マンゲキ芸人大集合の『ワチャラチャフェス』。水着姿やシャッフルネタを披露した7時間半
7月27日(土)に大阪の若手芸人が出演するよしもと漫才劇場と森ノ宮よしもと漫才劇場にて、『推してまえ!ワチャラチャパイレーツフェスティバル2024〜確かにお前の言う通りオーマイゴッドファーザー降臨やねぇ・・・マジで!?〜inマンゲキ』が開催された。
“海賊”をテーマに、カベポスター、ダブルヒガシ、天才ピアニスト、フースーヤの4組がキャプテンとなって夏フェスを盛り上げる。カベポ団vsダブヒガ団vs天ピ団vsフースーヤ団による“4皇”が各海賊団を引っ張り、財宝を目指して激しいバトルを繰り広げ、なんばと森ノ宮をつないで7時間半の⽣配信を行った。
キャプテンの持ち込み企画でバトル
客席後方の出入口から海賊の旗を持った出演者が登場。今回の戦いに優勝した軍団には、なんと優勝賞金100万円と副賞として米50kgの“財宝”が贈られることが発表され、軍団員たちの熱はアップ。
豪快キャプテン・山下ギャンブルゴリラによるコールアンドレスポンスで出演者と客席が一体となったところで、7時間半のイベントが開始した。
まずは、4MCによる持ち込みゲーム企画が始まる。ひとつめはカベポスターの企画「乗り込め!パイレーツファイト!」。各団の代表者が、海賊をイメージしたロープを持ち舞台の左右からセンターにある「バトルステージ」に乗り込んで対決! 対決内容は、ふたりが出会った瞬間に知らされる即興バトルで、軍団のほかのメンバーにバトンタッチしてもOKというルールだ。
大喜利対決では、キャプテンのカベポスター永見大吾が登場し、対戦相手のライムギなつみは狼狽。「アンパンマンがキスをする前に必ずそっと言う一言とは?」というお題に、“らしさ”全開の回答をした永見が見事勝利した。
続いては天才ピアニストの企画「KAWO〜ルーレットで顔王〜」。最もお題に沿った表情を作れた人が勝利する。
ルーレットで指名されたメンバーが「合唱部が一番声が出てる瞬間の顔」「ひとりで火を見ているときの顔」などの表情を順調に作るなか、ダブヒガ団4人にある難題が課される。必死の形相をする4人に会場は大爆笑。このキメ顔はなんのマネなのか!?
ダブルヒガシは「ミュージカルディベート!」「ヨーホーヨーホー!!」のふたつの企画を持ち込んだ。テーマに沿ったディベートをミュージカル風に行う「ミュージカルディベート!」と、お題の「よいところ」を連続して歌い続ける「ヨーホーヨーホー!!」の、2大リズム対決だ。
「ミュージカルディベート!」では、イノシカチョウ関本が『アナと雪の女王』の王子風に歌ったり、隣人・橋本市民球場が仲間割れして客席に飛び出してしまったりと、色とりどりのキャラクターが登場する。
ラストの持ち込みは、フースーヤの「ミックスギャグ対決!」。マンゲキを代表する「ギャガー」の名前が記されたルーレットをふたつ回し、止まったギャガーふたりのギャグをミックスさせた即興ギャグを披露していく。
濱田祐太郎はダンディ坂野とスギちゃんのギャグのミックスに挑戦。ダンディの代表作「ゲッツ!」を使わない濱田のギャグに対し、フースーヤ・田中ショータイムは「日本で一番白杖の使い方下品やった」とツッコむ。
舞台は森ノ宮へチェンジ!
会場は森ノ宮に変わり、「島を奪い合え!海賊バトルロワイアル」が開始する。「大喜利島」「モノボケ島」「クイズ島 」「あるある島」「写真で一言島」という5つの島に、優秀な回答ごとに旗を差していく島取りゲーム。
各団の参謀で真剣勝負する「参謀チャンス」では「ダブルアート真べぇの今の体重は?」というクイズに黒帯・大西進が回答。手で真べぇの縦横を慎重に測ったあとに出した答えは「THIS IS パン」。ツートライブ周平魂やデルマパンゲ迫田篤らのボケで時間が押したなか、フースーヤ団が勝利した。
森ノ宮での「夏だ!海だ!水着フェスティバル!」では、出演者が自前の水着姿で登場する。お題に合ったポーズを取り、同じポーズを取った人数でポイントがつく。
「ビーチバレー」「アイドル」などのお題が出されたカベポ団だが、お題を無視して超新塾のキメポーズを取っていく出場者たち。この流れに乗り遅れたシゲカズですが、最後の「船長」というお題で大恥をかいてしまう!
このイベントでしか見られないシャッフルネタ
再度会場がマンゲキに戻り、MC4組をシャッフルした新たなユニットによるネタバトル「ごちゃまぜお笑いバイキング!伝説のシャッフルネタバトル!」が開催される。約1カ月前には、新たなユニットを決定するYouTube生配信が実施されていた。
ダブルヒガシ大東翔生×フースーヤ谷口理はしゃべくりの中にギャグを織り交ぜた漫才。カベポスター浜田順平×天才ピアニストますみは昭和の夫婦風漫才を披露する。
カベポスター永見×天才ピアニスト・竹内知咲のネタにはスナフキンズ朝地亮介、タチマチ胡内佑介、マーメイド・テクニック。、釈迦虎・岡本峻が次々と登場し、大人数ならではのコントで笑いを起こす。ダブルヒガシ東良介×フースーヤ田中のネタは、ツートライブたかのり、パーティーパーティーひらかわ、20世紀しげ、イノシカチョウ純吉、からし蓮根・杉本青空、豪快キャプテン・山下、タイムキーパーひできと、9人の大所帯。もはやゲストたちがメインであるかのようなコントを見せた。
最終企画「最終決戦!海賊たちの宴」は、フェス恒例の歌合戦。毎年自虐ネタを情緒たっぷりに歌い上げるネイビーズアフロみながわをはじめ、ラニーノーズ、20世紀、からし蓮根による「乳首ハンドベル」、天才ピアニスト率いる女芸人たちの「おひとりさま天国」など、バラエティ豊かな歌合戦でフェスが締めくくられた。
いくつものゲームを制し、優勝賞金100万円を手にしたのはどのチームなのか──もちろん最後の結果発表まで見逃せない!
本記事で紹介した企画以外にも、「マンゲキメンバーがこの夏にやりたいこと」「10秒で1番面白いやつは誰だ!10seconds」「キング・オブ・パイレーツ〜○○王におれはなる!〜」など、ゲームやネタが盛りだくさんだったこちらの公演は、8月3日(土)12時まで配信で観ることができる。
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