写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJWebカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
青い地球のために

第64回。
青の東京。
なぜ青くなったのかはまったく憶えてない。
現像を頼んで戻ってきたフィルムにこれが焼きつけられていたのだから、やはりアナログは魅力的である。
時が止まった日のような景色。
東京都民全員が同じ気持ちになっているかのような景色。
そんな気持ち。
この日はサステナブルを取り入れたブランドの展示会におじゃまをして、地球においての持続・再生可能な取り組みを学んでいた。
そんな帰りのエレベーターホールから見えた景色なのだから、やたらに地球を感じ、シャッターを切ったのだろう。
サステナブルな取り組みが果たして自分の死後の地球にどれほどいい影響を与えられるかはわからない。
だが己で考え、行動し、エネルギッシュに歩む者はベッドで寝転びながら画面に向かって空論を並べるような者よりも遥かに豊かで後世につながると思った。
なぜなら30分前までは自分は恥ずかしながらその後者であったから。笑
ビフォーアフターの高低差に耳がやられそうな日であった。
来世も地球が青かったらいいな。

中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ、長野凌大(原因は自分にある。)、東啓介、森田美勇人、南條愛乃が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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