「パチスロは人生のスパイス」イブラヒム&ローレン・イロアスが『CONTINUE』でパチスロ愛を語る【特別公開】
パチスロ機の原型となる大型スロットマシン「オリンピアマシン」の誕生から60年。今も数々の新台が生まれ続けているパチスロは、たくさんの人々に愛され、庶民の娯楽として私たちの生活に根付いています。
2024年6月26日発売『CONTINUE』Vol.83では、そんなパチスロを愛好し、配信などにも取り入れているにじさんじVTuberのイブラヒムさんとローレン・イロアスさんに、パチスロにハマったきっかけから過去にハマった台の思い出、印象的な当たりエピソードや、気になっている台のことまで、「パチスロ愛」を思う存分語っていただきました!
ここでは、対談インタビューの一部をWEB用に再編成して特別に公開します!
イブラヒム
7月25日生まれ。コーヴァス帝国出身の元石油王。石油の価値が下がったため、現在は偶然掘り当てた温泉で生計を立てつつ、配信者として趣味のゲームをしながら余生を気ままに過ごしている。
ローレン・イロアス
9月6日生まれ。エデン中央都市の警備部隊に所属する青年。往々にして陰謀渦巻く街は、彼をあまり寝かせてくれない。爽やかな低音ボイスとシャバい話し方が特徴。FPS全般が得意で、アニメや野球をよく話の例えにしている。
きっかけは「気になって」
──おふたりがパチスロを始めたきっかけを教えてください。
ローレン・イロアス(以下、ローレン) 自分は普通に友達から勧められてですね。前々から気にはなってて、「おもろいらしいよ~」みたいな感じで。僕、元々アニメが好きでよく見るんです。それこそ「まどか」(※)とか見たりするんですけど、パチスロってアニメの台とかもあるじゃないですか。
※『魔法少女まどか☆マギカ』の略称。「魔法少女」となり、人類の敵と戦うことになった少女たちの過酷な運命を描いたオリジナルアニメ作品。
──ありますね。
ローレン それで更に興味を惹かれてって感じですね。
──私もこの企画を考えたときにパチスロ打ってみようと思って、元々好きだった『ゴールデンカムイ』の台を選んで打ちました。元々興味のある作品とコラボしているというのはきっかけになりますよね。
ローレン はい。僕はそんな感じですかね。
──イブラヒムさんはいかがでしょうか。
イブラヒム 俺は、さっきローレンが言った「まどか」もそうなんすけど、普通に父親がパチンコとか好きで一時期行ってたみたいで、それでいろいろ話聞いてて俺も気になっていて、大学の帰りにふらっと寄ってみたっていうのがきっかけですね。
──大学生ぐらいになるとパチスロ打ちたくなるみたいなタイミングがあるんですかね。
イブラヒム まあ、せっかく行ける年齢になったし行ってみるかぐらいの気持ちで行ったのが多分最初だったんじゃないかな。
──おふたりは、どういったときにパチスロ行きたいなって思うのでしょうか。
イブラヒム 新台が出たタイミングとか、あとは単純に台の演出というか、ニュアンスが難しいんですけど、いわゆる勝ち負けとかじゃなくて、「演出見たいな~」っていう、そんぐらいの、本当に気軽に「行きたいな」って思うことが多いっすね。
──ローレンさんはいかがですか?
ローレン 今は活動とか配信とかのお仕事をさせてもらってて、そんなに前ほど時間に余裕があるわけじゃないので、イブラヒムと同じで新台出るタイミングで行くくらいですけど、昔めちゃめちゃやってた頃とかは、「当たり前のように行く」みたいな、なんかもう、「行きたくなるから行く」とかじゃなくて、もう「ヤバい! 稼働しなきゃ!」みたいな感じでしたね。
──(笑)。「出勤する」みたいな感じですか?
ローレン そんな感じですよね、ホント。朝起きたら、とりあえず飯食いながら「今日イベント熱いのは……」って店調べて、そこまで行ってみたいな感じですね。
──イブラヒムさんもそういう感覚はありますか?
イブラヒム あー…でも、大学生で一番ハマってた頃は本当そんな感じでしたね。大学に行ってても、空きコマの間にもう「行かなきゃ気が済まない」みたいなレベルだったんで。それで空きコマで行って、後半の授業を無視してずっと打ち続けるみたいなことも結構あった気がしますね。
──すごいですね。本能的に行ってしまうっていう感じなんですかね?
イブラヒム ハマりたての頃は、毎日のように行ってましたね。本当に、息をするように。
忘れられない思い出
──かなりパチスロを楽しまれているおふたりですけど、これまでの忘れられない「勝った」エピソード、もしくは「負けた」エピソードってありますか? 負けた話になっちゃうと笑えないとつらいので、笑える範囲でお話しいただけると嬉しいです。
イブラヒム んー…なんだろう。負けたエピソードってパチンコとかスロット好きな人って記憶から……。
ローレン 消えてくもんだよね。
イブラヒム ね。なくなっちゃう。
──え! 記憶が……?
