いつまでも語っていられる「フィーリングカップル」(てれびのスキマ)

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昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

※全録レコーダーで順次視聴しているため、昨日観た番組は必ずしも昨日オンエアされたものに限りません。


昨日観た番組:全組おもしろくてダレるところが一切なかった『ドリームマッチ』

6年ぶりの『ドリームマッチ』。演出は藤井健太郎。コンビを決める「フィーリングカップル」、これがこの番組のおもしろさの9割を占めていると言っても過言ではない(といっても、ネタのおもしろさが残り1割かと言えばそんなことはまったくないので、そもそもこの番組のおもしろさは100%では計算できないのだけど)。
1巡目に人気が集中したのはオードリー若林。その中で相思相愛だったのがまさかのくっきー!。若林が「一番見えない人とやりたい」と野性爆弾くっきー!を選ぶのはある意味納得なのだけど、くっきー!があまり接点のない若林を1位指名するのはとっても意外で、いきなりワクワクするカップルが成立した。一方、南海キャンディーズ山里は振られてもオードリー春日を指名しつづける。それは若林への求愛にも見えた。ハライチ岩井が渡辺直美を指名しつづけたのはもうあのコントを想定していたんだろうなとか、ナイツ塙が最後まで残ってしまったのはなぜかとか、妄想、妄言、戯言を含めればいつまでも語りがいのある「フィーリングカップル」だった。

2週間というある意味言い訳のできないネタ合わせ期間を経てネタ披露。大悟×澤部がハライチ風漫才が自然に千鳥風に変わっていくというハイブリッドな漫才でいきなり『ドリームマッチ』的大正解な漫才を見せると、ネタを作らない同士のサンド伊達×バイきんぐ西村は占い師のコントでやりたいボケのオンパレード。伊吹吾郎をカメオ出演までさせた。
15分で大筋ができたというバイきんぐ小峠×霜降りせいやの取り調べコントはせいやの器用さが小峠のツッコミとの相乗効果で爆発。最強の組み合わせだと思われたロバート秋山×千鳥ノブ。こういう強い組み合わせの場合、うまく行かないことも少なくないけど、まったく杞憂。
ロン毛ハゲカツラを被った秋山の強烈キャラにしっかり対抗する「ノブ」というツッコミ。圧巻。塙×チョコプラ長田はセミナーコント。さまざまな気持ちの悪いグラフがおもしろい。サンド富澤×ナイツ土屋は「練習」を入れるという挑戦的漫才で秀逸。岩井×渡辺直美は「醤油の魔神」vs「塩の魔神」というシュールなミュージカル風コント。大好き。『笑×演』の岩井作コント「地獄のピエロ」を思い出す。ずっと音楽が頭に残ってしまった。
霜降り粗品×チョコプラ松尾は一度コントをやり終えて同じコントをサーモグラフィーつきで流す『粗品TV』を思わせるもの。粗品らしい。くっきー!×若林はくっきー!ワールド全開。この兄妹、またどこかで見たい。山里×春日。山ちゃんらしい春日の使い方。後半の畳みかけがもう少し長く見たかった。

本当に今回、全組おもしろくてダレるところが一切なかった。個人的に特に好きだったのは小峠×せいやと岩井×渡辺直美。

アニメ『ハクション大魔王』。防犯ベルを押されたり、公園でボール遊びが禁止されてたり、現代の状況に戸惑う大魔王たち。しっかり現代を描こうとしていていい。

『お笑い向上委員会』TKO木本視点からの木下の話。

今日観たい番組:中村倫也主演『美食探偵 明智五郎』、『友近ゆりやんの時間』がスタート

中村倫也主演『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ)スタート。

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)はライセンス藤原ドローンMV企画。

『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)「第2回企画プレゼン」。

『友近ゆりやんの時間』(日本テレビ)スタート。


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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