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『Quick Japan』では、2025年の1年間、ニューヨークに密着取材を実施。「芸人」としてさまざまな成功のかたちがある今、過去のインタビューで「今後の芸人のためにも、いい芸人像を作っていけたら」と語っていたふたりは、どんな道を歩んでいくのか。取材を通して、ニューヨークと「お笑い芸人としての成功..
2026年2月発売に発売する『Quick Japan』vol.182の表紙&巻頭特集に、お笑いコンビ・ニューヨークの登場が決定。ニューヨークに1年間の密着取材を行う。 40歳を前にしたふたりの歩みを追う 今回の特集では、ニューヨークに2025年の1年間にわたる密着取材を実施。過去のインタビューで「今..
根強い人気を誇るタレントやアーティスト、コンテツをどこよりも濃く深くシリーズ形式でお届け
2011年6月、不慮の事故で亡くなったポエトリーラッパー、不可思議/wonderboy。 自分のふがいなさ、漠然とした不安、社会への違和感。胸に湧き起こる感情を切実な言葉に変え、語りかけるように歌う。 亡くなってからも楽曲はYouTubeや配信サイトから多くの人に届き、新たなリスナーを生み、日々の営みに光を灯し続けている。 「学生時代の僕は、正直絶望していた」と振り返る北村匠海の中にも、10年前から彼の楽曲が鳴り響き、孤独と戦う原動力となっている。 今や主演を務めた話題作は多数。アーティストとしても活動。若き表現者として随一の活躍を見せている北村匠海が、初めての短編監督作として選んだ題材は、不可思議/wonderboyの楽曲『世界征服やめた』(出演:萩原利久/藤堂日向)だった。 「十年後のお前は今のお前を余裕で笑い飛ばしてくれる」 そう信じて、社会や自己に迷うすべての人へ、不可思議/wonderboyの言葉と思いを届けたい。
魔法少女のアニメが好きだった。あの子たちみたいになりたくて、たくさんおしゃれして、たくさん笑って、「かわいい」って最強だ、と思えた。 でも、大人になるにつれて、少しずつ意味合いが変わってきた。 集団の中で孤立しないために。媚びながらうまく立ち回るために。誰かに選ばれる自分になるために。 いつからだろう、この言葉が呪縛になったのは。 そんな深い闇を照らすように、今、主流のK-POPとは一線を画す独自のスタイルで「NEW KAWAII」という言葉を世に広めながら、アイドルシーンに革命を起こしているFRUITS ZIPPER。 キラキラした衣装を身にまとい、自分や他者を「かわいい」と肯定する歌詞を届ける彼女たちに聞いてみたくなった。 私たちの「かわいい」って、なんだっけ? ■【QJストア限定版】『Quick Japan』vol.176 ■【通常版】『Quick Japan』vol.176
“Live In Harmony” 「人と動物が調和して生きる社会」を目指す 【購入ページ】『Quick Japan Presents HARBOR MAGAZINE』 保護動物専門メディア『HARBOR MAGAZINE』は、専門家監修のもと精査した正しい情報を、動物とふれ合う経験の少ない読者にも親しみやすく・わかりやすく・具体的に届けるカルチャーメディアとして、2024年1月にスタートしました。 約30年ポップカルチャーの最前線と並走してきた『Quick Japan』が、“Live In Harmony”=「人と動物が調和して生きる社会」のテーマに共鳴するアーティストと協働し、動物愛護について一人ひとりが考えていくことの重要性を発信します。 媒体名に冠される“HARBOR”は、「(各地から船が往来する)港」や「快適で安心できる場所」を意味する単語。 アーティストや専門家がジャンルを超えてここに集い、「人と動物の調和」についての思いや情報を誌面を通じて表すことで、動物たちにとっての安息の地を築いていきたいという願いが込められています。 販売は、輸送に関わる環境負荷や無駄な紙資源を削減し、賛同してくれる方に直接届けるため、「QJストア」などでの限定となっています。 No.1の表紙と特集には、愛猫家として知られるTHE RAMPAGEのメンバー、陣・与那嶺瑠唯・藤原樹が登場。 No.2表紙と特集には、BE:FIRSTのRYOKIが自身の愛犬たちと登場。