ローレン 負けた記憶ないもんね、俺ら。
イブラヒム それで言うと、俺は負けたことがないってことになる。
──(笑)
イブラヒム 勝ちエピソードで言うと、多分ロレも共感できると思うんだけど。
ローレン うん。
イブラヒム 初代の「まどか」が一番好きで。
ローレン おっ。
イブラヒム その台の、大体10万分の1ぐらいのフラグでロングフリーズ(※)があるんですけど。
※フリーズとは、一定時間リールが停止し操作できなくなる演出のこと。ショートとロングがあり、文字通りロングの方が演出時間が長い。
ローレン おお……。
イブラヒム 大体そんぐらいだったよね?
ローレン うん。
イブラヒム それ初めて引いて勝ったときは、今でも忘れらんないぐらいには思い出深いです。10万分の1って結構重たいんで、さすがに感動しましたね。
──10万分の1っていう数字がもう相当レアですもんね。
ローレン そうなんすよ。中段チェリー(※)ってのが、確か3万5000分の1ぐらいとかそこら辺で。
※左リール中段に停止するチェリーのこと。何かしらの特典が濃厚な役。そのため、出現率が著しく低い。
イブラヒム うん。
ローレン その3分の1なんで、10何万分の1とかのフラグがあって、めっちゃ恩恵もでかくて、みんな「引きたい! 引きたい!」ってなっているやつでしたね。
イブラヒム 当時はみんながそれ目指して打つレベルだったんすけど、引けたのはデカかったっすね、思い出としては。
──「やったー!」って感じですか?
イブラヒム いや、なんか……本当に、そういうのを引いたときって、めっちゃ喜ぶっていうよりかはじわじわ嬉しくなるみたいな感じなんすよ、俺は。そのとき爆発的に嬉しいというよりかは、「何か引いたな~」って思って、数ゲーム回してから「なんかすごいことやってね?」って実感する、みたいな。後から実感するタイプですね。
──ローレンさん、今の話聞いてどうですか?
ローレン 僕もう正直、イブラヒムの話聞くまで同じこと言おうと思ってて。
イブラヒム ハハッ。
ローレン 僕も「まどか」でロングフリーズを引いて。そのときは友達と「今日マジで引こう!」みたいなことを言いながら「まどマギ」打ってたらロングフリーズして、そのときの話をしようかなと思ったんすけど、かぶっちゃった……。
イブラヒム ロレごめん。
パチスロは人生のスパイス
──今回、おふたりの対談インタビューを読んで、パチスロを始めてみようという人もいると思うのですけど、そういう方たちに何かメッセージをお願いします。
ローレン ここまで言っといてなんですけど、自分の使える範囲の、使っても問題ない範囲のお金で、余裕を持ってパチンコ・パチスロを楽しみましょう。
──(笑)
イブラヒム 無理のない範囲でね。
ローレン そう。パチンコでラッシュ入ったときの出る画面みたいなこと言うけど、俺。
イブラヒム ハハハ! 終了時にね、「適度に~」みたいなやつね。
ローレン ここまで言っといてあれですけど、本当にその通り。
イブラヒム いろんな台があって、台によって評価がいろいろあると思うんですけど、まず自分が好きなコンテンツの台にとりあえず座ってみるのがおススメというか、いいんじゃないかな。多分、好きなコンテンツなら当たらなくても多少おもろいと思うんですよね。なので、そこから始めてみるのがいいんじゃないかな。それが楽しむための第一歩なんじゃないかなと思います。
──おふたりの人生にとって、パチスロとはどんな存在でしょうか?
ローレン やっぱ脳汁っすね。
──脳汁!
ローレン やっぱ結局、ドーパミンなんかなって。
──パチスロは脳汁の足しになる栄養素なんですかね。
ローレン そうですね。エッセンスとでもいいますか。
イブラヒム 香辛料ね。
ローレン そう。うん、いいスパイスだなって感じですね。
──ないとやっぱり物足りないですか?
ローレン そうっすね。
──イブラヒムさんはどうですか?
イブラヒム パチスロでしか味わえない感覚ってやっぱ多くて、多分ロレと言ってることはあんま変わらないんですけど、なんだろうな……毎日同じことの繰り返しになってしまいがちというか、起きて、飯食って、配信してみたいなループになっちゃうんで、そこにたまに、ね。
ローレン ね。
イブラヒム たまに行くパチスロがかなり刺激になってます。本当にロレと言うことは変わらない感じなんすけど、スパイスになってるのかなって。あと、「パチスロが好きです」っていうのを配信で話したときの反響って結構面白くて、なので、配信者人生的にもかなりスパイス的な存在になってますね。
※インタビュー全編は2024年6月26日発売の『CONTINUE』Vol.83にてお読みいただけます
イブラヒム&ローレン・イロアスが表4の『CONTINUE』Vol.83
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