“接待バスケ”で大ケガしたオードリー若林「世阿弥の言葉が刺さった」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『しくじり先生』

「遊びのバスケで大ケガ」した若林正恭の授業の完結編。「僕とバスケの試合しませんか?」という澤部からの“運命のLINE”が来たところから。同じくらいのレベルの人たちが来ると思ったら、ナベプロの20代のバスケ経験者ばかり。「『スラムダンク』の山王工業に見えた」と若林。

だが、試合をしていくうちに、だんだんと慣れ、ヒザに古傷があるのにもかかわらず、「中に切り込んでみようかな」と思ってしまうようになった。「お笑い界のハーデンだぁ!」などと澤部が囃し立てるなか、切り込むと「ディフェンス陣の動きが止まって見え」、3連続くらいでシュートを決められたそう。これで調子に乗ってプレイする若林だが、実態は「接待バスケ」。若林「動きが止まって見えたんじゃなくて実際に止まってた(笑)」。

そして、リバウンドの着地でヒザを負傷することに。全治2カ月と言われたのに3~4カ月経っても治らない。メンタルがやられアンミカの『ポジティブ日めくりカレンダー』に勇気をもらうほどに。ついには、ヒザにお清めの塩をまくようになってしまったのだそう。

そんな若林の心境に、以前、南原に相談した際にもらった世阿弥『風姿花伝・花鏡』の「時々の初心 忘るべからず」という一節が刺さったという。「人はいくつになってもそれぞれの年代の初心者であるから、そのステージ、ステージで『自分は初心者だ』と思って学びましょう」という意味。「中年のおじさん」であることも初心者。それをわかってないからケガをしてしまったのだと。平子「これ、ホントに刺さった!」。

『週刊さんまとマツコ』

結婚のタイミングがわからないというジェラードンかみちぃの相談をきっかけに、大竹しのぶと結婚を決意したきっかけを語るさんま。

「(元)旦那さん(TBSドラマディレクターの服部晴治)と俺が友達。その人が亡くならはったのよ。死ぬ寸前に病院はダメって言うたのに『テニス一緒にやりたい』って、一緒にテニスも行ったりしてんのよ。それから1~2週間後に亡くなられた。服部さんの死期を早めたのは俺かもわからん」「病気で長くない。でも『テニスやりたい』って言われた場合、『いや、病院で入院しといてください』って言うのが正しいのか、『やりましょう』って引き受けた俺がダメなのか……これが今でもふとそのときのことが蘇る。そういうのがあって結婚。『しのぶをよろしくお願いします』って言われて。友達として共演者として(という意味だったかもしれないけど)、俺は勝手にまともに受けてしまったかも。そういう結婚だったんで、逆にあかんかったんかもわからない」

マツコが「全然参考にならない。普通の話じゃないもん」と言うように、あまりにもすごいエピソード。


『ジロジロ有吉』

NSC生にとって現在、ニューヨークはカリスマ的存在。そこでNSC生の代表3人がニューヨークに「ネタ作りは最初から雑談スタイル?」などガチ質問。

「NSC時代は目立つタイプでしたか?」という質問には目立ってなかったと答える屋敷は、「斜に構えたりはしなかった?」という問いに「お笑いの世界飛び込んだ以上、ここをくぐらなあかんのやみたいに思ってがんばってやってました」と語る。

嶋佐も「なんでも一生懸命やって、ヒップホップダンスの授業があってヒップホップダンス選抜になった」と。「コンビでマジゲンカしたことは?」という質問には、屋敷「正直、ない」、嶋佐「でも険悪なときはあった。2018年くらい。賞レースが全然ダメな時期」と真剣に答える。

有吉にも「どういう若手芸人がイジりやすい?」と質問。有吉は「一生懸命やってくれるのがいいんだよね。それだけですよ」と簡潔ながら含蓄のある答え。小手先でイジられようとするのではなく、その場その場を一生懸命やれば、自ずとおもしろみが出るということだろう。ガチなQ&Aに、有吉「これ、ニューヨークのYouTubeじゃないよね?(笑)」。

明日観たい番組:『お笑い実力刃』にナイツなど

『有吉の壁』(日テレ)、「おもしろ映画館の人選手権」「ブレイクアーティスト選手権」。

『水曜日のダウンタウン』(TBS)、「『家庭と仕事どっちが大事なの?』の究極、夫婦コンビの妻から『離婚』か『コンビ解散』の2択迫られるパターン説」「『あの人は今』で全く別人が出てきても指摘できない説」第2弾、「『馬用』と聞かされれば強めの効果期待しちゃう説」。

『浦沢直樹の漫勉neo』(Eテレ)は柏木ハルコ。

『あちこちオードリー』(テレ東)、「反省ノートSP」後編。

『お笑い実力刃』(テレ朝)はナイツ。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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