J.Y. Parkが「完全にスター」と評価する参加者も!『Nizi Project Season 2』韓国合宿に進出した12名の魅力を解説
NiziUを輩出した韓国大手芸能事務所JYPエンターテインメントとソニーミュージックによるグローバル・ボーイズグループオーディション『Nizi Project Season 2』(ニジプロ2)がスタートし、大きな注目を集めている。
「Part 1」では、総合プロデューサーのJ.Y. Parkが地域オーディションで選抜した20人が日本合宿を行い、「ダンス」「ボーカル」「スター性」「姿勢」と、4つの審査ポイントでそれぞれ合格の証である“Niziキューブ”の獲得を目指した。9月22日にHuluで独占配信された「Part 1」の最終回で日本合宿の全審査が終了し、J.Y. Parkが最終順位とともに、次のステージとなる韓国合宿進出者12人を発表。そこで今回は、デビューを賭けて行われる「Part 2」“韓国編”が配信される前に、韓国行きを見事つかんだ12人をおさらいしていきたい。
目次
トモヤ(植村朋哉)
4歳からダンスを始め、JYP練習生として2年以上レッスンを受けていただけあり、トモヤのダンスレベルはJ.Y. Parkも絶賛。地域オーディションでは2PMの「Without U -Japanese ver.-」を自信たっぷりに踊り、J.Y. Parkからは「(定位置よりも)僕の前まで出てきて踊れるのは、自信がないと不可能です。スター性があります」と高評価をもらっていた。
彼はダンスの実力が高いだけではなく、その場をパッと明るくさせてくれるようなかわいらしい愛嬌と、笑顔も魅力的。5泊6日の日本合宿は体力的にも精神的にも相当大変だったと思うが、彼はどんなときも笑顔でほかの子たちと話していたり、落ち込んでいる子を励ます姿が印象的だった。とにかくどんなときも楽しむ気持ちを忘れない姿勢は、ほかのメンバーにもいい影響を与えただろうし、筆者も「見習わなくては」と思わされた。
また、チームミッションではリーダーとなりチームを引っ張り、チームメンバーたちに丁寧にダンスや韓国語を教える姿も。チームミッション終了後、「自分のせいで落ちたらどうしようって思ってたんですけど、本当にみんながんばってくれた」と、涙を流して語っていたトモヤに胸を打たれた視聴者も多いのではないだろうか。
最終順位で見事1位を獲得したトモヤ。韓国合宿でさらに進化するに違いないので、今から楽しみで仕方がない。
ユウキ(西山裕貴)
まだあどけなさが残るかわいらしいルックスとは対照的に、堂々としたパフォーマンスで魅了したユウキは、最終順位でなんと2位を掴み取った。「身長が小さくても、誰よりも大きく踊ります」と宣言していたとおり、小柄ながら大きく見せるダンスが魅力的だ。
「スター性テスト」では、J.Y. Parkの「FEVER(Short Ver.)」で創作ダンスを披露。パフォーマンス中に韓国語で早口言葉を繰り返すという難技も披露した。惜しくもその場でキューブ獲得はできなかったが、のちにJ.Y. Parkから韓国語の難しい発音も習得できていたことが認められ、見事キューブをゲットした。
チームミッションで披露したStray Kidsの「神メニュー -Japanese ver.-」では、J.Y. Parkが「ラップ、ボーカル、ダンス、全部素晴らしかったです」と大絶賛! 練習中は歌い方の癖が直らず苦戦していたが、本番では見事にチームの柱となり、最後までブレない歌声でチーム全体の完成度を高めた。
指摘された部分を完璧に直すほどの努力家であるユウキは、韓国合宿でも格段に成長する予感しかない。ワクワクしながら、その成長を見届けよう。
ハル(井上陽)
JYP練習生のハルは、初登場時から“ただ者ではない”オーラを放っていた。まだ16歳とは思えない大人びたビジュアルと、どっしりとした佇まいがとても印象的だった。だからといってけっして威圧的ではなく、とても謙虚で努力家な好青年というギャップも魅力だ。
ダンスの実力もトップクラス。JYP練習生になる前は「ポッピン」というジャンルのダンスを踊っていたため、アイドルのダンスとの違いに大変苦労したそうだが、そんなことをまったく感じさせない力強くもしなやかなダンスは、見る人を惹きつける。
