木全翔也&佐藤景瑚が語るJO1としての夢「パフォーマンスで世界一のアーティストになる」

2021.9.12

自分を受け入れて前に進む

──『STRANGER』について伺っていきたいと思いますが、今日の衣装も素敵ですね。

佐藤景瑚

佐藤 ジャケット写真のテーマが鏡なんですけど、衣装も鏡っぽい感じがしますね。“鏡の王子様”みたいな。

木全 “メイクアップした自分”なんじゃない?

佐藤 限定盤Aが暗闇の中の自分、限定盤Bがリアルな自分、通常盤は理想の自分みたいな……。真相はわからないんですけど、話しているうちにそういうコンセプトなんじゃないかなって思えてきた(笑)。

『STRANGER』初回限定盤A
『STRANGER』初回限定盤B
『STRANGER』通常盤

──今回、なぜ『STRANGER』というタイトルになったのでしょうか。

木全 「STRANGER」には「見知らぬ人」とか「よそ者」という意味があって、シングルのコンセプトとしては「見慣れない世界との出会い、また新たな自分の姿を発見する」なんです。そして前作が『CHALLENGER』で、今回が『STRANGER』。果てしないチャレンジから、光を手にするために暗い場所から“見慣れない世界”に走っていく必要があるっていうか。

佐藤 「よそ者」なりの個性を持っているってことだよね。

木全 人から「それは違うよ」って言われても、それがきっかけで道が開けることもある。だから、何を言われてもチャレンジしてみたら、光が見えてくるのかもしれない。JO1が「CHALLENGER」から「STRANGER」に進化したってことなんだと思ってます。

佐藤 JO1には「よそ者」っていうか、変わってる人がたくさんいる。でも、みんな自分が変わっていることを受け入れてきたからこそ、今ここにいるのだと思う。だから、「自分って変かもしれない」と思ってる人にも、ありのままの自分を受け入れて、自信を持って前に進んでほしいですね。

──佐藤さんもご自身が変わっていると思いますか。

佐藤 金銭感覚は人と違うかもしれないですね。「Tシャツに5万円も出すの!?」とか言われますけど、僕にとって服はアート。気に入った作品が5万円で買えるのなら、高くは感じません。

木全 僕も服にお金をかけていたときがあるし、その感覚はわかる気がする。服は自己満足だし、自分がよければいいんだよね。自分が「いいな」と思うものを着て、自分のテンションが上がるのが一番。

木全翔也

──『STRANGER』の推し曲やオススメのポイントを教えてください。

佐藤 僕は「Blooming Again」ですね。サビの<心の願った未来まで ほら自由なまま 君はほら輝くから>っていうところが好きで。「よそ者」かもしれないけど、武器を受け入れて自由なまま、自分が思うように生きたら輝く、と言われている感じがする。そのあとに<描いてた夢が 鮮やかな日々が 広がる目の前>とつづくのも素敵だなって思います。今までと違う励まし方で背中を押してくれる曲です。

──木全さんはいかがですか。

木全 「ICARUS」のサウンドはかっこいいし、「Dreaming Night」はキャッチーでかわいいし、歌詞だったら「STAY」かな。写真を撮るときに「ちょっと待って」という意味で声をかける“STAY”なんですけど、ずっとつづいてほしい瞬間のことを「STAYしてくれたらいいな」って歌うのがすごくオシャレだと思いました。僕だったら、JO1として活動している瞬間だったり、おいしいものを食べたりしているときに“STAY”って思うかな(笑)。写真を撮るように人生の一秒一秒を思い出に残していく、素敵な歌詞ですよね。

JO1|’STAY’ MV [SUMMER VER.]

パフォーマンスで世界一に

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