ダイアン、『27時間テレビ』を前に『ぽかぽか』でイジられまくり。千鳥ノブ「まだ誰もちゃんとしたユースケの顔を見てない」

ダイアン

トップ写真=ダイアンインタビューより

文=てれびのスキマ 編集=森田真規


テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。

『ぽかぽか』(7月20日放送)

「ぽいぽいトーク」のゲストは『27時間テレビ』を控えたダイアン。同じく総合司会を務める千鳥・かまいたちは来ないのかと聞かれて、「俺らばっかり出てる」とグチる津田。その2組はVTRで出演。ダイアンの「っぽい」を出していく。

やはり、「コメントの方向性間違えてるっぽい」(山内)、「全人類にナメられてるっぽい」(ノブ)、「もっとおもしろくなりたいと思ってるっぽい」(神田)と津田はイジられまくり。その矛先はユースケにも。というより、「水虫っぽい」(神田)、「後輩は誰も言えないがケチっぽい」(岩井)など、ユースケのほうが鋭い角度でイジられる。

濱家は「実はユースケさんのほうがアホっぽい」と語り、ずっと「アニサキス」を「アニキサス」と言っていたと証言したり「なんにも考えずに太ってる」と言い放つ。ノブは「深海魚みたいな顔してると思ったら、次の日は草原のバイソンみたい」と毎日のようにユースケの顔の印象が違うと語る。「まだ誰もちゃんとしたユースケの顔を見てない」のだとか。

最後に岩井が、「まだ東京にしっくりきていないというより、東京がまだダイアンさんを認めていないっぽい」とダイアンをまとめてイジる。「なんでそんなこと言うねん! お前の気持ちやろ!」と津田は吠えつつも、ふたりとも「◯」の札を上げるダイアン。

「たぶん自分が1番ランキング」で「イジられ愛されキャラの芸人といえば?」を出し、3位という中途半端な結果になるのも含めて、ダイアンの可笑しみが出まくっていておもしろかった。

『ヤギと大悟』(7月21日放送)

ゲストが若者に人気のある人だとスタッフに言われて、「若い子に観てほしいんか。わしは、月曜から金曜までで疲れたわしぐらいの疲れたおっちゃんに観てほしい」と大悟。

そのゲストはINIの髙塚大夢。食事中、女性ファンに向けて「あーん」をやってくださいとスタッフに促されて、その注文に答える髙塚。大悟「番組の趣旨変わってくるで(笑)」。

大悟もやることになり「初めて『あーん』スベりした」と嘆き、「うちのおかあだけ口開けてたと思う」と笑う。その母親は、ほかの番組は嫌なことを言うからあまり観ないが『ヤギと大悟』は好きだという。そして、『ヤギと大悟』ではタバコを吸うなと注意されたそう。大悟「えらいもんで親の言うことだけは聞くんや」。そういえば、今回の旅(先週から)ではタバコを吸うシーンがない。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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