『THE W』決勝進出者会見レポート。トップバッターは営業先から参加したTEAM BANANAに

2022.11.26
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文=梅山織愛 撮影=長野竜成


『女芸人No.1決定戦 THE W 2022』の決勝進出者会見が都内で行われ、ファイナリスト12組が登壇した。

Aマッソのライバルは……

過去最多の735組がエントリーした本大会。昨年、準優勝のAマッソはこれまで決勝の投票で逃した蝶を身に着けて登場。「(優勝を)1回逃すと長いんですよ。一昨年はゆりやん(レトカニリィバァ)に『カツオのネタ』で負けて、去年はオダウエダに『カニのネタ』で負けたので海鮮に弱いんですよ。今年はにぼしいわしがいるんで……」とこれまでを振り返りながら、警戒しているコンビを挙げる。

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蝶をまとって入場したAマッソ

今回一番の若手は、芸歴4年目で決勝進出を決めたさとなかほがらか。決勝に向けて「私が決勝メンバーの中で一番のド新人なので、気楽に楽しみたいと思います」とコメントする。しかし、そんなさとなかについて大会サポーターのニューヨークは「全然誰かわからんかったけど、準決勝でバカウケしてた」と、ダークホースになるのではと予想した。

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宣材写真と同じく「カニ」のポーズを取るさとなかほがらか

普段はフタリシズカとしてコンビで活動している横井かりこるも今回が初進出。相方・加賀谷秀明に恋をしているそうで「優勝したらプロポーズしたい」と明かした。

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相方に想いを寄せるフタリシズカ横井かりこる

決勝進出者の中で最多4度目の進出となる紅しょうがが紹介されると、その貫禄から「ミス『W』だ」との声が。これに「(その称号は)いらないんですよ。早く卒業したい」と答え、「『決まりましたよ』って言われたときも、もうかわいげのない反応をしてしまいました」と明かした。

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出場を重ねるごとに会見の衣装がシックになっているという紅しょうが

運命の抽選も実施

今年の決勝戦では12組が4組ずつ3ブロックに分かれ、暫定1位を決定。各ブロックを勝ち残った3組が最終決戦を行い、優勝者を決定する。その組み合わせ抽選会が今回の会見で実施された。

最初にくじを引いたにぼしいわしだったが、C-4を引き当てラストバッターへ。群馬県での営業のため会場に来られなかったTEAM BANANAは電話で抽選に参加したがA-1を引く。これに山田愛実が「終わりました~!」と言ったが、ニューヨークは「終わってないです!(1番でも)いけますよ!」と励ましの声をかけた。

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ラストを引き当てたにぼしいわし
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会場に来られなかったTEAM BANANA
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TEAM BANANAに代わり封筒を開けた嶋佐和也

昨年トップバッターを務めたヨネダ2000は今年は2番手に。心境を聞かれると「また早い番号かと思いつつ……。一個失礼します」と、なぜか突然、誠がハットからおもちゃを取り出した。

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ハットから伸びるおもちゃを取り出したヨネダ2000

昨年と同じくBブロック1番手となった天才ピアニストは、「昨年は3枚抜きさせていただいたので、今年もちょちょんのちょんと行かせていただきます」と自信を見せる。そんな天才ピアニストに昨年、予選ブロックで敗退したスパイクは今年も同じブロックに。「誰よりも『W』にドラマあります顔で出場したのに、天才ピアニストに負けちゃって。ドラマ始まる前に打ち切りって感じだったので、今年は去年の自分たちを超えるっきゃない宣言!」とリベンジを誓った。

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昨年の放送後「Bマッソ」と呼ばれることもあったという天才ピアニスト
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エルフの「ハッシュタグ」に対抗して「mixi」と言って入場したスパイク

同じくBブロックになった爛々の萌々は「優勝して地元で一番でかい祭りを作りたい」と野望を明かす。また、Cブロックトップバッターの河邑ミクも「私、松竹芸能なんですけど、優勝して松竹を辞められたAマッソさんや森田さん(大会サポーターを務めるさらば青春の光・森田哲矢)を取り戻したい」と、独特な目標を話した。

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ニューヨークにも初進出であることを驚かれた河邑ミク
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初出場を決めた爛々。会見では大国麗がおなじみの「チョメ」を連発

クリスマスのイルミネーションを意識して髪を染めてきたというエルフ荒川は、「ボケようと思ったんですけど、無理です! 本当にうれしいです! 日本ぶち上げます!」と決勝進出を歓喜。そんなエルフの次の出順となった紅しょうがは「エルフはすごい仲よくて、マジで普段からおごってるからこそ、勝ちたい!」とライバル心を見せた。

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常にハイテンションだったエルフ

決勝戦は日本テレビで12月10日(土)午後7時から生放送される。

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