スター性テストでは、長年踊ってきたポッピンダンスを活かして、自分自身のストーリーとリンクする創作パフォーマンスを披露。楽曲に自分の声でセリフを入れてアレンジしたりと、ウィットに富んだパフォーマンスで見事キューブを獲得した。
さらに、一日にやるべきことをスマホのメモにびっしりと書いていたり、夜遅くまで練習したりと、デビューへの本気度がうかがえる。こうした真摯な姿勢を見ていると、やっぱり自然と応援したくなってしまう。個人的にはStray KidsのHYUNJINのような唯一無二のオーラを放てる逸材に化けそうだなと期待している。
エイジ(伊藤瑛史)
ダンス・レベルテストで堂々1位を獲得したエイジ。体幹のよさやリズム感のよさなど、J.Y. Parkの期待値も非常に高い。地域オーディションでは「昔Rainに初めて会ったときみたい」「体格からリズム感まで、教えられないものを全部持っている」と、スタッフ陣からどよめきが起きるほどの最高級の褒め言葉をもらっており、まさに“ニジプロ”のエース的存在だ。
まだ15歳にもかかわらず、落ち着いていてしっかりしているところも魅力。チームミッションでは見事リーダーに抜擢され、チームを引っ張った。また、メイク映えしそうなビジュアルにも、伸びしろしか感じない。韓国メイクをする機会があればあるほど、きっとファンも爆増するのではと思う。
チームミッションで披露した低音ラップもさすがだった。エース的存在として大注目を集めているエイジが、韓国合宿でどんな姿を見せてくれるのか楽しみだ。
ミラク(星沢弥樂)
マンネライン(末っ子組)の14歳であるミラクは、姉の影響で本格的にダンスを始めた実力者。余裕の感じられるダンスを披露し、J.Y. Parkからも「こんなに幼いのにどうしてそんなに余裕を持てるのか不思議です」と評価されていた。
スター性テストでは「普段の自分とは違うギャップを見せたい」と、空手とダンスを融合させたパフォーマンスを披露。その腕前は、J.Y. Parkのみならず、参加者たちも「すごい!」とざわつくほど。キレのあるダンスだけでなく、タンブリング(連続バク転)ができることも衝撃だった。J.Y. Parkも「タンブリングはボーイズグループの中ですごく役立つ要素なので、魅力的」と絶賛していた。
また、審査前の自己紹介でひとりだけ日本語ではなく、懸命に韓国語で話す姿にもグッときた。歌やダンスだけじゃなく、韓国語までしっかりと勉強しようとしているなんて偉すぎる。韓国合宿では、またキレイなタンブリングを見ることができるのだろうか? 期待したい。
ユウヒ(小森優陽)
15歳にして、なんとJYP練習生歴3年という経歴を持つユウヒ。「“ユウヒ”という名前は明るい太陽という意味で、僕の顔を見ると気分がよくなるそうです。疲れたときは僕を呼んでください。みなさんの心を溶かしてあげます」という、日本合宿での最初の自己紹介が最高すぎて印象に残っている。もうこんなの、すでにアイドルの発言ではないか。
ダンスもボーカルも高い実力を披露し、見事キューブを獲得。さすがJYP練習生として3年過ごしただけのことはある。スター性テストでは、これだけ歌もダンスもできるのにまさかの腹話術に挑戦。ユウヒらしいかわいい腹話術を披露したが、その場ではキューブをもらえなかった。「かわいかったからあげてよ!」と、思わず画面に向かって訴えてしまった視聴者も多いのでは? 筆者もそのひとりだ。
しかし、チームミッションでは豊かな表情を見せ、「完全にスターのように輝いていました」と高評価をもらい、スター性のキューブも無事にもらうことができた。アイドルの素質満載のユウヒに今後も大注目していきたい。
タイガ(藤牧大雅)
タイガは、JYP練習生として3年レッスンを受けており、合宿前から注目を集めていた参加者のひとり。しかし、ダンス・レべルテストでは思うような実力を発揮できず、J.Y. Parkから「すべての動きは関節と筋肉で表現する。手の動きとシンクロしないといけないのに、こっちを意識するとほかが雑になってしまう」「この概念を身につけないと実力はこれ以上伸びない」など、いい評価を得ることができなかった。
また、ボーカル・レベルテストでもキューブを獲得することができず追いつめられ、悔し涙を流していたが、最終的にチームミッションで挽回。大逆転勝利をつかみ取った苦労人だ。
