“K-POP新ロードマップ”ENHYPEN、ニューアルバム『ORANGE BLOOD』で見せる異彩を放つコンセプトと特別なストーリー
K-POPボーイグループ史上最速で初の東京ドーム公演を9月に大成功させた、7人組グローバルグループ「ENHYPEN(エンハイプン)」。彼らの5th Mini Album『ORANGE BLOOD』が11月17日にリリースされる。
ここではK-POP第4世代突風を巻き起こしているENHYPENの最新トピックとともに、公開されたコンセプトから『ORANGE BLOOD』の多面的な魅力を紐解いていく。
目次
ワールドツアーに世界中のファンが熱狂!
7人組グローバルグループ「ENHYPEN(エンハイプン)」の勢いが留まるところを知らない。
5月にリリースした4th Mini Album『DARK BLOOD』の活動を終えたのち、息つく間もなく7月から自身2回目のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’』(以下、『FATE』)をスタートさせた。さらに彼らは8月19日、20日の2日間、日本最大の音楽フェスティバル『SUMMER SONIC 2023』に初出演。バンドライブでファンを熱狂させた。
日本では9月に日本3rdシングル『結 -YOU-』をリリース。日本ゴールドディスク「ダブル・プラチナ」認証を受けた。また、京セラドーム大阪、東京ドームで『FATE』日本ドームツアーを開催。K-POPグループの中ではデビューから史上最速で東京ドーム公演を成功させている。
10月6日~22日(現地時間)には、『FATE』アメリカツアーでロサンゼルス、グレンデール、ヒューストン、ダラス、ニューアーク、シカゴなど6都市7公演を開催し、計8万5000人あまりのENGENE(ENHYPENのファンネーム)と時間をともにした。
そんな目を見張るような活躍を続けるENHYPENが、11月17日に5th Mini Album『ORANGE BLOOD』で約6カ月ぶりにカムバックする。
『ORANGE BLOOD』を紐解くための多様なコンセプト
アルバムリリースのニュースを前に、10月15日午後11時50分には公式SNSにて『ORANGE BLOOD』ロゴトレーラーを公開! ニューアルバムへの期待を煽った。
そして、気になるのが『ORANGE BLOOD』の詳細だ。デビューアルバムから自らの想いをひとつの物語にたとえた作品を発信し続けているENHYPENだが、『ORANGE BLOOD』でも彼らならではの物語を紡いでいく。
そんなアルバムの内容を紐解くヒントとなるのが、映画のようなコンセプトトレーラーだ。
波に流されてきたENHYPENのメンバーたち。朝を迎え、7人は自然の中で駆け回り、踊り、海で泳ぎ、笑顔をあふれさせていて、まるで青春映画を観ているようだ。ここでは新しい人生を経験する少年たちが描かれている。しかし、ともに過ごしていた少女が閉じ込められた家が炎に包まれていて……。そんな意味深長なシーンもあり、観る者の想像を掻き立てる内容になっている。
さらに、「KSANA」「KALPA」「ENGENE」という雰囲気の異なる3つのコンセプトフォト・フィルムも公開された。
「KSANA」と「KALPA」のコンセプトフォトでは、永遠はないからこそ君とともにするすべての瞬間を愛で満たし、僕たちのつながりが長く続くことを願う、そんな少年の想いが表現されていた。
「KSANA」はサンスクリット語で“刹那”を意味する言葉で、不安で恐ろしい感情を抱いたまま、有限な愛に最善を尽くす少年たちの姿が超現実主義的なイメージで描かれた。
「計り知れない時間(永劫)」という意味のサンスクリット語である「KALPA」バージョンは、再びつながった僕たちの心が長く続くことを願う、そんな少年を純粋な姿が表現されている。
ENHYPENのファンネームにもなっている「ENGENE」のコンセプトフォトとフィルムは、ファンのために作られた特別なバージョンで、きらびやかに輝く青春を楽しむENHYPENの姿が盛り込まれている。
ENHYPENのアルバムを1作目から並べ、たどってみると、見えてくるのはあるストーリー。境界を越えた少年が多面的な世界と向き合ったあと、自分ならではの答えを探し出し、同世代に向けて宣言。血でつながった運命共同体である「君」のための犠牲を覚悟する物語となっている。
今回の『ORANGE BLOOD』でどのようなストーリーが描かれるのかも注目したい。
1.5億ビューを達成の人気作『黒の月: 月の祭壇』とも連動
ENHYPENといえば、独自のストーリーとコンセプトを展開していることでも知られているグループ。そのため最初はストーリーを理解するのが難しく感じられるかもしれないが、実は作品で描かれているストーリーはとてもわかりやすく、誰もがスッと入り込むことができる。
ENHYPENの作品には『黒の月: 月の祭壇』の要素が含まれており、そのストーリーには、メンバーの想いがなぞらえられている。『黒の月: 月の祭壇』とは、HYBEがENHYPENとコラボレーションした「HYBEオリジナルストーリー」のこと。WebtoonとWebノベルで展開、日本でもLINEマンガで配信されている。誰も愛することができない7人のヴァンパイアの少年と、ひとりだけしか愛せない人狼の前に現れたひとりの少女との物語を描いていて、Webtoonでは8月に累計1.5億ビューを達成したほどの人気を誇っている。
ヴァンパイアコンセプトであるということ、また、キャラクターはENHYPENのメンバーと連動していることも人気の要因のひとつ。作中には、ENHYPENの作品とつながるシーンを見つけることができるのも醍醐味だ。
さらに、作品との連動イベントも活発だ。9月1日から韓国のロッテワールドで物語の世界を具現化するコラボレーションが行われ、期間中にはENHYPENによるスペシャルステージも行われた。今回のコラボレーションの爆発的な人気を受けて、開催期間は当初の予定より約1カ月延長されることになった。
9月には、日本でもポップアップストアを開催。連日多くのファンが来場し大きな盛り上がりを見せていた。
2024年もENHYPENの快進撃が止まらない!
このようにストーリーIPと連携し、圧倒的なクオリティのコンセプトと彼らの表現力によって、深い奥行きを感じさせてくれるENHYPENの作品群。これまでにない試みで、“K-POPの新しいロードマップ”を示している点にも注目していきたい。そしてもちろん、11月17日にリリースされる『ORANGE BLOOD』への期待も高まるばかり。
年末にかけて授賞式への出演も期待されているのに加え、2024年には『FATE』アジア公演として、台北、シンガポール、マカオ、ニュークラーク(フィリピン)の4都市で計7回開催されることも発表されている。ENHYPENのワールドワイドな活躍から、今後も目が離せなくなりそうだ。
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