「夢叶えた男」千鳥・大悟とヤギの数奇な縁(ヤギと大悟)

「2022年上半期、流行ったお笑い芸人は?」第1位:千鳥(写真=『クイック・ジャパン』vol.136)

TOP画像=クイック・ジャパンvol.136表紙より

文=てれびのスキマ 編集=菅原史稀


テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。

『ヤギと大悟』(5月12日放送)

ゲストは前週に引きつづき飯豊まりえ。途中に出会った少年と家の軒先に座って会話。

クラスメイトの話になり「わし、6人やったから。女の子2人しかおらんかった」と大悟が述懐。将来はサッカー選手になって家族を養いたいという少年に「わしも小学校6年の文集に『吉本興業』って書いてたわ。夢叶えた男です」と笑う。

この日放送されていた『酒のツマミになる話』でも小学生のころの思い出話をしていて「小5くらいの夏休み、毎日無人島に朝、連れていかれて、置いていかれて、夕方親父が迎えに来るまで一日中無人島で1カ月間。夕方迎えに来るまで晩飯取っとけって。なぜかその無人島にヤギが1匹おって。そのヤギとわしで1カ月過ごした。最初は警戒してて全然近寄ってこないけど、わし、岩場で昼寝してたから、徐々に近づくようになってきて、1カ月後にはわしの横で寝てた」「これを誰も知らないのに『ヤギと大悟』が始まった」と数奇な縁を語っていた。やっぱり名番組というのは作られるべくして作られる神の采配のようなものがあるんだなと思う。

そして今回も豆柴にビビって固まるポポ、ペットと一緒に泊まれる旅館で階段をジャンプしながら登るポポ、部屋に入りまったりくつろいでいるポポ……と終始かわいらしくて癒やされた。

『テレビ千鳥』(5月11日放送)

3回目となる「芸能人入り待ちクイズ」。ひとり目のターゲットは中岡。「髪をしばってるorしばってない」を当てる。千鳥はどちらもしばってないを予想し、短パンも追加で予想。この追加部分がいつもおもしろい。しかし結果は、短パンでもなく、髪もちょいしばり。「9割9分しばってる」そう。

ふたり目の亮は「柔らかい素材の帽子をかぶっている」と予想。追加で老眼鏡をかけているだとか、髪の毛が「根黒」かどうかなどと言い合う。そのどうでもよさ加減と語彙が最高。吉村には「白シャツ・黒細パンツ・革靴の3連単」で来ると予想。くるぶしが出てる、黒縁メガネに金色の金属などと、どんどん追加予想が出てくるのがくだらない。

最後はフジテレビ前まで行き、以前同企画に参加したフジモンが再び「ディズニーファッションしている?」かを予想。最近は「彼女を作ろうとしている」「モテようとしている」などと言い合うも、やってきたフジモンの服が予想を超えるもので笑ってしまった。まったく意味のないクイズだけど、毎回ムダに白熱しておもしろい。あとターゲットがそのまま解答者に追加されていってどんどん解答者が増えていくのも何気に可笑しい。

この記事の画像(全2枚)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

てれびのスキマ

Written by

てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

関連記事

てれびのスキマ

『ヤギと大悟』「振り回されるのが居心地いい」最高の癒やし旅、再び(てれびのスキマ)

「千鳥・大悟の能力が欲しい」と絶賛した四千頭身・後藤ら人気芸人たち(てれびのスキマ)

“M-1敗者”として寄り添う千鳥の優しさ「スベって帰る新幹線でB席はキツイやろぉ?」(てれびのスキマ)

エバース

「ウケるからやるは『M-1』では失敗する」。3位だったエバースは2026年、自分の感覚を信じる【よしもと漫才劇場10周年企画】

豪快キャプテン×ダイタク

ダイタク×豪快キャプテン、認め合うお互いの漫才の魅力「簡単そうに笑いを取る」【よしもと漫才劇場10周年企画】

三遊間×ゼロカラン

三遊間×ゼロカラン、人気投票との向き合い方の正解は?「やっぱり有名にならなあかんな」【よしもと漫才劇場10周年企画】

Furui Rihoが『Letters』で綴った“最後の希望”「どんなにつらい日々であっても、愛は忘れたくない」

Furui Rihoが『Letters』で綴った“最後の希望”「どんなにつらい日々であっても、愛は忘れたくない」

EXILE NAOTOが語る、「勝負する身体」がステージと水面で魅せる“攻めの0.1秒”。大きな影響を与えるオーディエンスのパワーとは【『SG第40回グランプリ』特別企画】

4年目の今、重荷だった「王子様」を堂々と名乗れる。Last Princeが語る、プリンスを背負う勇気と楽しさ

甲斐田晴/ローレン・イロアス/3SKMの撮り下ろし表紙を公開! VTuberのトップランナーたちを徹底解剖【春のQJ×にじさんじ祭り!】

ニューヨーク『Quick Japan』vol.181

ニューヨーク、60ページ総力特集「普通は勝てない?」を考える。バックカバーにはSHUNTO×MANATO×RYUHEI(BE:FIRST)が登場【Quick Japan vol.182コンテンツ紹介】