JO1、INIの後続ボーイズグループ「DXTEEN」が、デビュー日にSHIBUYA109にサプライズ登場「まずはオリコン1位を目指したい」

2023.5.10
DXTEEN (c)LAPONE Entertainment

文・編集=森田真規


JO1、INIが所属するLAPONEエンタテインメントより3組目のアーティストとして5月10日にデビューした、6人組のグローバルボーイズグループ「DXTEEN(ディエックスティーン)」。

SHIBUYA109店頭イベントスペースに設けられたDXTEENの特設ブースに、デビュー当日の正午、メンバー全員がサプライズで登場した。ここでは、その『DXTEEN デビューシングル「Brand New Day」発売記念 記者会見』の様子をレポートする。

DXTEEN
大久保波留、田中笑太郎、谷口太一、寺尾香信、平本健、福田歩汰の6名で結成されたグローバルボーイズグループ。グループ名の「DXTEEN」は夢(Dream)を目指し、一歩一歩、拡張(eXtension)・拡大(eXpand)しながら成長していき、努力と挑戦を重ねていく6人の青春(Teen)の“無限な可能性”を表現し、時間が経ち成長しても夢見る青春心を失わず、夢をさらに大きくしていくという意味が込められている。


デビュー日の正午、SHIBUYA109に降り立ったDXTEEN

2023年5月10日正午、SHIBUYA109のエントランス前に設置されたDXTEENの特設ブースの横に、メンバーの姿がラッピングされたロンドンバスが到着。バスの2階には6人が乗車していて、特設ブースのスクリーンに映し出されたグループの紹介映像が流れ終わると、バスから降りてきたDXTEENのメンバーがステージに登場した。

デビューシングルのリード曲「Brand New Day」が流れるなか、「せーのっ、DXTEENです!」と“DXポーズ”を見せながら集まった報道陣に挨拶。MCの山中タイキにバス2階から見た渋谷の景色と乗り心地を尋ねられると、リーダーの谷口は「こういう景色を眺めながらバスに乗ったことがなかったので、楽しかったです」とハキハキと答えた。さらにつづけて、以下のとおりひとりずつ自己紹介を行った。

田中 山梨県出身、17歳。メンバーカラーはパープル。元気もりもり、DXTEENの田中笑太郎(たなか・しょうたろう)です。

平本 兵庫県出身、18歳。メンバーカラーはブルー。DXTEENのやんちゃモンキー、平本健(ひらもと・けん)です。

大久保 福岡県出身、18歳。メンバーカラーはピンク。DXTEENのえくぼの天使、大久保波留(おおくぼ・なる)です。

谷口 奈良県出身、20歳。メンバーカラーはレッド。DXTEENの小柄な恐竜、リーダーの谷口太一(たにぐち・たいち)です。

寺尾 広島県出身、19歳。島生まれ島育ち、お寺の息子、寺尾香信(てらお・こうしん)です。
(※編集部注:寺尾のメンバーカラーはグリーン)

福田 栃木県出身、20歳。メンバーカラーはイエロー。DXTEENののんびりぽわぽわお兄ちゃん、福田歩汰(ふくだ・あゆた)です。

DXTEEN (c)LAPONE Entertainment
DXTEEN (c)LAPONE Entertainment

ドームツアー&『紅白歌合戦』が大きな夢

フォトセッションを経て、前日の夜にYouTubeで発表されたファンネーム「NICO」の文字がスクリーンに映し出されると、メンバーそろって「NICO~」と笑顔になり、カメラに向かって自然と手を振っていた。さらに、MCの山中が福田に「ファンネームが発表されて、どんな気持ちですか?」と質問し、そこからトークセッションがスタート。

DXTEEN (c)LAPONE Entertainment
DXTEEN (c)LAPONE Entertainment

福田 一番はかわいいなって。(DXTEENとファンのお互いがお互いを笑顔にさせる存在でいられるように、という)意味も僕たちに合っていますし、なんと言っても呼びやすい。早くNICOの皆さんの前に立って、「NICO~!」って言いたいですね。

MC まだ言えてないんですよね?

福田 言えてないですね。

MC 素晴らしい快晴に恵まれた記念すべきデビューの日ですが、改めて、この6人でデビューを迎えた気持ちを教えてください。

大久保 やっとデビューを迎えることができてめちゃくちゃうれしいですし、ワクワクしていて、これからも向上心とか謙虚さを忘れずにがんばっていきたいと思います。

MC この日を迎えるまでに、いろいろありましたからね。

大久保 本当に、ありました。

MC デビューシングル『Brand New Day』には、どんな気持ちが込められていますか?

寺尾 6人では初めての作品と曲なので、特別な思いがあります。ダンスのシンクロを上げるためにとことん練習をして、歌詞の意味もみんなでヒザを突き合わせて考えて、僕たちとNICOにとっての宝物になったと思います。ミュージックビデオも青春がテーマになっていて、学生服をもとにした衣装があったりとか、屋上でしゃべっているシーンがあったりとか、本当に青春を感じられるMVになっています。

MC 多くのNICOの方がMVを何回も観ているのだと思うんですが、なんとすでに再生が308万回を超えました。この数字はどうですか?

