2020年にデビューしたグローバルボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」の、初めてとなるアリーナツアー『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』が9月3日から行われている。ここでは、9月22日にマリンメッセ福岡で行われたライブのレポートをお届けする。
目次
大平祥生「This is JO1!」のシャウトで始まった福岡2日目
9月22日、JO1が初のアリーナツアー『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』の福岡公演を行った。福岡公演2日目となる同日には、サプライズで6THシングル『MIDNIGHT SUN』の収録曲「SuperCali(スパカリ)」を披露する場面も。その様子を含め、JO1とJAM(JO1のファンネーム)の絆が感じられたライブをレポートしたい。
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10月22日、23日に東京・有明アリーナで行われる追加公演を除けば、ファイナル公演となる同日、多くのJAMがマリンメッセ福岡に集った。オープニング映像が流れている時点から、JO1の登場を今か今かと待ち望んでいる熱気が伝わってくる。ステージ上の幕が降りると、大平祥生が「OK! This is JO1!」とシャウトし、「Move The Soul」でライブがスタート。木全翔也も「いくぞー!」と声を張り上げており、スタートダッシュは完璧だ。
そのまま河野純喜のハイトーンボイスが響いて、「Born To Be Wild」へ。曲名が如く激しいパフォーマンスを見せる11人だがどこか落ち着きもあり、自信と成長が見えてくる。さらに「Algorithm」「YOLO-konde」とつづき、JO1のパフォーマンスを余すところなくJAMに届ける。センターステージに移動し終わると、「Walk It Like I Talk It」を披露。ところどころで見せる、会場のJAMやカメラへの表情もキマっている。
ここでしか観られない貴重なユニットパフォーマンス
こうして、お祭り騒ぎのような勢いでオープニングパートを駆け抜けると、会場中に笑顔で手を振りながらメインステージへ戻る11人。恒例の「Go to the TOP! JO1です!」と声を合わせると、ひとりずつ自己紹介をする。「は、か、た、の、汐恩!」(鶴房汐恩)と笑いを誘うメンバーもいれば、「この会場寒くない? 俺が温めてあげようか?」(白岩瑠姫)と胸キュンのセリフで会場をざわつかせるメンバー(大平の「ルーランドさん」というツッコミも秀逸)もおり、個性があふれていた。お互いツッコミを入れつつもワイワイ楽しそうに自己紹介を終えると、川西拓実の『ドラえもん』風の曲振りで「Shine A Light」へ。つづけて情熱的な「MONSTAR」でさらに会場を熱くすると、小休止。「KIZUNA タロットカードの館」のVCRが始まる。
タロットカードの館を訪れたメンバーたちは、自身の悩みや年内に起こる出来事、絆で結ばれている相手などを相談。占い師に扮した川尻蓮が次々と占っていく。最後にJO1が今後どうなっていくかを問うと、川尻の回答は「JO1は間もなくバラバラになってしまう。だいたい15分くらい」。この言葉を合図に、ユニットパフォーマンスがスタートする。
トップバッターは川西、河野、豆原一成の「Dreamer」。しっとりと歌い上げた3人につづいたのは、川尻、金城碧海、佐藤景瑚、白岩。スタンドマイクを使って、クールに「ICARUS」を披露した。大平、木全、鶴房、與那城奨の「So What」はダンサーを引き連れ、勢いあるパフォーマンスを見せる。こうして普段とはひと味違うユニットパフォーマンスで、会場を魅了した。
大きな拍手が鳴り響くなか、ユニットごとにメンバーが姿を現す。それぞれ感想を述べてトークが盛り上がったところで、木全から「僕も大好きな曲です」と曲振り。椅子に座ったパフォーマンスの「君のまま」が始まり、「ZERO」「僕らの季節」としっとりとした楽曲がつづいた。
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