“JYP最長練習生”として臨むチームミッションは、精神的にもキツかっただろう。しかし練習を重ね、チームパフォーマンスを終えたあとには「タイガ君は、初めてJYP最長練習生らしく見えました。今日は全然違う人みたいです」とJ.Y. Parkから高評価を獲得。「なぜですか?」と聞かれ、涙ながらに「練習生生活をしながら、だんだん歳も上になるにつれて、実力を発揮できないことが増えてきて、歌とダンスを楽しめなくなっていた時期がありました」「だけどこの時間をもらって、自分を見つめ直す時間としてがんばって、練習してきました」とこれまでの想いを語った。その姿に思わずもらい泣きしてしまった。
自分を振り返ることで自信を取り戻したタイガは、韓国合宿でさらに成長するのではないだろうか。
ユウ(富安悠)
圧倒的ビジュアルで、カメラに抜かれる率もダントツで高いユウ。“ニジプロ”に参加する前は他事務所に所属していた過去があり、だからかもしれないが、すでに華があるように感じる。
地域オーディションでは「ダンスの基礎ができていない」と酷評されるも、「これから一生懸命練習すれば伸びるかも」と、J.Y. Parkが期待を込めて日本合宿メンバーに選抜。そして日本合宿中にメキメキと実力を伸ばし、見事韓国行きをつかみ取った。
彼の魅力はビジュアルだけじゃない。スター性テストでは「家で猫を飼っていて猫が好きなんです」と言っておきながら、まさかの犬の犬種を紹介する(しかもものまねつき)超個性的なパフォーマンスで、ある意味視聴者の心をザワつかせた。
チームミッションでは、「最初のころに比べて信じられない。ルックスも」と高評価を獲得。陰で相当努力したのだろうなと思う。ビジュアルも歌もダンスも、韓国合宿でどのような変化を遂げるのか、目が離せない。
ショーン(柗原翔音)
シーズン1を観てオーディション参加を決めたというショーンは、地域オーディションでオリジナルダンスを披露し、日本合宿メンバーに抜擢。しかしその際、J.Y. Parkから「一度も目が合わなかった」と指摘されたため、自ら描いたJ.Y. Parkの似顔絵を壁に貼りつけ、日本合宿までに目を合わせる練習を行った。
そのかいあり、ダンス・レベルテストでは「指摘したところを完璧に直してきた」「感情表現が自然だった」と絶賛され、見事キューブを獲得。いくらダンスが上手でも、曲に感情を乗せて表現できる力と相手に届ける意識がなければ、見る者の心は動かせないだろう。ショーンは、ダンスの技術力だけではなく、曲の世界観をきちんと理解して踊ることができるところが、魅力のひとつだと思う。
さらにスター性テストでは、まさかの「手を使わずにズボンを履く」という一発芸を披露。始まるまでは「ショーン……なんでそんな芸人みたいなことするんだ……それでスター性、本当に出せるのか……?」と勝手に心配していたのだが、音楽に合わせながら手を使わずにズボンを履くパフォーマンスが予想以上におもしろくて夢中になってしまった。そしてJ.Y. Parkからも「シーズン1、シーズン2を通して、今までのスター性パフォーマンスの中で最高だった」と、これ以上ない最大級の評価をもらっていた。練習では5%しか成功しなかったのに、本番でしっかり成功させる運の強さも持ち合わせている。
知れば知るほど新しい魅力が出てくるショーン。韓国合宿でもまた新たな一面を見せてくれるに違いない。
ソウダイ(三浦颯大)
ソウダイは正直、最終順位が意外だったメンバーのひとりだ。もうちょっと上位かなと予想していた。というのも彼のボーカルの実力は圧倒的で、本人も最終目標はデビューではなく、「デビューしてメインボーカルを務めること」なのだ。地域オーディションでソウダイの歌声を聴いたJ.Y. Parkは、「ひとまずダンスが下手でも選びます」と、歌だけで合格を告げたほど。しかもダンスも上手だったため、J.Y. Parkを驚かせた。さすがJYP練習生だ。
チームミッションでは「ボーカル・レベルテストのときに指摘した箇所が直っていない」と、まさかのダメ出しをされてしまったが、それも彼の実力を認めているからこそ。きっと伸びしろがあるからこその指摘だと思う。
次の韓国合宿でデビューメンバーに選ばれれば、本人の目標どおりメインボーカルとして活躍するのではないだろうか。期待大の逸材だ。
セイタ(河嶋星太)
