【『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』レポート#3】SKY-HIが順位を決めた30名の審査がスタート



それぞれが“個性”で勝負していく

さて、オーディションの経過へと戻ろう。3次審査は、30位の中神朝陽からスタートとなった。とんでもなく緊張するトップバッターにもかかわらず、彼は「この中で一番自分が歌を好きだなって自信はあります」と告白。そのまっすぐな視線と凛とした佇まいは、「応援したくなる魅力がある」というSKY-HIの賞賛を強く反映していた。

つづく29位は、大手事務所に8年間在籍していた三角章斗。限られた30秒の自己紹介では「アクロバットをしたいと思います」とバク転を披露して、会場の空気をさらう。2次審査よりも生き生きした表情をのぞかせ、わずかな時間での進歩を見せつけた。

そのあとも未経験ながら驚異の歌唱力を持つカドサワンレイコ(28位)、現役ボーイズグループのメンバーの大久保永遠(25位)など、それぞれが個性の強いパフォーマンスを展開していく。自身で作詞・作曲をしている織戸俊輔(21位)や渡邉翔太(18位)は、オリジナル楽曲で挑戦した。

作詞・ラップをこなす14歳、内野創太(15位)は「変声期がきていて高い声が出せなかったので、最初はオリジナルソングを歌おうと思っていたけど、できないことを伸ばすのも大事だと思って高いキーの曲を用意してきました」と、SKY-HIの「Snatchaway」にトライ。緊張のあまり歌詞が出てこなくなるハプニングもあったが、「まだ1日残っているので、そこで取り戻します」と決意を胸にした。

10位に呼ばれたのは、廣瀨真人だ。「歌が本当に美しい」とSKY-HIに言わしめた才能は、第31回ジュノンスーパーボーイコンテストBEST30&スターダストティーンズモデルオーディション2012のファイナリストという経歴を持つ。「髪型が変わったね。心境の変化があったのかな」と尋ねられると「身長は変わっていないです」と天然を発揮し、場を和ませた。

9位に現れたのは、表情にこだわったパフォーマンスで魅了した梶拓真。感情をギュッと濃縮させDISH//「猫」を歌い上げると、SKY-HIからは「感情を乗せようっていうのがしっかりできるのは素晴らしいんだけど、その先のこういう感情にさせてやろうみたいな部分って、実はそれと真逆の感情。今は情熱で走っているから、冷静の部分が同じ分量欲しいかな」とコメント。たった1フレーズでも、冷静的確に参加者と向き合うSKY-HIの姿勢には思わず唸らずにはいられない。

8位の道木来明が「僕の夢は、僕の歌とダンスを見て何かを始めようと思ったり、見てくれた人に夢や希望を与えられる存在になること」と言えば、7位の西川正熙は「僕は歌うことも踊ることもとても大好きで、夢はグループとして大きな会場でパフォーマンスをすること」とその胸中を語った。

6位には、ダンスの世界大会で優勝経験もある島雄壮大が選出された。歌は未経験だが、そのラップには彼が超えてきた人生の重みがにじむ。SKY-HIも思わず「ラッパーとしても見るたびに少しずつ着実によくなっていっているので、3カ月くらい経ったらどれくらい成長してるんだろうってめちゃくちゃ楽しみです」と称賛した。ダンスで培ったバイタリティを最大限に活かしたパフォーマンスを魅せつけた。

グループで新たな魅力が開花

4月23日に放送される#4では、3次審査2日目の様子が届けられる。グループのひとりとして、参加者がどのような魅力を開花させるのか。各々の新たな一面に注目だ。

【『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』#4 放送&配信予定】
■2021年4月23日(金)朝8:00~『スッキリ』(毎週月~金曜朝8:00〜10:25、日本テレビ系)
番組URL:https://www.ntv.co.jp/sukkiri/
※放送日時変更の可能性あり

■4月23日(金)20:00~『Hulu』
番組URL:https://www.hulu.jp/the-first-bmsg-audition-2021


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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..

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