写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
月曜日は、加賀翔(かが屋)が担当。コント師として知られる一方で、芸人仲間などを撮影した写真の腕前にも定評があり、インスタグラムのフォロワーは10万人以上を誇る。そんな彼が、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
最高のロケの思い出
今回は苺の写真。今日はバレンタインだし、本当はチョコの写真がいいのだけど、今は手元にないから仕方ない。書いてるのは前々日だし。まわりはけっこうそういうムードだけど、まあ環境だろうか。
こないだ食べた岡山の米粉のブラウニー、すんごいおいしかったな。岡山出身だから縁でとか思ったけどあれは2月にもらったやつだから1個か。残しといたらよかった。
第16回。今回のこの苺、なんと加賀が摘んだ苺なんですね。どれかがとかではなく全部加賀が摘んだ苺です。サガテレビの『農カモン』という番組で苺農家さんの1日を体験させていただきまして、その中で収穫した苺です。
苺が好きとかかわいいとかちょっと理解できなかったのですが、いざ自分で摘んだらとっても好きになりました。甥っ子が産まれて子供が好きになるみたいな人のそれです。
これは「いちごさん」という新しいブランドの苺で、ひと口かじると弾けるように果汁が出てきて、その香りと甘みにくらくらします。そんなに苺好きなわけではなかったのでお世辞抜きにおいしくて驚きました。
本当に細かな作業まで追体験させていただいたので、イチゴを収穫したあとに葉っぱをいい位置に戻していく作業や形と重さでパックに詰めていく作業も経験し、果物がどれほどの行程を経て自分の元に届いているか知れて個人的に最高のロケでした。
どうぞお土産にと「いちごさん」を2パックいただき、ちょうどお子さんのいる先輩のお家にお邪魔する予定があったのでこれは食べさせてあげようと丁寧に持って帰ったのですが、家に着くころにはなぜか1パックちょっと食べてしまっていました。
代わりに自分用に買っていたみかんも一緒に持って行ったらいいかなと思っていたらみかんも半分食べてしまい、さらには残りの「いちごさん」も少し手をつけてしまったので0.7パックくらいの苺とみかん4個を持っていきました。
5人家族と知っていての暴挙。娘さんがとてもおいしそうに食べてくださったので、いっぱい残しといたらよかったと後悔しました。
「いちごさん」のグラビアも撮ってたのでみなさんにお裾分けです。ちなみにこの時点で少し食べてしまっているので上が少し空いているのは僕のせいです。すみません。
渡すときに学んだ詰め方を駆使してきっちり入っているように見せました。できるだけ内緒でお願いします。
加賀翔(かが屋)、前田こころ&平井美葉(BEYOOOOONDS)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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