『LOL』『オーバーウォッチ』から『NIKKE』まで!コスプレイヤーたちに聞いたこだわり「気を遣ったのは両頬のタトゥーの位置」
マスクの持参・着用をはじめ、入場時の体温測定、参加中の定期的な消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、多数の感染予防対策を講じるかたちで、2022年にはさまざまなコスプレイベントが開催された。12月30日、31日には、年内最後の大型イベントとして『コミックマーケット101(略称:コミケ101)』が控えているが、こちらにも大勢のコスプレファンが参加し、盛り上がることが予想される。
それに先駆けて本記事では、10月末に開催された『池袋ハロウィンコスプレフェス2022(略称:池ハロ2022)』をプレイバック。パレードやギャザリング、DJパーティーなども行われた同イベントを取材し、撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真を、レポートと併せてお届けする。
コスプレイヤーに聞いた“こだわりポイント”
こちらの記事で紹介するのは、新旧さまざまなゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤー。比率でいうと、やはりスマホゲーム(および、スマホも含む複数のプラットフォームで展開しているゲーム)の人気が高く、『原神』や『Fate/Grand Order』『アイドルマスター シャイニーカラーズ』『アズールレーン』『アークナイツ』などのキャラクターが勢ぞろい。
リリース直前のタイミングだった『勝利の女神:NIKKE』のヒロインに扮するレイヤーも多く、各所で写真撮影を楽しむ姿が見られた。
その一方で高い競技性を誇り、eスポーツのタイトルとしても選ばれた作品のコスプレで参加していたレイヤーも多く、『リーグ・オブ・レジェンド』のジャンナや『オーバーウォッチ』のD.Vaといったヒロインたちも続々と集結。それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのも印象的だった。
そんなレイヤー陣に“コスプレに対するこだわりポイント”を聞いてみたところ、以下のように答えてくれた。
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「注目していただいきたいのは、自分の身長よりも大きい杖です。今回は衣装も武器もオーダーメイドで作ってもらったものなんですけど、デザインや素材の質感に関しては細かく打ち合わせをして固めていったので、忠実に再現してもらえて満足しています。衣装もすごく軽い素材でできているので、“ひらみ”のある写真撮影を楽しめるのもうれしいポイントですね」(『リーグ・オブ・レジェンド』ジャンナ/花宮いのりさん)
「メイクや衣装の造形にもこだわりましたが、一番気を遣ったのは両頬のタトゥーの位置です。ちょっとでもズレると印象が大きく変わってしまうので、画像と鏡を見比べながらベストなかたちで仕上げました」(『オーバーウォッチ』D.Va/りなしぃさん)
「自作で用意した衣装なので、生地の材質から装飾の造形まで、すべての要素にとことんこだわりました。布を買うところから始めるのは久しぶりだったんですけど、やっぱりコスプレ衣装を作るのは楽しいですね」(『アイドルマスター シャイニーカラーズ』園田智代子/ふれいあさん)
QJWebでは大盛況となった『池ハロ2022』につづいて、年末に開催される『コミケ101』にも取材参加を予定している。果たして、同イベントではどのような作品のコスプレに人気が集中するのか? 現地で撮影した写真と併せてリポート記事を順次アップしていく予定なので、こちらもお楽しみに!