美しく力強いパフォーマンス、不思議な説得力を宿した言葉──乃木坂46時代、軽やかにアイドルのイメージを塗り替えた彼女は、次のステージで表現者としての未来をどう切り拓いていくのか。大ボリュームの撮り下ろしグラビアや本人へのロングインタビュー、関係者・スタッフによる証言などを通じて、その美学と信念に迫る。 特集の第一部「『齋藤飛鳥』を形作るもの──映画、文学、音楽」では、本人が大きく影響を受けた12作品(『PERFECT DAYS』、『月曜日のユカ』、大江健三郎、清水潔、村上龍、カズオ・イシグロなど)について詳細に語る。 ロングインタビュー「齋藤飛鳥は世界をどう見ているのか」では、グループ卒業前後から現在の仕事に至るまでの心境の変化を訊ねる。 さらに齋藤飛鳥と仕事をともにした10人のクリエイターによる証言集「齋藤飛鳥クロニクル──孤高の少女から気鋭の表現者へ」では、金森孝宏、本信光理、英勉、小林啓一らが齋藤飛鳥の魅力について分析。 スペシャル日誌企画「ある1カ月の飛鳥さん」では、最近の本人による個人的なメモも掲載。あらゆる角度から「齋藤飛鳥」という稀有な才能を徹底的に掘り下げる特集となっている。 ■【QJストア限定版】『Quick Japan』vol.175 ■【通常版】『Quick Japan』vol.175
エンタテインメントも飽和したかと思われたこの時代に、ファンを巻き込んで地道に文化を育んできたVTuberの世界。今、その最先端を走っているにじさんじ所属の4人組ユニット・ROF-MAOを70ページにわたって徹底特集。無人島をはじめ体当たりの企画に挑戦し、身ひとつで日本中を駆け回る……。結成から丸3年、バーチャルとリアルの壁を軽々と越えてきた彼らが次に目指す場所とは? 表紙には結成3周年を記念したオリジナル撮り下ろしビジュアルを使用。 巻頭企画では、プロデューサーの佐久間宣行を招いて「VTuberが国民的タレントになるには」というテーマで座談会を実施。「高校生の娘がVTuberの大ファン」だという佐久間がテレビバラエティで培った知見と、ROF-MAOがゼロから作り上げてきたクリエイティブが融合しスパークする瞬間をお見逃しなく。 ■【QJストア限定版】『Quick Japan』vol.174(ミニカード付き) ■【Amazon限定版】『Quick Japan』vol.174(しおり付き)
クイズカルチャーが、これまでにない熱狂を見せている。 そのブームを牽引しているのがQuizKnockであることに、異論はないだろう。 競技クイズにおいて、時に超人的な早押しを見せるプレーヤーたちは、かつて常人には理解しがたい「天才」だと一線を引かれ、知識を競い合うだけの頭でっかちな存在だと批判的な目を向けられることさえあった。 しかしQuizKnockは、専門的な知から生活の延長線上の知、くだらなく役に立たない知までをも闇鍋のようにコンテンツに取り込み、クイズという遊戯をただ純粋に楽しみ尽くす自分たちの姿をもって、古い価値観を鮮やかに転換してしまった。 「人生を変える」ブランドを目指している── と伊沢はまっすぐに語る。 立ち上げから8年。 クイズの、そしてエンタメの最前線に立って歩み続ける、彼らの“現在地”をここに記録する。 ■【QJストア限定版】『QuizKnock「僕たちの現在地」』(ソロフォトカード or 集合フォトカード付き) ■【Amazon限定版】『QuizKnock「僕たちの現在地」』(しおり付き)
「あのときの選択は正しかったのだろうか」 誰だって困難に襲われると、そんなことを考えてしまうだろう。 あのとき、別の道を選んでいたら、あの人の言うことを聞いていれば……。 でも、いつだって彼らは自分で進む先を決めてきた。そして、自らの力で困難を乗り越え、成長してきたのだ。 だからこそ、彼らはこれからも自らの手で航海を続け、これまでの歩みが正しかったと証明していく──。 * * * * * * 2024年3月には、グループのリーダーである安井謙太郎がCEOを務める「株式会社L&L’s」を母体として、経営・運営も自らが主体となって進めていくことを発表した7ORDER。彼らの“冒険”はこれからどんな旅路を描くのか。その先で何を“証明”したいのか。 数々の選択肢の先で“自分たちらしいかたち”を模索し、新しいスタートを切った6人に密着。その真意を紐解く、およそ90ページ以上にわたる永久保存版の総力特集。 ■【QJストア限定版】『Quick Japan』vol.173(ソロ表紙風大判ポストカード付き) ■【Amazon限定版】『Quick Japan』vol.173(しおり付き)
2020年3月に「グローバルボーイズグループ」としてデビューしたJO1。 コロナ禍の影響を真正面から受けながらも、「Go to the TOP」を合言葉に活動を続け、 アジアツアーを実現、2年連続「NHK紅白歌合戦』に出場し、ドーム公演も成功。 世界に手をかけつつある今、彼らにとって「頂点」はどう見えているのか。 苦労を重ねてきたこそ磨かれた11の異なる個性は、これからどんな熱狂を作ろうとしているのか。 合計3万字以上となるソロインタビューを実施し、「Go to the TOP」の現在地に迫ります。 ■通常版『Quick Japan』vol.172 ■QJストア限定版『Quick Japan』vol.172 特別表紙ver.