JYP練習生になる前は、キッズモデルとして活動していたというセイタ。それも納得の、小顔でシュッとしたスタイルが印象的だ。地域オーディションでは「モデルと歌手では表現の仕方が全然違う。ダンスの関節を使う方法をわかっていない」と厳しい指摘をされるも、「でも感情表現は自然だった」と評価され、日本合宿メンバーに選ばれた。
ボーカル・レベルテストでは、自作ラップを披露。J.Y. Parkからは「リズム感がとてもいい。指摘した発声もとてもよくなった」「でも、ラップが終わったあとの声が苦しそうだ」と高評価と厳しい意見とどちらも受け、その場ではキューブをもらえなかった。しかし、ボーカル・レベルテストの順位発表の際に見事キューブを獲得した。
さらに、チームミッションでは「ダンスが本当に素晴らしかった。スターのように見えました!」と絶賛され、それまで獲得できていなかったダンスキューブとスター性キューブどちらも獲得し、見事韓国合宿への切符をつかんだ。
JYP練習生としての期間がわずか7カ月だったこともあり、まだ少し余裕がなさそうに見えるセイタ。しかし、「まるでマンガみたい」と言われるほどの端正なルックスと、自然な感情表現が魅力的。韓国合宿でさらにキラキラ輝くことを期待したい。
ケン(蘇建)
日本合宿で一番成長した姿を見せてくれたのが、ケンではないだろうか。地域オーディションでは「保留」という結果となり、その後、追加合格。日本合宿のダンス・レベルテストでは「ここにいる参加者の中で一番下手です」と言われ、厳しすぎる結果に終わった。にもかかわらず、最終的に韓国合宿進出者に選ばれたのだからすごすぎる。いったい、どれだけ努力したのだろうか。まさに、「I can We can ソケン!」ではないか。努力すれば不可能も可能になることを体現してくれた。
チームミッションでは、リーダーのトモヤに歌い方やダンスをみっちりと教えてもらった甲斐あり、予想以上の実力を発揮。ほかの参加者も「ソケン全然違う」「ソケンやばくない?」とザワついていたが、素人目でもこれまでのパフォーマンスとまったく違うのが目に見えてわかった。今までとはまるで別人のように表情も豊かで、のびのびと踊っており、独特で愛嬌のあるボーカルもよかった。「もっと歌声を聴いてみたい」という気持ちにさせられる。J.Y. Parkも「動きやメロディだけマネしたわけじゃなく、その奥にあるフィーリングまで自分のものにしていた」と大絶賛していた。
「驚いたけど、絶対何かやってくれると思っていた」とケンの可能性を見抜いていたJ.Y. Park。韓国合宿でいったいどれだけ進化するのか、筆者としては一番楽しみにしている。12位とギリギリで韓国合宿メンバーに選ばれたが、きっとまた奇跡を起こしてくれるのではないだろうか。
ひとり一人紹介したい部分がありすぎて、とんでもない文字数となってしまったが、それだけ『Nizi Project Season 2』は、魅力的な参加者が集まったオーディション番組だ。
なんと言っても最終デビューメンバーの人数が決まっていないというのが、視聴者としてもハラハラさせられるポイント。韓国合宿の結果次第では12人全員デビューの可能性もあり得るのかもしれないし、本当に全員応援したい。韓国合宿では、いったいどんなドラマが待ち受けているのか……? 配信を今か今かとワクワクしながら待っている。
『Nizi Project Season 2』
Hulu
『Nizi Project Season 2』Part 2<完全版>
10月13日(金)22時から独占配信開始
※Part 1<完全版>は独占配信中
地上波レギュラー番組『実況!ニジプロ2』
⽇本テレビ(関東ローカル)10⽉7⽇(⼟)14:30スタート
※以降毎週(⼟)14:30〜15:00
⿅児島讀賣テレビ 10⽉13⽇(⾦)11:00スタート
※以降の放送⽇はKYTの番組表でご確認ください。
静岡第⼀テレビ 10⽉17⽇(⽕)24:59スタート
※以降毎週(⽕)24:59〜25:29
テレビ⾦沢 11⽉2⽇(⽊)24:59スタート
※以降毎週(⽊)24:59〜25:35
⽇本テレビ系情報番組『DayDay.』
後半戦となる『Nizi Project Season 2』韓国合宿編の特集は、10⽉11⽇(⽔)から放送開始
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