写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
月曜日は、加賀翔(かが屋)が担当。コント師として知られる一方で、芸人仲間などを撮影した写真の腕前にも定評があり、インスタグラムのフォロワーは10万人以上を誇る。そんな彼が、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
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家族内の暗号
第59回。里芋農家さんにおじゃましたときに見つけたポール。
一瞬怖いものを見つけてしまったのかと思ったが、よく見たら「ココカラヨ」「ココカラサ」と書かれてあり、どういうことだろうと心を惹かれた。
文字だけを見たら怖いけど、ここが畑なのできっと畑に刺して何かの始まりを区別するためのポールなのだろう。「ココカラ(種を撒いているの)サ」「ココカラ(新しい品種に挑戦しているの)ヨ」。というような意味だろうか。なんのポールなのかはわからないが語尾がいろいろと工夫されていることがとてもかわいらしかった。
ご家族で里芋を育てているとのことで、家族に向けての遊び心でどなたかが始めたのだろう。人に見せる予定のない遊び心みたいなものを見れるととてもうれしい。
右側に「ココカラネ」があったがこれは「ココカラ(種を撒いているの)ネ」というようなことだろうか。遊び100の返事ポール。
加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
かが屋・加賀翔×「QJWebカメラ部」オフィシャルグッズ販売中
オフィシャルショップはこちらから。
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