写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
金曜日はザ・マミィ林田洋平が担当する。『キングオブコント2021』では、準優勝に輝いたザ・マミィの頭脳、林田。そんな彼は、自身のインスタグラムで発信するエモーショナルな写真も話題となっている。林田が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
冬といえば
寒い。完全に冬がやってきた。
冬といえば、イルミ。
僕はイルミが大好きだ。基本的に略語が苦手な僕だけど、イルミはイルミって言ったほうがイルミっぽいのでイルミと略して呼んでいる。
どれくらいイルミが好きかというと、最悪、男友達を誘ってでも見に行けるくらい好きだ。
昔、しんぷる内藤という名前で、カラスと空を飛ぶ歌ネタなどをしていた地味なピン芸人と丸の内のイルミを見に行ったことがある。
飛び跳ねて楽しんだ。
キラキラが多ければ多いほど足取りが軽くなる。
女性を落としたいがために、大して好きでもないイルミを好きなフリをして見に来ている男たちの笑顔と、僕の笑顔の充実度の差よ。
僕の笑顔はイルミよりも輝いていた。
イルミを見に行った先でやって楽しい遊びは、イルミに囲まれているのにイルミが写り込まないように写真を撮ることだ。
せっかくきらびやかな世界に来たのに、いつもと変わらない地味な写真を撮る。
コツは少し斜め上から対象の人物と地面を多めに撮ることだ。
あまりにも贅沢なイルミ抜き写真、皆さんも是非。
ちなみに、僕が撮ったイルミ抜き写真はすべてしんぷる内藤を対象にしているのだが、彼は数年前に芸人を引退して一般人化してしまったので、ここに写真を載せることは控えておく。
代わりに、僕が大好きな渋谷Bunkamura前の交差点から見える渋谷スクランブルスクエアの写真を載せておく。ここは年中イルミで最高だ。
加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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