『おかえりモネ』最終回。清原果耶の演技と、浅野忠信の覚醒っぷりが素晴らしい(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『おかえりモネ』

ついに最終回。未来につながる素敵なラストだった。

朝ドラの文法から逸脱しつづけ、おそらくは朝ドラヒロイン史上、最も「……」というセリフが多かったであろう清原果耶。それを見事に繊細な表情で演じ切った。

大人陣も素晴らしかった。特に浅野忠信。ここ数年の覚醒っぷりがさらに昇華した感じ。彼がまさかこういうタイプの俳優になるとは90年代には想像もできなかった。

解決し難い心の問題を、「俺は立ち直らねぇよ」というセリフが象徴するように安易に前向きな答えを出さずに、悩みつづけ、支えつづけるという方向を示した安達奈緒子の脚本は本当にスゴかった。

『ダウンタウンDX』

新企画「オカンと一緒」ということでゲストは母親同伴。その中にはダイアン津田の母も。登場から「出前館」のCMを浜田の前でやるなど大はしゃぎ。

息子不在の息子宅に行くロケでは、「昔を思い出すように卵焼きやな」と卵焼きを作っておくことに。これは『有ジェネ』「ファンキージェネレーション」でユースケとの「こんな大きな卵焼き」「『ごちそうさん』言うて」の応酬で出てきたあの卵焼きだ!

いったいどんな卵焼きかと思っていたら、ただの卵焼きではなく、卵5個を使いチーズやトマトをふんだんに盛りつけた「巨大卵焼き」。これなら大きいのも納得。ユースケ「初めて見て、でか過ぎて……怖ぁっ!ってなって(笑)」。


『まんが未知』

今回の原作者はオードリー春日。

自身の原作を「バトル漫画のオールスター」「バトル漫画の終着点」だと形容し「全部入っちゃってるから今後バトル漫画が描けなくなるかも」とうそぶく。そんなVTRを観て「『まんが未知』史上一番ヤバそう」と岩井。

事細かく書いている原作者が多いなか、春日は1枚の紙に乱雑なメモのような手書き。

主人公は春日、舞台は世紀末、相棒は春日の愛犬チャチャ、必殺技は「トゥース!」で、その内容が入ったほぼ『北斗の拳』。その上、戸愚呂とかスタンドとか孫悟空的要素を入れたいとてんこ盛り。

さらに、実は「春日の体内の話」というウォーズマンならぬ『はたらく細胞』的設定で「スベリに心が折られている状態をリトル春日が復活させる物語」だそう。カオス。

明日観たい番組:若手芸人たちの登竜門『NHK新人お笑い大賞』生放送

『ボクらの時代』(フジ)若林正恭×Creepy Nuts。

『NHK新人お笑い大賞』素敵じゃないか、チェリー大作戦、トンツカタン、ニッポンの社長、ハイツ友の会、丸亀じゃんご、ミキ、モンローズ。

『選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ』(TBS)に太田光。

『おかべろ』(フジ)にアインシュタイン。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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