と思えています」とファンの応援に改めて感謝を伝えた。そして舞台上から、「みなさんの声を聞かせてもらっていいですか!?」と呼びかけると、会場には歓声と「ありがとう」の声が響き渡った。

その後、「11年目のQuizKnockは、ハングリーにいきます」と宣言。「10年間いろいろやってきたけれど、もっとできることがある、もっとすごいものを見せられる。みんなが必死に遊んで学んで、めちゃくちゃすごいものをお見せしたいと思います。ぜひこれからも、一緒につくる未来に共に進みましょう」と、今後の意気込みを述べ、プロジェクトを締めくくった。
8人が揃って最後のあいさつをすると、会場には銀テープが降り注いだ。メンバーたちは「ありがとう」と言いながらステージ上を端から端まで歩き回り、名残惜しそうに会場中に手を振り続けた。

メンバーがステージから去り、中央の扉が閉まると、大きく描かれていた10周年ロゴが、これまでのQuizKnockのロゴに戻っていた。「QuizKnock10周年プロジェクト」の終わりと、11年目の始まりを感じた瞬間だった。

『QuizKnock 僕たちの現在地』5刷決定!
本イベント開催と同タイミングで、大好評発売中の『QuizKnock 僕たちの現在地』(Quick Japan SPECIAL)が重版出来。5刷が決定した。

本書は、カルチャー誌『Quick Japan』編集部が総力を上げて、QuizKnockを丸々一冊で大特集。人気の秘密やメンバーの魅力を全128ページに渡って紐解いている。
関連記事
-
東京よしもとの期待株・大王×ナユタが語る若手芸人の層の厚さ「10年前と今の子はおもしろさが違う」
よしもと漫才劇場:PR





