男性同士の恋愛を軸にした一大エンタテインメント・ジャンルであるBL（ボーイズラブ）。2015年、BLの進化や社会との関係を「BL愛好家」と「研究者」の立場から分析、その歴史と本質に迫った『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』（太田出版）を上梓した溝口彰子さんがホスト役となり、個性的なゲストを招いて開催する「BL進化論サロン・トーク」が、このたび初のオンライン開催。

このたびお招きするのは「BLが好きです。きっかけは母のすすめで、小学生のころに24年組を読んだのが始まりでした」と語る作家の朝吹真理子さん。『BL進化論』に感銘を受けたという朝吹さんと、その著者である溝口さん　　小説家と研究者という異なるフィールドのふたりが、共に愛する「BL」を語り明かします。

また、当日は観覧いただいている方からのご質問にお応えする時間を設け、みなさまにとって心に残る「対話」を共有できればと思います。奮ってご参加くださいませ

イベント概要

BL進化論サロン・オンライントーク
溝口彰子×朝吹真理子
「妄想と実存を語る～受容した物語がわたしたちの根幹を成していくということについて～」
日時：7月4日（日）14:00〜16:00
配信：Zoomウェビナー機能

チケット購入：QJWebSHOPにて販売中

出演者：
溝口彰子
朝吹真理子

※配信で使用するZoomのウェビナー機能はメールアドレスを登録いただくだけでご視聴いただけます

※チケット購入後に送られてくるURLより事前登録をお済ませください。事前登録後に当日の視聴URLをお知らせいたします

※アーカイブ配信期間は7月10日（土）23:59まで

【チケット料金】
イベント参加：1,650円
イベント参加＋書籍『BL進化論』（サイン本／お名前入り）：4,620円
イベント参加＋書籍『BL進化論』（サイン本／お名前入り）＋書籍『だいちょうことばめぐり』（サイン本／お名前入り）：6,600円

購入するボタンがうまく作動しない場合はこちらからお買い求めください。
QJWebSHOP

溝口彰子

大学卒業後、ファッション、アート関係の職に就き、同時にレズビアンとしてのコミュニティ活動も展開。1998年アメリカNY州ロチェスター大学大学院に留学、ビジュアル＆カルチュラル・スタディーズ・プログラムでのクィア理論との出会いから、自身のルーツがBL（の祖先である1970年代の「美少年マンガ」）であることに気づき、BLと女性のセクシュアリティーズをテーマにPhD（博士号）取得。映画、アート、クィア領域研究倫理などについても論文や記事を執筆。著作に『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』（2015年）、『BL進化論［対話篇］ ボーイズラブが生まれる場所』（2017年）がある。2017年、『BL進化論』でセンス・オブ・ジェンダー賞特別賞を受賞。2021年9月～2022年5月、ウェルズリー大学研究フェロー。
Twitter：@akikomiz

朝吹真理子

2009年、「流跡」でデビュー。2010年、同作で第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を最年少受賞。2011年、「きことわ」で第144回芥川賞を受賞。近刊に小説『TIMELESS』（2018年）、エッセイ集『抽斗のなかの海』（2019年）、エッセイ集『だいちょうことばめぐり』（2021年）がある。その他の作品に、2012～2014年、国東半島アートプロジェクトにて発表された飴屋法水（演出・美術）による演劇『いりくちでくち』のテキストを担当し、共同制作。
Instagram：@mariko_asabuki

7月4日（日）14：00〜開催　チケットは絶賛発売中です！