「ハイレグの角度はギリギリのラインまで深くカットしました」キャミィ、ジュリ、不知火舞ら『スト6』ヒロインに扮したコスプレイヤーのこだわり

2026.9.14
(左から)ひろとひろさん、麻倉瑞季さん、ramiさん

文・撮影=ソムタム田井 編集=森田真規


日本国内最大規模の格闘ゲームのオープントーナメント、その最新回である『EVO Japan 2026』には、新旧さまざまな対戦格闘ゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤーが集結。撮影&交流を楽しんでいたレイヤーたちにインタビューを実施し、“衣装やメイクに対するこだわりポイント”を聞いたレポートをお届けする。

コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”

コスプレイベントといえば会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも参加する上での醍醐味のひとつ。昨今ではほぼ毎週末、全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催され、いずれも大盛り上がりとなっている。

そうしたイベントに興味はあるもののまだ参加したことがない方に向けて、QJWebでは2026年の上半期に行われたコスプレイベントをプレイバック。取材時に撮影させてもらったレイヤーたちの写真を掲載しつつ、それぞれに聞いた“コスプレに対するこだわりポイント”を併せて紹介する。

本稿でピックアップするのは、東京ビッグサイトで開催された『EVO Japan 2026』に参加していた、『ストリートファイター6』のキャラクターに扮するコスプレイヤーたち。

世界最大級の格闘ゲームイベント『Evolution Championship Series(略称:EVO)』の理念を受け継ぐ、日本国内最大規模の格闘ゲームのオープントーナメント『EVO Japan』は、コスプレとも親和性の高いイベントで、会場には大勢のコスプレイヤーが集結。

扮するのはほぼ“対戦格闘ゲーム”のキャラクターで、その中でも『スト6』は圧倒的な人気を誇る。また、こだわりの衣装でコスプレパレードやコンテストに参加したり、競技者としてトーナメントに出場するレイヤーもいて、イベントは終日、大盛り上がりとなった。

「今回こだわったポイントは、私のスタイルに合わせて衣装をオーダーメイドで作っていただいたことです。Outfit3で舞が着ている羽織が本当に細かく作られています!」(『ストリートファイター6』不知火舞[Outfit3]/麻倉瑞季さん)

『ストリートファイター6』不知火舞/麻倉瑞季さん
『ストリートファイター6』不知火舞/麻倉瑞季さん

「こちらのバニージュリはゲーム内のコスチュームではなく、フィギュアをもとにした少しマイナーなデザインなんですけど、知っている方に気づいてもらえたらうれしいなと思って選びました。衣装は全体のシルエットやバランスを意識しつつ、靴はサイズの都合で原作と少し色が異なるのですが、全体の雰囲気を崩さないように工夫して色味を調整しました。

ウィッグは『ストリートファイター6』を通して仲よくなった方にオーダーメイドで制作していただいたもので、特にお気に入りのポイントです。ジュリらしい小悪魔っぽさと余裕のある雰囲気を表現できるように表情やポージングにもこだわって、バニー衣装ならではのセクシーさも引き立てられるよう意識しました」(『ストリートファイター6』ジュリ/ramiさん)

『ストリートファイター6』ジュリ/ramiさん
『ストリートファイター6』ジュリ/ramiさん

「キャミィが本当に大好きで。いくつかあるコスチュームの中でも、このハイレグスタイルの衣装が一番のお気に入りなのでコスプレをしました。今回はフルオーダーで衣装を制作していただいたのですが、何度も調節を重ねて、ボディラインがはっきり出るようにしつつ、ハイレグの角度もギリギリのラインまで深くカットしてもらっています。生地は高級感があって、ゲームの中で見かける衣装と同じ質感のものを選びました。

それと今お話ししたとおり、体のラインがはっきり出るデザインなので、かっこよく着こなせるように食事制限を徹底。その上で運動量も増やして、体を鍛えました。着け胸とお尻パッドを装着した上から、ハーネスで一気に引き締めています。ゲーム内で目にするキャミィの体型をリアルに再現しているので、注目していただけるとうれしいです」(『ストリートファイター6』キャミィ[Outfit2]/ひろとひろさん)

『ストリートファイター6』キャミィ/ひろとひろさん
『ストリートファイター6』キャミィ/ひろとひろさん

「C.ヴァイパーのOutfit1のコスプレです。これまでの装いとは異なり、大人の女性の美しさがより素敵に映えるコスチュームだと感じています。もともと髪型が特徴的なヴァイパーですが、今回も難しい髪型で、ウィッグを作るのが大変でした。彼女のような美しくてかっこいい女性に憧れます」(『ストリートファイター6』C.ヴァイパー/SARAHさん)

『ストリートファイター6』C.ヴァイパー/SARAHさん
『ストリートファイター6』C.ヴァイパー/SARAHさん

「キャラの雰囲気を再現したくて、体作りをがんばりました。ライティングなどにより見えにくい部分もありますが、毎日鍛えた腹筋やボディラインには自信があって。A.K.I.の美しい曲線美を表現できるよう、ポージングにもこだわっています。衣装はオーダーメイドですが、A.K.I.のかっこいい姿を想像して華やかな生地を選びました。ベルトなどの細かいパーツは、ゲーム画面を確認しながら自作で用意したもの。

それと特徴的な爪は、造形が得意なodさんという知人から受け継いだ素晴らしい逸品です。会場では、つねにA.K.I.の動きやポージングを意識していたので、現地に参加されていた方やこの記事を読まれているみな様にも、A.K.I.の魅力が伝われば幸いです」(『ストリートファイター6』A.K.I.[Outfit3]/いなさん)

『ストリートファイター6』A.K.I./いなさん
『ストリートファイター6』A.K.I./いなさん

「できるだけイングリッドっぽさを出したくて、ウィッグの髪色選びや前髪のシルエットの再現にこだわりました」(『ストリートファイター6』イングリッド[Outfit2]/るんさん)

『ストリートファイター6』イングリッド/るんさん
『ストリートファイター6』イングリッド/るんさん

QJWebでは今後も、全国各地で実施されるさまざまなコスプレイベントに取材参加し、レポートをお届けしていく。連載形式で順次アップする予定なので、今後の更新もぜひ楽しみにしていただきたい。

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ソムタム田井

(そむたむ・たい)ライター兼カメラマン。コスプレ文化の研究家として、『ORICON NEWS』『まんたんウェブ』『WebNewtype』『ファミ通.com』『Movie Walker』など、多数のWEBサイトや書籍に寄稿。コスプレイベントの企画やキャスティングを担当しつつ、世界コスプレサミット『Co..

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