BS朝日『お笑い演芸館』が大幅リニューアルでネタバトルに 初回テーマは「クズ芸人」

2021.4.1

BS朝日のお笑い番組『お笑い演芸館』が4月から大幅リニューアルを実施。『お笑い演芸館VS.』として4月1日(木)からスタートする。

若手2組がネタを競い合う「バトル形式」に

『お笑い演芸館』は2016年4月にスタート。浅草にある演芸場・東洋館を舞台に、昭和から活躍してきたベテランから『M-1グランプリ』で活躍する旬の芸人、さらにマジック、落語、演芸など、幅広いジャンルの芸人たちが長尺のネタを披露してきたが、『お笑い演芸館VS.』は内容を一新し、テーマに沿ったネタバトルへと変貌を遂げる。

番組MCは、これまでに引きつづいてナイツが担当。毎回設定されるテーマにふさわしい芸人3組が登場し、そのうち若手2組がネタを競い合うバトル形式となる。リニューアル初回のテーマは「クズ芸人」。バトルのジャッジはナイツ塙が独自の目線で担当し、「ベスト・オブ・クズ芸人」を選ぶ。

初回は、爽やかな見た目に反し、実はクズと名高い相席スタート山添寛が、特に「クズ芸人」と自信を持って推薦するダイタクと空気階段が登場。白熱のバトルを繰り広げるほか、ネタ終了後に披露されるエピソードも見どころで、「双子のダイタクならではのお金の借り方」「ギャンブルで借金を抱える空気階段・鈴木もぐらの、先輩にお年玉をもらうための巧妙なやり口」「相方の水川かたまりの、名門大学に入学した不純過ぎる動機」など、数々のクズエピソードが紹介される。

リニューアルについて、和田健作プロデューサーは、

「5年間続いた『お笑い演芸館』をフルリノベーションするつもりで、思い切って変えてみました。それでも番組を“建てる”のに必要な柱である『ナイツ×ネタ』という部分は残しています。これまで収録場所は、伝統ある浅草・東洋館でしたが『よりシンプルに芸人さんのネタやトークを楽しんで欲しい』という思いから、真っ白なスタジオに変更しています。直球勝負で、お笑いファンに刺さる『お笑い演芸館VS.』をお届けします。是非ご覧ください」

とコメント。6年目を迎え、新たなスタートを切る。

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