エンターテインメントの世界では常に新たなスターが往来を駆け抜け、時代の顔となってきた。 新しい学校のリーダーズ。 2023年に大ブレイクを果たしたセーラー服の4人組は、今まさに道を駆け上がる途中にいる。 地道に根を張り水をやってきた9年間と、高く大きな波に揉まれた1年間。 彼女たちは激動の日々の中で、肉体的にも精神的にも大きな変化を強いられてきた。 誰の人生にも変化はある。 そのタイミングはある日突然訪れる。 そのとき、僕らはそれをどう受け止めればいいのだろう? この特集の目的は、「新しい学校のリーダーズ」という4人組の一人ひとりの変化の過程を記録することで、人生の次の一歩を読者のあなたと一緒に考えることだ。 時代を変えるのは簡単ではない。 それでも個人の人生の小さな変化の積み重ねによって、すべてがひっくり返る日は必ず来る。 新しい学校のリーダーズはきっと、僕らよりもひと足先にその景色を見つめている。 ■通常版|クイック・ジャパン vol.171 ■QJストア限|定版大判ポストカード2枚付
結成26年目のサンドウィッチマンに、脂が乗っている。 洗練された芸、絶大な人気、芸人仲間からの信頼、その分厚いフォルム。 すべてが噛み合った今のふたりは最高だ。 彼らを慕う人たちは「サンドは裏表がない」と口を揃える。 常に変わらず、自然体で、人がいい。彼らはずっと“表”だと。 しかし取材を重ねるなかで、 芸能界の最前線にいながら今なお復興支援にも力を注ぐ彼らの茫洋な“表”を知った。 その広大なスケールを捉えるのは容易ではなかった。 それにしても、なぜ今サンドウィッチマンなのか? “お笑い”に毒された私たちは、現在進行形の地殻変動に動揺している。 これまでの価値観は通用しなくなった。 だからこそ、その独特なスタイルで確固たる地位を築いた男たちに希望を見出してしまう。 なぜ彼らはメインストリームに躍り出ることができたのか。 この問いの先に、これからのお笑いの可能性が見えるはずだ。 ■通常版|クイック・ジャパン vol.170 ■QJストア限定<【震災復興支援プラン】QJオリジナルステッカー付> ■楽天ブックス<サンドウィッチマン×久保史緒里 限定カバー>
2012年、LDHグループの期待を背負って華々しくデビューし、直後に単独ホール&ワールドツアーも経験。 2019年には初の『紅白歌合戦』出場も果たし、7人は瞬く間にスターダムを駆け上がった。 しかし、その歩みはコロナ禍によって足止めを食らう。大きな挫折を味わい、メンバー間での衝突も生まれた。しかし、傷だらけになった7人は今、「伝説のグループになる」という夢を抱いて全国各地のステージに立っている。どれだけの傷を負っていても、その姿は間違いなく、煌々と輝きを放つ一等星だ。 10年という月日が与えた逆境と試練は計り知れない。 それでも、彼らがまっすぐに未来を信じる理由とは。 『クイック・ジャパン』vol.169の表紙&第1特集は、デビュー10周年を迎えアニバーサリーイヤーとして2023年を駆け抜けた、GENERATIONS from EXILE TRIBE。 10年という月日が彼らに与えた逆境と試練を振り返り、それでも「未来を信じられる」理由を紐解く。 合計約3万字のソロインタビュー、EXILE HIROが語るGENERATIONSの10年史など、80ページ以上にわたる永久保存版の総力特集。 『QJストア』では、7人のソロ表紙風デザインの大判ポストカードが1枚セットとなる限定特別版を販売中。 Amazon|『クイック・ジャパン』vol.169 購入ページ QJストア|『クイック・ジャパン』vol.169 特別版 購入ページ
