北村匠海主演『明け方の若者たち』に黒島結菜と井上祐貴が出演 20代の青春描く
北村匠海主演の映画『明け方の若者たち』に、黒島結菜と井上祐貴が出演することが決定。人生のマジックアワーを描いた20代の青春ストーリーを3人が演じる。
「こんなハズじゃなかった人生」に打ちのめされていく20代を描く
『明け方の若者たち』は、ツイッターの“妄想ツイート”が話題となり、14万人以上のフォロワーを持つWEBライター・カツセマサヒコのデビュー作。退屈な飲み会で出会った「彼女」に一瞬で恋をし、世界が「彼女」で満たされる一方で、社会人になった「僕」は“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていく──そんな20代の葛藤を描いた物語だ。
黒島が演じるのは、飲み会で「僕」がひと目ぼれする「彼女」。周防正行監督の『カツベン!』(2019年)で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、2022年放送開始予定のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』でヒロインを務めることが発表されたばかりの黒島が、恋と仕事、そして秘密をまとった「彼女」を演じる。
一方、井上が演じるのは、新入社員の「僕」の同期で、のちに親友となる「尚人」。『ウルトラマンタイガ』(2019年)で主演を務めた井上が演じる尚人は、高いポテンシャルと意識を持つものの、希望とはほど遠い部署に配属されてしまう人物で、彼と同じように現実と理想のギャップに悩む「僕」を近くで支える。このほか、高橋ひとみ、濱田マリ、佐津川愛美、山中崇、菅原健、楽駆らの出演も発表された。
出演にあたり、黒島と井上は、
「台詞を言葉にするのがとても難しくてわからないことだらけでしたが、今のわたしにできる精一杯ができたと思います。
北村くんとは3回目の共演だったので、安心して現場で過ごすことができ、井上くんは初めてなのに初めてじゃないような不思議な人でとても楽しくお芝居ができました。
松本監督の演出は常に新しくて、ニヤッとしてしまうくらい面白かったです。撮影が終わって少し経ちますが、今思い出すとすごく純粋で美しい時間でした。誠実で一生懸命なこの物語を多くの方に見て感じていただけると嬉しいです」(黒島)
「脚本を読んだ時、同世代の登場人物に共感して、とても楽しく読み進めました。
撮影合間の北村くんや黒島さんとの他愛もない会話も、まるで劇中の1シーンに感じる様な現場で、撮影中はそんな感覚で過ごしていました。
僕が演じさせて頂いた古賀尚人は、カッコよくてなんでもこなせる。でもその裏には努力やプライドがあるんだろうなと演じながら感じました。僕自身尚人からたくさん刺激を受けたこの作品。今は完成が楽しみです」(井上)
と、コメント。2022年の正月に公開予定。
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR