テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。
『ダウンタウンvsZ世代』(8月12日放送)
第3弾にもなったからそろそろウソも入れていこうという松本、『水曜日』を踏まえて「そのために伊集院がいる(笑)」。そのまま伊集院が起用されていてよかった。伊集院が解説的なコメントをするたびになんだか可笑しい。
今回は番組終盤、川島が進行となり、1992年のダウンタウンがMCを務めた『24時間テレビ』を振り返る。「当時はチャリティーという言葉の真逆にダウンタウンがいた」と川島。スタジオゲストには当時15歳で一緒にMCを務めた観月ありさも。
ふたりは本番3時間前に会場入り。「このガキ、道間違ってやがる!」と怒鳴りながら高級車から降りてくる浜田と、サングラスをかけたままスポーツカーから降り、黄色いTシャツに悪態をつく松本。とにかくギラギラしてる。何度となく名場面集などで観た過激な深夜企画。そのコーナー終了の10分後にはノコギリや花火を使ったことに苦情の電話があったことを徳光が伝える。「低温なんですけどあきません」とシュンとした表情を見せる浜田に徳光は「スタッフが用意したわけですからね(笑)、スタッフが悪いんですよ」とフォローするのがいい。当時を振り返り松本「『24時間テレビ』を変えたいって言われたのを、我々は履き違えていた(笑)」。
エンディングで目を潤ませる浜田。その翌日収録の『ガキの使い』で松本が「君は感動屋さんやねえ」とイジったのはとても印象に残ってる。確かその後「お前もやないか!」みたいに松本も泣いていたみたいな攻防があった記憶。途中、あからさまに眠たい態度を取っていた自分たちに松本「あのころのダウンタウン、嫌いですわー(笑)」。
『EXテレビ』の上岡龍太郎による“伝説”の「テレビ論」の映像が流れたのもよかった。松本「これはスゴかった。すべて的を射てる」。
『ダウンタウンDX』(8月10日放送)
幼馴染・同級生コンビ芸人SP。友達だったころとコンビになったあとで呼び名が変わったかどうか、というトークの流れでCOWCOW多田が「浜田さんが松本さんを裏で呼ぶところを見たことがある」と『伝説の一日』のエピソードを話す。
その出番前。「松本さんはパイプ椅子に座っていて、浜田さんは舞台のセットでこうやって(片手を壁について)寄りかかっていた(笑)」。
出囃子のEPOの「DOWN TOWN」が流れ始め、観客が拍手をしてもまだふたりとも動かない。Bメロになっても松本は腕を組んだまま。「(サビ部分の)『DOWN TOWNへくり出そう〜♪』になった瞬間、こうしてた浜田さんが座ってる松本さんに対して『はい行くで!』って言って」舞台へ出て行ったと。覚えてないという松本「(浜田は)ダウンタウンで飛び出したかったんや(笑)」。
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