写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
ピアノロックを基調としたサウンドと哲学的な歌詞で躍進をつづける7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。」(げんじぶ)。その中でも、カメラが趣味だという長野凌大が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
夢見たステージ
いかがお過ごしでしょうか?
長野凌大です。
人前に立つ仕事に興味を持った小学6年生。
そこから今日までの間に
たくさんの経験をしていくなかで、
いつしか、本気でこの仕事に夢を見て、
走りつづけています。
そのなかで、僕は先日
パシフィコ横浜国立大ホールで
グループのメンバーと共にライブをしました。
メンバーと夢見たステージに
初めてメンバーと共に立ちました。
夢が目標になり、目標が現実になる。
ここまでたくさんの壁を乗り越えたり、
たくさん悩んだりするたびに、
「夢は叶う」とか「努力は必ず報われる」
という言葉たちに救われた反面、
たくさんこの言葉に苦しめられてきました。
でも、あの日あの時、苦しんだからこそ
今の自分がこのステージに
立てた気がするんです。
夢が目標になり、目標が現実になる。
僕はもっと見たい景色がたくさんあるし
経験したいことがたくさんあるんです。
でも、それを目指すことによって
たくさん苦しいことが
待ってるかもしれない。
くじけそうになるかもしれない。
でも、その姿や、その道のりを、
誰かが、夢だと言う。青春だと言う。
その人にとっての活力になる。
だから僕は、僕たちは、
これからもステージに立ちつづけたい。走りつづけたい。
僕たちにとっての夢は、あなただから。
自分たちなりに。
がむしゃらでも、泥臭くても。
喰らいついていきます。
とにかく、この日、僕の目から見た景色は
何よりもきれいで、夢にあふれていました。
加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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