【好きなモビルスーツ】ガンダムナドレ
『機動戦士ガンダム00』に登場する機体なんですけど、もともとはガンダムヴァーチェという、ずんぐりした体型のモビルスーツで。見た目どおり機動力は低くて、パワーで押し切るタイプの機体なんですけど、それが戦闘中に追い詰められて、もう無理……となったときに、外装を取り外して、中から細身のガンダムナドレが出てくるんです。このシーンがものすごく神秘的で、初めて観たときは感動し過ぎて泣いてしまいました。
普通なら、モビルスーツの登場シーンには「かっこいい!」という印象を抱くことが多いんですけど、この機体は頭部に髪の毛のようなコードがついているのが特徴で、それがどことなく女性的な雰囲気を醸し出していて。乗っているのが中性的な見た目のキャラクターだった……ということも、そんなイメージにつながっているのかもしれないですね。
ちなみに『ガンダム00』は中学生のときに観たんですけど、そのころはまわりに同じくらいの熱量で語れる友達がいなくて。ツイッターとかSNSもやっていなかったのでずっと自分の中に留めていたんですけど、大人になってから改めて『ガンダム』好きの友達と話すと、やっぱりあのシーンを神秘的だと感じていた人は多かったですね。
ただ私の場合、“神秘的”を通り越して、あのシーンからはエロスすら感じるようになっていて……。きれいなエロスというか、「ちょっとエッチなシーンだよね」といったニュアンスで話すんですけど、これには誰も賛同してくれないんですよ。「ここまで熱量を込めて、ナドレの登場シーンについて語る子は初めて見た」って、よく言われます(笑)。
それともう1点、これは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するモビルスーツなんですけど、ガイアガンダムもかっこいいですね。四足獣型に変形できる機体なんですけど、それまでこういうタイプの可変MSはなかったので、ものすごく斬新で。ふたつの形態を使い分けて戦うのもかっこいいし、何より獣型に変形するところが刺さりました。こういうタイプの機体も、もっと出てきてほしいですね。
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