ストイックに鍛錬を積んでいるはずなのに、今はもう、汗と涙の跡は見られない。 過酷な競争を勝ち抜き、傷だらけでデビューを勝ち取った11人。 それから 2年。彼らは自身の長所や短所と向き合い、ともに歩む仲間の多様なキャラクターを受け入れ、手を取り合いながら進む。それぞれが課題と目標を持ち、異なる方向を見ているようでも、ひとりも取り残さない。 その姿こそが時代とも共鳴する魅力であり、多くの熱狂を生んでいるのではないか。 11人の個性=独自性と、互いを認め合う寛容な関係性から、 INIの魅力を紐解く。 『クイック・ジャパン』vol.168の表紙&第1特集は、グローバルボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)。10月11日にリリースした5枚目のシングル『TAG ME』は初週30.6万枚を売り上げ、デビュー(1st)シングルから5作連続初週売上30万枚超えを達成した男性アーティストとして、史上5組目の快挙を遂げた。 ここでは、誌面に掲載した4万字以上のソロ&ロングインタビューの中から、一部を抜粋して先行公開する。 Amazon|『クイック・ジャパン』vol.168 購入ページ 楽天ブックス|『クイック・ジャパン』vol.168 購入ページ
「青春を思い出させてくれる場所」「遊びも混ぜてくれるような先生の授業みたい」。 毎週月曜~金曜の朝に放送されているバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS)を、出演者たちはそう語る──。 『ラヴィット!』は、「日本でいちばん明るい朝番組」というコンセプトどおり、朝8時という時間には珍しく、ニュース、ワイドショーは一切なしに、お笑い芸人やタレント、アイドルたちがたわいもないテーマでトークをしたり、ゲームに本気で挑んだりと、朝から全国に笑いを届けている。 番組を担任の先生のような立場で指揮するのは、お笑いコンビ・麒麟の川島明と田村真子TBSアナウンサー。出演者の支えでありながら、時には一緒になってふざけるふたりがいるからこそ、出演者も学生に戻った気分で、のびのびと番組を楽しむことができているのだろう。 そんな番組が作り出す、かけがえのない時間を記録した『Quick Japan Special「ラヴィット!」』が8月29日に発売される。出演者へのインタビューはもちろん、番組を支えるスタッフへのインタビューやラヴィット!辞典などを収録。番組がこれまで以上に楽しめる情報が満載の一冊となっている。 さらにQJWebでは、8月27日に東京・代々木第一体育館で開催される番組初の有観客音楽イベント『LOVE IT! ROCK 2023』を特集。 まるで部活動のように、本気で歌唱や演奏に取り組んできた“ラヴィット!アーティスト”たち。けっして、おふざけでは終わらせなかった彼らのパフォーマンスに込められた思いとは。 <購入はこちらから> ▶️『Quick Japan Special「ラヴィット!」』特製ステッカー付き限定版 ▶️『Quick Japan Special「ラヴィット!」』通常版
なぜ野球は、お笑い芸人たちを惹きつけてやまないのか。 アメリカから日本に初めて“野球”が伝えられたのは、今から100年以上前のこと。1903年には日本で最初の「早慶戦」が行われ、1915年には第一回の甲子園大会が開催された。当時の学生野球は爆発的な人気を誇り、その熱狂に乗じて1936年にはプロ野球リーグも発足。そして、戦後の高度経済成長期で一般家庭にTVが普及すると同時に“巨人、大鵬、卵焼き”と呼ばれるほどの国民的スポーツとなった。 細かいルールはわからなくても、誰もが一度は観たことがある――。 そんな野球という巨大な大衆文化に、お笑い芸人たちはさまざまな角度から切り込み、漫才やコントの題材にしてきた。プロ野球の試合や、ヒーローインタビュー、応援席のヤジ、高校球児の青春、監督やマネージャーとのやりとりetc……。挙げればキリがないほど、お笑いにおける“野球”は鉄板ネタとなっている。 コント・漫才問わず、どうしてここまでたくさんの“野球ネタ”が生まれているのか。本特集では、お笑いの文脈から“野球”という文化を紐解いていきたい。 ■25日(火)正午公開 「なぜ、野球がコントになるのか」ゾフィー・上田航平、ザ・マミィ林田洋平、吉住による“野球コント”徹底討論
