ダンスにも挑戦したアニメ『女神寮の寮母くん。』
──つづいて、アニメ作品『女神寮の寮母くん。』についてお聞きします。ないるさんは本作の「和知みねる」というキャラクターの公式コスプレイヤーを務められていますが、ほかのヒロインたちの公式レイヤーも含めて、キャスティングにはどのような印象を持たれましたか?
ないる オンラインイベントなどもあり一緒になることが多かったんですけど、やはり全員、キャラクターのイメージにぴったりな子ばかりでしたね。美脚が自慢のキャラクターならレイヤー側もスラッとした長い脚が印象的な子がキャスティングされていたり、違和感のないメンバーがそろっていますので、ぜひMVでチェックしていただきたいです。
──公式レイヤーを務めるにあたって、何か特別な取り組みはされたのでしょうか?
ないる 今回はダンスもあるし、何より動画だと容姿にごまかしが利かないのでダイエットに挑戦したんですけど、成果が出る前にMVの撮影日が来てしまって……。そこだけが心残りですね(苦笑)。
──歌やダンスのレッスンは、たいへんだったのでは?
ないる ダンスはみんなで練習をしたので、楽しく取り組めましたが、歌のほうはレッスンがなくて。「そこまで練習しなくても、ありのままでいいですよ」とは言っていただけたのですが、まったく自信がなかったので、歌の上手な友達に教えてもらうかたちで1カ月間、みっちり個人練習をしました。
──完成した楽曲では、その成果が発揮されているというわけですね?
ないる 収録はスムーズに進んだので、うまくいったんじゃないかな……と思っています。スタッフさんもモチベーションを上げてくださるのが上手で、「今のもいい感じだったけど、もう一度歌ったら、もっとよくなるかもしれない。もう1回、行ってみようか!」みたいな感じで、楽しく取り組ませていただきました。
──コスプレ×声優×アーティストというのは、これまでにない活動のスタイルですね。今後の展開も楽しみです。ちなみに、もともとこうしたアイドル的な活動にもご興味はあったのでしょうか?
ないる 実は高校生のころ、「アイドルになりたい」という夢があったんです。AKB48のオーディションにも応募しようとしたんですけど、そのときは両親にも反対されて、諦めてしまって……。そのことをずっと後悔していたので、こうして歌やダンスに取り組める今の活動にはすごくやりがいを感じています!