「過去の“恋”をしなかったことにはできなくて」木下龍也と鈴木晴香、ふたりの新鋭作家の作品集『荻窪メリーゴーランド』豪華特装版が数量限定で発売決定!
木下龍也と鈴木晴香が挑む、現代短歌の新境地『荻窪メリーゴーランド』が8月29日(火)に太田出版より刊行される。
太田出版が運営するQJWebSHOPでは、数量限定の豪華特装版を販売。現在予約受付中だ。
※カバー、表紙の画像は現時点でのイメージです。実際の見え方とは異なる可能性があります。
また仕様は予告なく変更になる可能性があります。ご了承ください。
『荻窪メリーゴーランド』とは
いまだかつてない盛り上がりを見せる現代短歌。その中でも最も注目すべき歌人・木下龍也と鈴木晴香による共演が実現!
2022年7月よりOHTABOOKSTANDで連載されていた『荻窪メリーゴーランド』が、ついに単行本化する。
言葉の魔術師たちが紡ぎ出す虚構のラブストーリー。ふたりが演じる彼らは誰なのか。どこにいるのか。そしてどんな結末を迎えるのか──。
過去の「恋」をしなかったことにはできなくて、
──木下龍也
それを「なくて」もよかったと思えるほど、僕は強くない。
美しさと逞しさ、正常と狂気がメリーゴーランドのように、
──鈴木晴香
回転灯のように、走馬灯のように回転し続ける世界。
ほんとうの恐ろしさは、それが終わらないことにあるのかもしれません。
木下龍也
1988年生まれ。歌人。 著書は『つむじ風、ここにあります』『きみを嫌いな奴はクズだよ』(ともに書肆侃侃房)、『天才による凡人のための短歌教室』『あなたのための短歌集』(ともにナナロク社)。また、共著に『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』『今日は誰にも愛されたかった』(ともにナナロク社)がある。
鈴木晴香
1982年東京都生まれ。歌人。慶應義塾大学文学部卒業。2011年、雑誌「ダ・ヴィンチ」『短歌ください』への投稿をきっかけに作歌を始める。歌集『夜にあやまってくれ』(書肆侃侃房)、『心がめあて』(左右社)。2019年パリ短歌イベント短歌賞にて在フランス日本国大使館賞受賞。塔短歌会編集委員。京都大学芸術と科学リエゾンライトユニット、『西瓜』所属。現代歌人集会理事。
『荻窪メリーゴーランド』豪華特装版を限定数で生産!
【生産数限定】『荻窪メリーゴーランド』特装版
豪華布張りの特別仕様。
特装版限定、おまけ袋とじ冊子(24ページ)つき。
QJWebSHOP及び一部書店のみ取り扱い。
※おまけ冊子には物語の重要な展開についての記述があります。
必ず先に本編をお読みになってから、ご開封ください。
発送:2023年8月31日ころより順次発送
価格:3,300円(本体3,000円+税)※送料別
仕様:四六判変型/208ページ/ハードカバー・クロス・シュリンク
数量限定の木下龍也・鈴木晴香サイン本も販売!
QJWebSHOPでは、『荻窪メリーゴーランド』待望の書籍化を記念して著者ふたりのサイン本を限定数販売! こちらも現在予約受付中です。
発送:2023年8月31日頃より順次発送
価格:2,200円(本体2,000円+税)※送料別
仕様:四六判変型/208ページ/ソフトカバー