唯一無二の世界観を持った7人組ユニット「原因は自分にある。」パシフィコ横浜でのワンマンを前にその歩みと魅力に迫る
1月25日に3rdアルバム『無限の終わり』をリリースし、1月28日にはパシフィコ横浜でのワンマンライブ『げんじぶ空間:case.5 -End of Infinity-』を控えている7人組ダンス&ボーカルユニット「原因は自分にある。」。
本稿では、原因は自分にある。のデビューからの歩みを振り返りつつ、ユニットの魅力を紐解いていく。
原因は自分にある。
(げんいんはじぶんにある。)大倉空人、小泉光咲、桜木雅哉、長野凌大、武藤潤、杢代和人、吉澤要人による7人組ダンス&ボーカルユニット。通称「げんじぶ」。2019年7月7日に「BATTLE STREET」としてデビューし、1カ月後の8月7日にユニット名を「原因は自分にある。」に変更。同年10月に1stシングル『原因は自分にある。』でCDデビューを果たし、2021年1月には1stアルバム『多世界解釈』をリリース。
“新時代のエンターテインメントを生み出す”前衛的なユニット
7人組ダンス&ボーカルユニット「原因は自分にある。」が、2023年も精力的な活動を見せている。1月7日に「魔法をかけて」、1月25日に3rdアルバム『無限の終わり』をリリースし、1月28日にはワンマンライブ『げんじぶ空間:case.5 -End of Infinity-』を開催する。今回は、そんな彼らについて紹介したい。
原因は自分にある。、通称「げんじぶ」は、スターダストプロモーションに所属する若手男性俳優・タレントで結成されたアーティスト集団「EBiDAN(恵比寿学園男子部)」内のユニット。2018年に結成された、大倉空人、小泉光咲、桜木雅哉、長野凌大、武藤潤、杢代和人、吉澤要人の7人組だ。
彼らが結成されたきっかけは、EBiDANの研究生であるBATTLE BOYSを対象に行なわれた企画「BATTLE STREET」というユニット名で2枚のシングルをリリース。その後、BATTLE BOYSとしての活動を卒業し、独立ユニットとして2019年7月7日にデビュー。その1カ月後、ユニット名を原因は自分にある。に変更し、新しいスタートを切ったというわけだ。ちなみに、「原因は自分にある。」というユニット名は、「『ある物事や、ある状態・変化を引き起こすもとになること。』というネガティブな意味で使われることの多い“原因”という言葉を肯定的に捉え、インパクトを与え続ける前衛的なユニットとして躍進し、新時代のエンターテインメントを生み出す」という思いが込められている。
耳に残る中毒性の高いピアノロック
こうして、原因は自分にある。となって以降は多くの楽曲をリリース。約3年半の間にシングル2枚、アルバム3枚、配信限定楽曲を18作品リリースしてきた。その楽曲の多くがオリジナリティにあふれ、“げんじぶの色”が色濃く出ているものばかり。
特に、言葉遊びが盛り込まれた哲学的な歌詞とピアノが鳴り響くロックサウンドが特徴的だ。彼らは自分たちを「2次元と3次元の架け橋的な存在」と自称しているのだが、楽曲においてもどことなくボカロ曲のようなテイストが感じられ、その中毒性はかなり高い。実際、みきとPや吐息、霧エクラ、100回嘔吐などボカロを用いた楽曲を多く輩出しているアーティストたちとの提供曲も少なくない。
ほかにも、人気歌い手ラッパーのnqrseやYOASOBIのコンポーザーであるAyase、インストバンドのfox capture planなどとコラボしていることを考えると、彼らの楽曲に対するこだわりが見えてくるのではないだろうか。
『げんじぶ空間』で展開される唯一無二の世界観
そんな彼らが繰り広げる世界にどっぷり浸かれるのが、ワンマンライブだ。彼らは『げんじぶ空間』というワンマンライブを年に数回行っているのだが、そのコンセプトと演出が実に秀逸。「2次元と3次元の架け橋的な存在」というだけあって、さまざまなテクノロジーが演出に使われている。
たとえば、パフォーマンス中、背面だけでなく側面や天井までモニターを設置して歌詞を流したり、映像とリンクしたパフォーマンスをしたり、メンバーが自分のアバターと一緒にダンスを披露したり……。注目すべきポイントが多過ぎるゆえに、目がいくつあっても足りない状態である。
しかも、端正なビジュアルと息の合ったフォーメーションダンスなど、彼ら自身も魅力的なパフォーマンス力を持っている。だからこそ、同じツアーに何度行っても毎回新鮮な見方ができるのだ。これまでZeppなどで公演を行うことが多かったが、1月28日の『げんじぶ空間:case.5 -End of Infinity-』は、パシフィコ横浜・国立大ホール。一気に会場を大きくし、満を持して観客をげんじぶの世界に誘っていくのであろう。
唯一無二の世界観を持つ、原因は自分にある。。メンバーもまだ若く、ポテンシャルもたっぷりある。まだまだ彼らは留まるところを知らない。この先も観測者(原因は自分にある。のファンネーム)を着実に増やしていくことは想像に難くない。
■げんじぶ各メンバーの魅力に迫ったコラムを近日公開!
大倉空人、小泉光咲、桜木雅哉、長野凌大、武藤潤、杢代和人、吉澤要人の7人、それぞれの魅力に迫ったコラムを1月29日に公開予定。ぜひ、こちらのチェックもお忘れなく!
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