せっかく生まれた猶予期間、気持ちだけでも「脱・コロナ」な時間を(UUUM鎌田和樹)

138
2020.3.27

UUUM鎌田和樹

構成=半蔵門太郎 編集=鈴木 梢


長い議論の末、ついに東京オリンピックの1年延期が決定となった。世界各国でも外出禁止、都市封鎖と厳しい措置が取られているが、正確な情報を集めることが非常に重要だ。

HIKAKINや水溜りボンドなど、有名YouTuberたちを擁するUUUM株式会社の鎌田和樹氏が、新型コロナウイルス感染症に関する報道に対する疑問点や、個々が取るべき行動について私見を述べる。

自律して情報を集め、「脱・コロナ状態」を目指すべき

新型コロナウイルス感染症の影響で、人々の動画視聴の動向にも変化が生まれてきている。今最も伸びている内容のひとつは「自作マスクの作り方」などの、感染予防に関連する動画だ。ほかに伸びているのは「Fortnite(フォートナイト)」の実況動画。春休みで余暇が生まれた高校生がボリューム層のようだ。

【マスク不足】材料費50円!最強布マスクの作り方!

一方で案外伸びが見えないのが、小・中学生向けの動画だ。一斉休校中の宿題が容赦なく課されていることが原因だと考えている。親御さんもこの休みで「YouTube漬け」にならないよう、目を光らせているのではないだろうか。そろそろ名実ともに「春休み」となるため、多少の伸びは期待できるだろうか。

無理に外出しろと言っているのではない。ニュースを意識し過ぎて生産性を下げるのではなく、必要な情報だけをインプットし、いつもどおり「やるべきことをやる」マインドで過ごしてほしい。 トイレットペーパーやマスクの買い占めが発生したのは、主体性なくニュースに踊らされている人々が大量発生したためである。私はこの連載で、折に触れて「個の時代」「自己責任」だと語ってきたが、日本人はもう少し、メディアに踊らされるリスクに気づくべきだ。

多くの大学で2週間近く新学期の開始が遅れるなど、自由な時間が生まれる人も出てきている。せっかく時間が生まれたのだから、感染症に左右されていてはもったいない。生産性のあることに集中する「脱・コロナ」な時間を過ごしていこうではないか。

なぜ興行主は「無観客開催」を決断できないのか