ナインティナインが結成されたのは1990年。 大学受験に失敗した矢部浩之が、高校の先輩だった岡村隆史を誘い、芸人を目指すべくNSCへの応募を決意する。岡村の入学願書にはこう書かれていた。 「必ずトップに立ち、ダウンタウンのようになってみせます」。 しかしその願書は矢部が提出し忘れ、ふたりはよしもとのスタッフに直談判。NSCの9期生として入学を許可されるが、すぐに授業料を滞納し、養成所をクビになる。 お笑いを諦めようかと思っていた岡村に、矢部がこう言った。 「今辞めたら、負け犬ちゃいます?」。 それから30年。岡村は50歳、矢部は49歳になる。ふたり合わせて、99。 『吉本印天然素材』『オールナイトニッポン』『ぐるナイ』『ジャングルTV』『ASAYAN』『ナイナイナ』『27時間テレビ』…… 数々の番組で活躍しながら、『めちゃイケ』で「土曜8時のヒーロー」として誰もが知る人気者になり、療養も、復帰も、結婚も、失敗も経験した。ナインティナインの人生は、まるごとドキュメントだ。 今年7月、カジサックのYouTubeチャンネルに出演した矢部は、これまでの歩みを振り返り、最後にこう宣言した。 「今から第2章」。 数々の節目と困難を乗り越え、芸歴30年を迎えた「今」から新たなステージを目指す彼らは、どんな笑いを届けてくれるのか? どんなワクワクを見せてくれるのか? 矢部・岡村へのインタビュー、彼らを熟知する関係者への取材を通し、激闘の30年間と、これから始まる「ナインティナインの第2章」を考える。
飄々としていて、掴みどころがない。際立っておもしろい見た目ではないし、わかりやすいギャグもない。 四千頭身の特異な魅力を言葉にするのは難しい。 だからこそ、ひとりひとりにインタビューを行い、生の言葉を通じて、内に秘めた思いを探りたかった。 3人は高校を卒業した直後、養成所の同期として出会った。 おしゃべり好きのひねくれ者だった都築拓紀。 M-1に夢を抱いたサッカー部補欠の石橋遼大。 「SCANDALに会いたい」という理由で事務所のオーディションに応募した後藤拓実。 偶然のなりゆきで結成したトリオは、1年目から事務所ライブで周囲の芸人を圧倒し、あっという間にバラエティの階段を駆け上がっていく。 『四千頭身のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)が始まったのはコンビ結成からわずか2年の2018年。 3人はまだ22歳、お笑い芸人としてはオールナイトニッポン史上最年少のパーソナリティだった。 並み居る先輩芸人たちから飛んでくるボールを必死に打ち返し、時には親子ほど歳の離れた大御所と火花を散らしながら、彼らは今も戦っている。 苦労を味わっていない、野心が足りない、“お笑い芸人”らしくない……。 そんなステレオタイプな批判を跳ね返すように、三者三様の戦い方で居場所を築いていった。 「スベってもいい」と開き直ること。 コンプレックスを武器に変えること。 自然体の自分たちが求められている場所を探すこと。 静かな情熱と飾らないスタイルで、彼らはお笑い芸人のニュー・スタンダードを築いていく。 (文=山本大樹/写真=青山裕企/編集=田島太陽)
次の10年に求められているのは、どんな「お笑い」なのか。 史上最高得点を叩き出したミルクボーイと、ツッコまないツッコミで「やさしい笑い」と評されたぺこぱ。「若手」ではない2組が話題をさらった『M-1グランプリ 2019』は、時代と共に人の心にフィットする笑いも変わること、それを生むのは世代や年齢だけではないことが明らかになった、画期的な大会だった。 『M-1』でのできごとを振り返りながら、新時代の「お笑い」を考える。
新型コロナウイルスの感染拡大により、毎日予想がつかない速度で状況が変わっている。 私たちにはカルチャーが必要だ。生きるために必要だ。 『QJWeb』は、カルチャーのためにできることをやっていきたい。取材をし、必要な情報を伝えていきたい。 この特集はすぐに終わるかもしれないし、長くつづくかもしれない。 私たちはもう「アフターコロナ」の世界を生きている。 それでも日々の生活を楽しみ、カルチャーを楽しみつづけたい。 一刻も早くその後の世界を生きるために。
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