写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
100の言葉を通じて
第100回。
ついに訪れた大台。
毎週、自分のとりとめのない出来事をだらだらと綴り、約100週が経ちました。
自分の言葉がこんなにも長く届けられるとは。
関わってくださる皆様のおかげです。
ありがとうございます。
恥ずかしながら私は、この連載が始まったのをきっかけに本を読むようになりました。
よくもまあ、その程度の素養でエッセイなどを始めようと思ったものです。
無知とはおそろしい。
連載をきっかけに小説、エッセイ、自伝など雑多に読み散らかし、こんな表現方法もあるのかと心をつかまれ、学んでいく日々を過ごしました。
そのおかげで客観的な目線で自分自身の言葉のキャラクターや癖を改めて感じることができ、自己表現の追求に少し近づいた気がしています。
無知を承知で未知に飛び込む。
その選択はとてつもなく怖い。
だが乗り越えた先に見えてくる広がった景色は写真の芦ノ湖のように澄み渡って青く、白い。
その快感が蜜の味になってしまった私は、この先もわからないことを知り続けていくのでしょう。
恥を知って恥を知る。
私の憧れの人の言葉です。
改めまして、100回も私の言葉を残させていただきありがとうございました。
これからも変わらず日々を過ごし、出会うものに題名をつけながら生きていきます。
『Myuto Morita Exhibition “SIKI”』
2024.5.8 Wed.-5.13 Mon.
KATA(LIQUIDROOM 2F)東京都渋谷区東3-16-6
open 13:00-close 20:00 ※5.13 Mon.のみopen 13:00-close 18:00
NAOYA(ONE N’ ONLY)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ、工藤遥、RUI・TAIKI・KANON(BMSG TRAINEE)、森田美勇人、南條愛乃が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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