ExWHYZ・mikinaが生活の中で降り立ったなじみの駅で、自分なりの新たな好きや自分自身の知られざる一面を探して散歩する連載「自分開拓さんぽ」。
時間もなく、体調も優れないときは、ホームタウン・渋谷で回復を。自分の体だから、自分なりの方法で健康を取り戻していく。
HPが減ったときは…
HPが減って、赤に差しかかった数日をくぐり抜けている。

お気軽にさんぽする余白を逃してしまったもんで。落ち込んでるとかじゃなくて、なぜか単純に隙間がない……。
一個予定を消化するタイミングを逃すと次がどんどん押し寄せてくるもんで。しかも、あたし……こんなときに限ってお腹壊した……。涙
だから、いつもの渋谷で、いつもなりの過ごし方をする。今回はシンプルに生き延びようとしてみます。

元気って一番便利だな〜、痛感する。
健康のことを意識し始めたのはいつだったっけ。
小さいころは、まぁだいたい元気で。ひとつ、立ちっぱなしだけ苦手で。一回朝礼でダウンした小学4年生のころからずっと。それ以来、頭の中で、その場から逃げるルートを描いたり「ここで座ってもいい」って自分に甘くしたり、気を紛らわせることでやり過ごしてた。
でも、うまくいかない日は目の前が、砂嵐みたいになって全身がひやっとして、力が抜ける。朝の電車に乗ってるときは特に多かったなぁ。今日は大丈夫か? それともハズレか? 20歳を過ぎても運ゲームみたいにそれがあった。
そうやって生きてた毎日からある日急に、原因を知りたいって思えるようになってそれまでも安心するルーティンは試してたけど、“乗りこなそう”と思えた。
いまのわたしは、自分を9割くらい乗りこなせてる。
わかってきた。体はただのシステムぽい。足りない栄養を足して、やりすぎを止めて、呼吸を通して、外からも補って、バランス取っていく。全力でメンテナンスすると、比例して調子がいい。
正直わたしの体はまだ全然ザコで、本当に最弱キャラ。でも、乗りこなせば最強。ほんとにそう思えるのだよ。
冬に調子が悪くなるのはもうデフォだったけど、春になったら急に全部よくなるの、まさかの太陽不足だったとき、単純すぎて、笑っちゃったな。
この前は、ほっぺの上が痛くて、頭もズキズキ。重たい病気想像して、数日ズーンってなってたのに原因は、「免疫低下→歯ぐきの炎症→派生した痛み」。シンプルすぎて拍子抜けだよ。
体の困るとこは、全部つながってるところ。腰が痛ければお尻をほぐせとか、手首が痛ければヒジあたりが……とか。知らんがな、って思うけどそういうもんなんだなぁ。
低気圧で頭が割れそうな日に黒酢ラーメンを汗だくで食べたら帰り道にはもう、治ってたし。血流を感じたよ。

衣食住って、ちゃんと意味を成してくるんだなぁ。
今やってることを全部がんばろうとしたとき、生活がジャマくさくて。なんなら全部やりたくなくなって。「ひとつのことしか集中できないよーん」って、今も思うときある。
でも、衣食住の先の健康な体が一番、成果をちゃんと喜べる状態なんだよなぁ。
いつものご飯で充電
というわけで、焦りに焦って疲弊していた昼下がりにスタバで休むことにした。
久々に店員さんと少しだけ話したけど、あんなに心和らぐものだった? 会話、すげーな。


外のベンチで風に当たった。ビルの間の風の音だけ聞く時間。
お腹空いたら、今の腹状態でも食べられるものってことで限られる中の、いつものここ。

これを晴れた昼間に食べられたとき、異様に幸せで、たぶんセロトニン出てる。
渋谷は毎日祭りみたいに人がいて、みるみる景色は変わって、それだけで疲れる気がするんだけど。わたしは慣れに慣れた渋谷を9割は乗りこなして、当たり前に生活を続けています。
じゃまた! みんなも健康で。


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