JO1、個性派俳優グループとしてのポテンシャル
──JO1の芝居に、これから映画やドラマの世界で活躍できそうなポテンシャルは感じましたか?
渡部 今、ドラマや映画において、20代の男性俳優のキャスティングって本当に悩ましいんです。個性のある俳優が足りてなくて、だいたいいつも同じような俳優になりがちで。そういった点でJO1は、めちゃくちゃ個性があって、それぞれ特徴も違います。もし彼らが俳優として活動できるのなら、バラエティ豊かな、いろんな種類の俳優が一気に誕生するなって思います。本当に、おもしろい集団だなって。
もちろん彼らはJO1として、ボーイズグループとして、ダンスや歌でこれから世界を目指していこうって目標があると思うので、どこまでみんなが「自分は俳優としてもやりたい」と考えているかはわからないんですけど、彼らが俳優としてもちゃんとやりたいんだっていう気持ちがあれば、キャスティングをする上ですごく楽しみです。
楽しみと同時に、寂しい気持ちもあるんです。一緒に、初めて芝居をやって、彼らが役者としてどんどん活躍してほしいって思いで一生懸命に監督したんですけど……この先、活躍され過ぎると遠い存在になって寂しくなりそうだなって(笑)。芝居に取り組む姿勢が本当にみんな素晴らしかったので、いつかまた一緒に仕事できたらなって、願っています。
渡部亮平
(わたなべ・りょうへい)脚本家/映画監督/CMディレクター。1987年生まれ、愛媛県出身。2010年に第23回シナリオ作家協会大伴昌司賞佳作を受賞し、同年に『アザミ嬢のララバイ』(MBS)で脚本家としてデビュー。2012年、脚本・監督・編集・製作を務めた自主制作映画『かしこい狗は、吠えずに笑う』がぴあフィルムフェスティバルほか多数の映画祭で賞を獲得。以降、ドラマ『時をかける少女』(日本テレビ)や映画『3月のライオン』などで脚本を手がけ、2021年には、脚本・監督を務めた映画『哀愁しんでれら』が公開された。
【関連】JO1初主演ドラマ『ショート・プログラム』全作レビュー
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JO1初主演ドラマ『ショート・プログラム』
配信開始日:2022年3月1日(火)よりAmazon Prime Videoにて独占配信中!
作品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B09PQRYF97
出演:大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨ほか
原作:あだち充
脚本:山浦雅大、守口悠介ほか
監督:渡部亮平、菊地健雄、上村奈帆、土屋哲彦、益山貴司、森谷雄
プロデューサー:北橋悠佑、森谷雄、斎木綾乃
制作:アットムービー
製作:吉本興業
(c)あだち充・小学館/吉本興業
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1話読切の短編集。あだち充ならではの青春感や切なさがふんだんに注ぎ込まれた作品集を、JO1メンバー全員が主演を務め、世代を超えて、現代に生きる視聴者にも共感・共鳴できるドラマに仕上がった。
さらに、メンバー11人全員が出演する最終話「Dreamer」も3月14日(月)よりサプライズ配信がスタートした。
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