写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。

月曜日は、加賀翔（かが屋）が担当。コント師として知られる一方で、芸人仲間などを撮影した写真の腕前にも定評があり、インスタグラムのフォロワーは10万人以上を誇る。そんな彼が、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。

パンフレットも作れる観光大使に

第26回。今回は珍しく自分の写真です。自分でも驚きですが、このたび地元である岡山県備前市の特別観光大使に任命されました。

いつかお笑いでご飯を食べられるようになりたい、という気持ちは強くありましたが、まさか自分が観光大使になる日が来るとは。

観光大使とはいったいなんなのでしょうか。言葉はよく聞きますが実態はわからないものですよね。なので自分なりに、観光大使としてできることを考えてみました。

まず第一にお笑いライブの開催。「笑いで備前を元気に！」というようなテーマを掲げ、市民会館や学校などを会場として、コントを観ていただくことが可能です。

第二に備前市をモチーフにした小説『おおあんごう』を各所に寄贈。小説にゆかりのある場所を巡るバスツアーなどを企画することも可能です。

そして第三がパンフレットの製作。写真撮影が趣味なので、QJWebカメラ部などでの連載経験を活かし、備前市の名所を撮影、魅力を紹介するパンフレットを作る、ということが可能です。

本当の観光大使です。パンフレットを製作できる観光大使はなかなかいないのではないでしょうか。本当に観光大使をすることができるかもしれないということに自分でも驚いています。

こちらの写真は観光大使の任命式の最中に撮った観光大使側の目線。さっそく写真撮らないとと思ったのですが、これは観光大使とかじゃなくてただ高画質なフワちゃんさんだった。

まだ難しいですね。

まだまだ未熟ではありますができることはありますので、備前市の皆さま機会がありましたらぜひお声かけください。そしてご興味を持ってくださった皆さま、春夏秋冬、季節のイベントもございますので、備前市にお越しいただけるのを心よりお待ちしております。

びぜん特別観光大使・かが屋 加賀翔

加賀翔（かが屋）、前田こころ＆平井美葉（BEYOOOOONDS）、セントチヒロ・チッチ（BiSH）、長野凌大（原因は自分にある。）、林田洋平（ザ・マミィ）が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。