ローレン・イロアスが考える“すごいやつ”じゃないからこそ、できること「本当に人に助けられているなって」

2026.5.7

TOP画像コラージュ=kerocchi

文=藤谷千明 編集=菅原史稀


2026年4月14日(火)に発売された総合カルチャー誌『Quick Japan』vol.183では、にじさんじ所属のVTuber、甲斐田晴/ローレン・イロアス/3SKMの3組がそれぞれ表紙&巻頭特集を飾る3バージョン同時展開企画「春のQJ×にじさんじ祭り!」を実施。

ローレン・イロアス ver.では、特集テーマである「生活のエンターテイナー」という言葉にも内包されたローレンが体現する唯一無二の“在り方”について40ページにわたり掘り下げている。

QJWebでは本特集の中から、ローレンのソロインタビューの一部を抜粋。リスナーとの関係性や、デビューから5年を目前にした今、彼が抱く“自己像”について明かされた。

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「友達みたいな関係性」になりたい

──インターネットで活動することのよさのひとつとして、リスナーとの距離の近さがあると思うんです。当初はリスナーとどういう関係性を築こうと考えていましたか。

ローレン これは初配信でも言ったことなんですけど、「友達みたいな関係性」……リスナーだから、配信者だからって、そんなにお互い気負わずに、距離感近めに友達みたいな感じで冗談を言い合ったり、「こんなことあったよ」って言えるような関係性になりたいと思っていました。それが一番楽しいのかなって。

──それは今でも続いていますか。

ローレン 続いていると思います。

──2026年2月19日、YouTubeチャンネル登録者数が100万人を突破しました。こう言うのは少し短絡的かもしれませんが、100万人以上の友達がいるということになるのかな、と。

ローレン いや〜、うれしいっすね(笑)。でも、あんまり数とかは関係なくて。たとえば見に来てくれた初見の人に、自分たちがやんややんや言って適当に雑談して楽しんでいるところに「お前も来いよ、一緒に遊ぼうぜ」って声をかけているうちに100万人になっている感覚というか。

──それほどの人数が集まるまでに至ったご自身の魅力について、どう捉えていますか。

ローレン わかんないっすね。あんまり自分の魅力って、わかんないんです。なんなんですかね。「ノリがいい」とか言ってもらえることもあるけど、なんだろう……(深く考え込む)。本当、自分のよさってあんまりないと思っているんですよ。

──そんなことはないのでは。

ローレン そう言ってもらえることもあるんですけど、でも、わかんないです(笑)。とはいえ、本当にまわりの人のおかげだなと常々思っています。たとえばいろいろな人と関わるコラボ配信だとかで、まわりの人が状況をおもしろくしてくれることがたくさんあるし。本当に人に助けられているなって印象ですね。

──謙虚ですね。

ローレン 自分は、わりとちっぽけな人間なんですよ。だって、配信者……いやVTuberの中だけでも、「すごいやつ」ってたくさんいるじゃないですか。俺はたぶんそうじゃないんですよ。でも、だからこそ伝えられることがあるなって思っていて。等身大でありのままだからこそ伝えられることというか、リスナーから見て「めっちゃすごいやつじゃない、自分たちと同じようなやつなのに、なんかがんばっててすげえな」みたいに思ってくれるんじゃないかなって。

──カリスマ的な存在というよりは、等身大の存在でありたいと。

ローレン 「ありたい」んじゃなくて、実際にそうなんですよね。もしカリスマだったら、もしかしたらそっちのルートに行っていたかもしれないですけど。そうじゃないんで、結局こっちかなっていう感じですかね。

──そういった感覚はいつごろから生まれたものなのでしょうか。

ローレン そういう認識は、自分に対してずっとあります。何をやっても「俺マジ天才だな」みたいなことがないんですよ。必然的に「やっぱ俺って普通なんだな」っていうのは物心ついたころから感じてました。

──何に挑戦しても、自分の天井が見えてしまう?

ローレン ああそうそう、そんな感じです。

──その一方で、まわりからは「すごい」と言われることも多々あるでしょう。そういう言葉も冷静に受け止めているのでしょうか。

ローレン それは本当にうれしいですけどね、みんなからそうやって見てもらっているのなら。ゲームのプレイでそう思ってもらえるのはいいことだし、その声に応えられるようにがんばろうって思いますね。

【続きは本誌でチェック】nqrseインタビュー&同期ライバー座談会も!

『Quick Japan』vol.183(ローレン・イロアス ver.)は現在大好評発売中。特集では、これまでの活動やリスナーとの関係性などについて語るソロインタビューのほか、nqrseが語るボーカリストとしての魅力、同期ライバーの証言、本人が描く仕事の日・オフの日の24時間スケジュール、過去衣装セルフ解説などを収録。

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さらに同時発売の甲斐田晴 ver.、3SKM ver.も40ページにわたり充実の内容でお届け!
※「ローレン・イロアス ver.」には甲斐田晴、3SKMの特集は収録されません

「甲斐田晴 ver.」のコンテンツ紹介はこちらから 「3SKM ver.」のコンテンツ紹介はこちらから

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藤谷千明

(ふじたに・ちあき)1981年生まれ。フリーライター。ヴィジュアル系とギャルが好き。現在アラフォーオタク4人でルームシェア生活をしており、その様子を綴ったエッセイ『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』(幻冬舎)を2020年に上梓。