寺尾 信じられない数字なんですけど、これからさらに上を目指していけたらいいなと思います。

MC 本当にそうですよね。このMVの見どころはどこにありますか?

寺尾 個人的には、水族館のシーン。そこが本当に神秘的できれいなので、オススメのポイントです。

MC どこの水族館なんですか?

寺尾 韓国の水族館で撮影しました。

MC すでにファンの皆さんの前でパフォーマンスをされていますが、どんな感想を抱きましたか?

平本 やってみて本当に幸せだなって感じました。僕は中学生のころに「アーティストになる」と決めて、目指していたこと、やりたかったことができて、本当にうれしかったです。

MC 初ステージって、覚えていますか?

平本 もう、忘れられないですね。3月8日のプレデビューイベント(『Predebut SP Event 「Hello! DXTEEN」』)には、たくさんのNICOの方が来てくださって。初披露だったので、とても印象深く覚えています。

MC そのときのステージは、メンバーの皆さんはどんな感じだったんですか?

平本 最初のほうはみんな緊張して固くなっていたんですけど、自己紹介が終わって、パフォーマンスに入るころには、NICOの皆さんがすごく温かかったので、緊張はほぐれていましたね。

MC このあと池袋でもイベントが控えているとのことですが、どんなパフォーマンスになりそうですか?

田中 僕たちの魅力の一つである、エネルギッシュでパワフルなダンスとか歌を、観て聴いてもらえたらうれしいです。

MC ファンの方々がアーティストの振り付けをまねしながら応援することが最近多くなっていると思いますが、この曲のパフォーマンスのポイントはどんなところにありますか?

田中 「Brand New Day」の振り付けなんですけど、最後のほうに、手でするかわいい振り付けがありますので、それは皆さんまねしやすいと思います。ぜひ、そこに注目して観てくれたらうれしいです!

MC グループ名の由来の一つにもなっている“夢”について、DXTEENを代表して谷口さんから、グループとしての夢を教えていただけますか?

谷口 ドームツアーだったり、JO1さんが去年出演されていた『紅白歌合戦』への出演というのを大きな夢として持っているんですけど、その夢を叶えるためにも僕たちの曲をたくさんの人に聴いてもらって、まずはオリコン1位になれるようにがんばっていきたいと思っています。

MC 最後にお一人ずつ、今後の意気込みだったり、NICOの皆さんへのメッセージをお願いします。

田中 今日、こうやってデビュー日を迎えることができて本当にうれしいです。これからもっともっとNICOの皆さんを幸せに、笑顔にしていくので、応援お願いします!

平本 まずはNICOの皆さん、いつも支えてくれて、本当にありがとうございます。アーティストとしても成長していきたいですし、僕たちの音楽を通してたくさんの方とつながりたいと思っています。応援、よろしくお願いします。

(左から)田中笑太郎、平本健 (c)LAPONE Entertainment
(左から)田中笑太郎、平本健 (c)LAPONE Entertainment

大久保 今日は、デビューという僕の夢の一つがやっと叶ったんですけど、これからはDXTEENのみんなで支え合いながら、どんなに大きな壁でも登っていけるようなグループになりたいなって思います。これからよろしくお願いします。

谷口 いろんな活動を通して僕たちの姿をたくさんお見せしていきたいんですけど、舞台の上でパフォーマンスするたびに変化や違いを生み出せるグループになっていきたいです。そして、これからNICOの皆さんをニッコニコにするので、期待と応援をお願いします!

(左から)大久保波留、谷口太一 (c)LAPONE Entertainment
(左から)大久保波留、谷口太一 (c)LAPONE Entertainment

寺尾 僕たちの曲をたくさん聴いてもらって、僕たちのことをたくさん見てもらって、楽しんでほしいです。具体的なところでいうと、ミュージックビデオの再生回数1000万回はいきたいなと思っているので、まずはそこに向けてがんばって、それからもっと高い夢に向かっていけたらなと思っています。これからも応援、よろしくお願いします!

福田 ここからが僕たちDXTEENの本当のスタートだと思うので、これからいろんな舞台に立って、僕たちにしか出せない魅力やエネルギーでNICOの皆さんを幸せにしていけたらいいなって思います。

(左から)寺尾香信、福田歩汰 (c)LAPONE Entertainment
(左から)寺尾香信、福田歩汰 (c)LAPONE Entertainment

イベントが終わると集まった報道陣やMCにお辞儀をして、ファンが待つ池袋のイベントへと向かって行ったDXTEEN。彼らは5月だけで『KCON JAPAN 2023』や『MTV LIVE MATCH』、さらに『LAPOSTA2023』ではJO1やINIと共に有明アリーナでのステージに立つことが決まっており、ボーイズグループ群雄割拠の現在、デビューからいち早く多くの経験を積めることは大きな武器になるはず。DXTEENが今後、どんな“夢”を持つようになり、それを拡げていくのか注目していきたい。

DXTEEN|’Brand New Day’ Official MV

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森田真規

(もりた・まさき)『QJWeb』編集部所属。エディター。編集・発行人として『なんとなく、クリティック』、編集人として知人と3人で『なnD』という本を年に一度のペースで作っています。イラストは鬼頭祈さんに描いてもらった、ある夏の日の似顔絵です。

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