EXITとギャルについて学ぼう！

きぃりぷと赤荻編集長、それぞれのインタビューを終え、再びEXITの楽屋を訪ねたQJ取材陣。さっそく、ふたりにインタビュー記事を読んでもらった。

りんたろー。　きぃりぷ、やっぱめちゃくちゃおもれーな（笑）。笑いが止まんねー。「EXITがおもしろい」っていうのも、もしかしてこういう感覚なのかな？

兼近　そうですよ。きぃりぷは女版EXITです。俺らは男版きぃりぷをやってる。

りんたろー。　自分ではなにがウケてんのかよくわかんなかったけど、納得したわ。

兼近　赤荻さんは、ギャルのマインドの話してますよ。……こうやって読んでみると、俺もギャルなんですね。「楽しいことが大好きで、自分の信念にまっすぐ筋を通す」って。あと「自立心を持つのが早い」っていうのも。俺も15歳から新聞配達してたし、学校の友人よりも、母親が働いてるスナックで大人と話すことが多かったから。

りんたろー。　学校から外れるのが早いぶん、社会に飛び込むのも早いんだろうね。

――ギャルサーも、かなり早いうちから「社会」に触れる場所なんですよね。

りんたろー。　ちゃんとビジネスとしてアウトプットしてるんだ。勉強になる。

兼近　ギャル文化も、大人から若者に代々受け継がれてるんですね。……ギャルと歌舞伎は一緒ってことですよね？

――そうかもしれません（笑）。きぃりぷさんのほうはどうでした？

りんたろー。　ネタ作りにも生かせそうだけど、逆に「ホンモノには勝てねーな」とも思いましたね。

兼近　りんたろー。さんは最近、「真面目なことを言う」っていうキャラに逃げがちなんで。これを読んで反省してくれたと思います。まだまだチャラ男で戦えますよ！

インタビュー中の楽屋にサプライズできぃりぷ登場！

インタビューの際、「EXITに会いたい」と話していたきぃりぷ。ふたりには内緒で、∞ホールの楽屋に足を運んでもらった。

きぃりぷ　おつかれさまでーす！

りんたろー。　え、なんで？　めっちゃレゲエみたいなファッションしてない？

兼近　どうして来てるんですか？

きぃりぷ　サプライズギャル♡

――というわけで、インタビューを読んで、おふたりからきぃりぷさんに伝えたいことがあれば……。

りんたろー。　まずは「ありがとう」って言いたい。忘れかけてたチャラ男としての魂を、きぃりぷに思い出させてもらったわ。

きぃりぷ　……てか痩せた？

全員　（爆笑）

りんたろー。　話聞いてた？　ちょっと返しがオモロすぎて、ツッコミが出ねー。

――きぃりぷさんから見て、EXITさんの魅力はなんだと思いますか？

きぃりぷ　「あ～結婚したい」って思うよね。ウチ芸人と結婚したいから、フジモンとユッキーナみたいに。『エンタの神様』とか観て「旦那、誰にしようかな」って考えてたもん。

りんたろー。　ビジョンが描けてる（笑）。

きぃりぷ　EXITはすごい面倒見いいよね。包容力があるし、『egg』のギャルの子の間でも「どっちが好き？」って話してる。

兼近　実際、どっちが人気なの？

きぃりぷ　どちらかと言えばかねちーだけど、年上の男と付き合ったことがある子には、りんたろー。かな。

りんたろー。　どっちにも気を遣えるところもいいな～。

きぃりぷ　だからいいんじゃない？　もうチャラ男やめて、「ただのいい男ふたり」ってことにすれば。

兼近　いるか、そんな芸人！

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兼近大樹（かねちか・だいき）
1991年生まれ、北海道出身。EXITのボケ担当。ベビーシッターのアルバイト経験があり、面倒見のよさには定評がある。妹の学費のために高校を中退して働くなど、家族を大切にするギャルとの共通点も多い。

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りんたろー。
1986年生まれ、静岡県出身。EXITのツッコミ担当。主にチャラ男キャラを活かしたネタを作成している。ネタ作りの際に参考にしているギャルは、『月曜から夜ふかし』（日本テレビ）のフェフ姉さんと多田さん。

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赤荻 瞳（あかおぎ・ひとみ）
1996年生まれ、埼玉県出身。高校1年のときにギャルサークル（ギャルサー）で活動し、高校中退後に広告制作会社に入社。2018年、ギャル雑誌『egg』を復刊させ、編集長に就任した。

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きぃりぷ
本名は鈴木綺麗。2001年生まれ、茨城県出身。ギャル雑誌『egg』の専属モデル。EXIT、山田菜々らとコラボしたMV『ワンチャン・サマLOVE』が配信中。趣味は数回しか通わなかったポールダンス。