今田耕司「恥ずかしいぐらいとんがってた」若手時代、転機となった新喜劇(てれびのスキマ)


昨日観た番組、そこで得た気づきを綴る連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日更新中の“てれびのスキマ”によるテレビ鑑賞記録です。


『あちこちオードリー』

ゲストは今田耕司。

「恥ずかしいぐらいとんがってた」という若手時代の話。『お笑いスター誕生!!』に出ていたダウンタウンの『誘拐』のネタを観て、同世代の人がこんなにすごい漫才をしていると衝撃を受けたという今田。初めて生でダウンタウンを観たときも椅子から転げ落ちるくらい笑ったそう。

そして『4時ですよーだ』などで共演。「イタいから、ダウンタウンさんって俺を含めた3人組かと思ってた」と言うほど一緒にいたが、ダウンタウンが東京進出。自分もついて行くものだと思っていたがもちろんそんなことはなく、一気に仕事がなくなった。

そんなときに、大崎洋が始めたのが「新喜劇やめよっカナ!?キャンペーン」。大崎に新喜劇に呼ばれた今田。最初は「おもしろいというイメージ」はなかったが、「芸人ってこんなオモロいんや」と芸人そのもののおもしろさに気づいていったという。今田「え、60歳と55歳がケンカしてるやん!って(笑)」。

そして、みうらじゅんが新喜劇に注目したことでサブカルチャー的な人気が出始め、チャーリー浜らもブレイク。東京で「新喜劇ブーム」が巻き起こり、今田自身も東京進出を果たす。「運のみ!」という今田の言葉が重い。

『マツコの知らない世界』

森山直太朗による「日本の歌姫の世界」。

悟り系(五輪真弓、Coccoら)、まっすぐ系(松たか子、満島ひかりら)、エンジェル系(原田知世)、カリスマボイス系(椎名林檎、宇多田ヒカルら)、生きざま系(Chara、UAら)、シャーマン系(松任谷由実、aiko、あいみょんら)など12種類に分類した直太朗作成の「女性アーティストの歌声分類マップ」を「永久保存版」と絶賛するマツコ。

そんなマツコは「声で言われるとaikoさんが好き」だという。「あとCoccoさん。この歳になっちゃったんで無我夢中になるようなことはなくなっちゃったけど、最後にドハマリしたのがあのおふた方。東京取れなかったら地方都市とかまで行っちゃってたのが最後の青春」。

Coccoの歌声を聴きながら「あたしCoccoさんには救われましたもん、あのころホントに」と語るマツコ。「彼女があたしの代わりに何人も殺してくれたから、あたしは平穏な気持ちでいられた」と。

そして松任谷由実、aiko、あいみょん、オノ・ヨーコを「シャーマン系」と分類した直太朗は「よくこの言葉を導き出せたなって」と自画自賛。マツコは、aikoについて「あんなアイコニックな方はいない。ここ2年くらいも節回しに異常性が出てきている。もうとんでもないよ」と語る。

冒頭少し話しただけで、直太朗に対しマツコが「あたしすごい仲よくなれる気がする」「なんのストレスもなく、たまたまそのへんのバーで会ってかけ合いを始めたみたいな感じ」と言っていたが、そのとおりめちゃくちゃわかり合って噛み合ったトークで、一切のストレスなくおもしろかった。


今日観たい番組:30秒で一番おもしろい芸人は誰だ?『水ダウ』「30-1グランプリ」など

『プロフェッショナル』(NHK)はサンドウィッチマン。

『水曜日のダウンタウン』(TBS)「30-1グランプリ」。

『秋山とパン』(テレ朝)最終回。

『LIFE!プレゼンツ 夜の連続テレビ小説「うっちゃん」完結編』(NHK)。

フジテレビヤングシナリオ大賞『サロガシー』(フジ)出演は堀田真由、細田善彦、斎藤工ら。

『おじさまと猫』(テレ東)。

アニメ『BEASTARS』(フジ)最終回。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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