“最高の顔芸”と“抜群のセンス”で『座王』に挑んだぱーてぃーちゃん・きょんちぃに、ジュニア「素晴らしかった!」(てれびのスキマ)

てれびのスキマ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。


『座王』

全国ネットゴールデン2時間SP。今回は総勢28名がふたつのグループに分かれ、各組の代表2×2人が決勝を戦うというもの。審査委員長はさまぁ~ず大竹。全国ネットでメンバーが豪華になっても常連組が上位を独占し、しっかり勝つのがこれまで3回行われた全国ネット版の特徴。「座王の鬼」こと笑い飯・西田が3連覇中だ。

その西田が参加したAグループでは、霜降り明星やアルピー平子、ハリセンボン箕輪、すゑひろがりずらもいる中、やはり強かったのは常連組の西田とロングコートダディ堂前。このふたりが決勝進出。

一方、Bグループの本命といえるのが「ベジータ」ことR藤本、モンスターエンジン西森といった常連組。対してザコシショウ、モグライダー芝、チャンス大城、ザ・マミィ林田などが控える。先日も強烈な爪あとを残したぱーてぃーちゃんも。以前優勝経験もあるきょんちぃは「全然関係ない話していい? 大竹さんうちのママと生年月日一緒なの。それだけ~!」と相変わらず我が道を突き進む。そのきょんちぃが本命ベジータを「歌」で撃破するアップセットを起こし、その勢いのまま小田、ザコシを破り決勝進出。もうひとりは最後に真空ジェシカ・ガク、西森に連勝したザ・マミィ林田。常連組が勝ち上がったAグループに対し、Bグループは新鋭が勝ち残るという構図に。

決勝ステージでは、1戦目、きょんちぃがあえて座らず、「モノマネ」に座る鬼・西田を指名。見事な立ち回り。「めちゃめちゃ怖い」と西田。「男がいない場所での女がやる変顔の顔まねをやりまーす」と抜群のタイトルと最高の顔芸を繰り出し、大番狂わせが起こったかに見えたが、大竹の判定は「ドロー」。「本気で笑かしにいってるときのコロッケさんの顔まね」でさらに追い詰める(ジュニア「いつも本気や!」)も、軍配は西田に。紙一重の戦いだった。ジュニアもこの日のきょんちぃを「素晴らしかったですよ」と絶賛。見るたびに評価を上げる彼女たちの底知れなさ。

このまま優勝かという西田の前に立ちはだかったのは、堂前を破った林田。新鋭vs常連の戦いが見応えあった4回目の全国ネット版『座王』だった。

『オズモグランキング』

オズワルド、モグライダー、ランジャタイという、ほんの1年前くらいまでは想像だにできなかった3組による冠番組。「ウソみたいでしょ」と芝らも言うなか「この3組だとウソに見えるんですけど、滝沢カレンさんいることによって現実だって」と畠中が言うように、ゲストは滝沢カレン。

誰も調べたことがないランキングを調査するという番組でオズワルドは「実は触ると気持ちいい動物の部位ランキング」を調査。が、ロケ日は土砂降りでまったくロケにならない。しかも伊藤は40分遅刻してきたという。滝沢「こんな暗いVTR観たの初めて(笑)」。

モグライダーは「ほぼ初対面の先輩が楽屋に居座ったらどのくらいで『もう楽屋から出てって下さい!』と言えるかランキング」という名のドッキリ企画。楽屋に入るとTKO木下がいるというもの。ターゲットはともしげ、コットンきょんら。打ち合わせのためにスタッフが入ってきても出ていく素振りもないことはおろか、アンケートを読んだり、話しかけたりもする。そのいや~な芝居がめちゃくちゃうまいし自然。ともしげもきょんも明らかに迷惑そうな素振りはするが、「出て行ってください」などハッキリしたことは言えない。

そんななか、3人目のターゲットは大鶴肥満。ひとしきり話すと「(このあとの予定は)何時からなんですか?」と暗に帰ってほしいことを伝えるジャブから「心苦しいんですけど……やっぱギョッとしたので」と正直な心境を言う肥満。それでも木下が出ていかないうちにスタッフが入室。そのまま打ち合わせを始めようとするスタッフに「受け入れるんですか?」と戸惑いをちゃんと口にする肥満。「やっていただいて」という木下に「そんなことあります?」「許しちゃっていいんですか?」と抗議。木下が「どうしようかな?」と言うとついに「いや、帰ったほうがいいですよ」とキッパリ言い放つ。穏やかで気の優しい人というイメージだが、意外なほど芯の強い一面が。ネタバラシ後「マジでキレられると思わなかった?」と芝から聞かれた肥満「キレられても勝てるかなと(笑)」。

滝沢カレンが「驚いてる私が遅れてるのかなって思ったくらい人間も進化してたことを教えていただいた」と感銘を受け1位に選んだのはランジャタイの「ベテランSM嬢に聞いたさすがのアタイも理解不能だったドMへのお仕置きランキング」。最下位は、当然オズワルドだと思ったら「最下位もランジャタイさん」といつもどおり突拍子もない答え。「『こんなことが自分の上位に上がるはずがない』っていう押しつけの自分と、いや、『1回このことを取り上げてみようよ、私の頭』の、1位があるので」と、わかるようなわからないような理由。ちなみにオズワルドについては滝沢「ランク外です(笑)」。


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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