写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJカメラ部」。
木曜日は、2018年から俳優活動をスタートし、数々の映画やドラマなどに出演する工藤遥が担当。
フィルムカメラを相棒とし、日々の何気ない風景を撮り溜めている。そんな彼女が、日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
ゼロからイチ
わかっていたはずのことが、
思っているより、わかっていなかったとき。
いろいろな感情がごちゃごちゃになってフリーズする。
先日、アパレルプロジェクトの
ポップアップイベントを開催したんですが、
改めてアパレル業界の難しさと大変さ、複雑さを感じて
己の服を“見る”“買う”の行為を、改めようと思いました。
なにより、「0から1を創る」って、
本当にほんと〜に難しい!!
だからこそ、達成感と野心がごうごうと
音を立てて燃えているのを感じると、
やめられないし、続けたいんだなぁ〜って。


お世話になりまくりのおふたり。
何かを作るとき、真っ先にお願いするチーム。
高さが足らず、肩車で撮影しました。
撮られながらハラハラしてた。
おかげで素敵な作品ができています。
アバウトなお願いも汲み取って、形にしてくれて、本当にいつもありがとう。
こうやって、何かやりたい!と声をかけたときに
ふたつ返事で手を上げてくれる人が側にいるって、本当に、本当に幸せだと思う。

NAOYA(ONE N’ ONLY)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ、工藤遥、RUI・TAIKI・KANON(BMSG TRAINEE)、森田美勇人、南條愛乃が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。