MINIの前で新曲を披露

タイトル曲「Password」のパフォーマンスからスタート。西洸人が「踊っていて気持ちいい曲。ドアを叩くみたいな振り付けが、僕的には気持ちいい」と話すように、力強いダンスが光る本楽曲。一方で、ボーカルラインも伸びのある歌声を響かせた。

パフォーマンスを終えると、まずはリーダーの木村柾哉が「僕たちの3RDシングル『M』の発売を記念したプレミアムショーケースにお越しいただいた皆さん、そしてYouTubeの配信を観てくれている皆さん、ありがとうございます。こうしてMINI（INIのファンネーム）の前でパフォーマンスをするのは初ですね」と挨拶。つづいてメンバーそれぞれが個性豊かな自己紹介をした。

イベントでは『M』の特設サイトに掲載されている「＃INIヲ解読セヨ」の特別企画として謎解きゲームを実施。1問目では、ほかのメンバーが「全然わかんない」と口にするなか、許豊凡がすぐに正解。つづけて早々に「法則はわかったけど……」と言っていた松田迅が正解すると「秀才、頭脳明晰、容姿端麗、松田迅です」とキメた。

2問目の「3人デ　フラフープヲ回シテ　答エヲ導キ出セ」というミッションでは、自信があるという佐野雄大と松田、そしてメンバーから「フラフープといえば……」という声を受け、尾崎匠海が挑戦することに。大中小と大きさの異なるフラフープを3人が見事に回しつづけ、その間にほかのメンバーが回答を導き、ミッションをクリアした。

そのあとの「ジェスチャーセヨ」というミッションでは「急須」「ゴルフクラブ」など難易度の高いお題に少々苦戦しながらも、全員で力を合わせてクリア。そして最後の「2人デ風船ヲ割ッテ　答エヲ見ツケロ」というお題では、木村＆田島将吾、許＆池﨑理人、後藤威尊＆髙塚大夢、松田＆藤牧京介、尾崎＆佐野と分かれ風船を割ることに。すぐに割れるペアもいるなか、なかなか割れないペアはふたりで風船の上に座る（木村＆田島）、ひとりが横になり上から倒れる（松田＆藤牧）、飛びつくほど強いハグをする（尾崎＆佐野）などして風船を割った。

23歳の誕生日をみんなで祝福

無事に4つのキーアイテム「スケボー」「巻物」「京都」「富士山」を獲得。頭の文字をつなげ、松田が「（答えは）藤牧京介」と回答すると、スクリーンには「Happy Birthday！　KYOSUKE」と、8月10日に23歳を迎えた藤牧へのメッセージが。壇上に藤牧の写真がプリントされたケーキが登場し、メンバーからバースデーソングが贈られた。

藤牧は「本当に幸せです。ひとつの夢が叶ったというか、こんなところで祝ってもらえて本当に心の底からうれしいです。（今後は）もっともっと愛されるような存在になっていきたいです。ありがとうございます！」と幸せを噛み締めながら、抱負を語った。

そしてケーキを囲み、MINIに見守られながらステージ上で記念撮影。全員がギュッと近寄り、自撮りをする姿にMINIからは温かい視線が送られた。

「時間（が経つの）は早いね～」とメンバーも名残惜しそうにしながら、最後のパフォーマンスへ。曲振りで藤牧が「5月18日に配信されました、まぜるだけのスパゲッティソース『まぜスパ』のCMソング『Yummy!!』を披露させていただきます。曲の中に『Yummy!!』って何回か出てくるんですけど、そのときにみんなでなんかポーズをしたいなと思って」と、指を頬に当てる「Yummyポーズ」をリクエスト。曲中でたびたび登場する「Yummy!!」という歌詞の部分で、メンバーとMINIが「Yummyポーズ」をし、会場が一体となった。

MINIに誓う「さらに進化したINI」

最後は一人ひとりが挨拶。

「毎回そうですけど皆さんに会うことを楽しみにしてましたし、本当に楽しかったです。そして誕生日もサプライズでありがとうございます。すごいうれしかったです。また会いましょうね」（藤牧）

「ライブは楽しいですね。みんなでかけ声とかをやるのも楽しかったんで、ツアー楽しみにしてます！」（尾崎）

「本当に幸せな時間でした。今回初めて『Yummy!!』を歌ったり、本当に一瞬で終わっちゃったんで、次会えるのを楽しみにしてます」（後藤）

「僕たちも楽しくゲームとかもいっぱいできて、すごくリフレッシュできましたし、こうやってMINIの皆さんの前でパフォーマンスすることが大好きだなって改めて感じることができました。3RDシングルもINIを信じて、応援していただけるとありがたいです。またLAでもがんばってくるので、進化した僕たちをMINIの皆さんにお届けできるようにがんばります！」（松田）

「今回はCD発売よりも前のイベントだったんですけど、今日のライブを機に僕たちの魅力に気がついてCDとか手に取ってもらえたらうれしいなと思います。これからも皆さんと一緒にもっと大きくなっていきたいので、応援よろしくお願いします」（髙塚）

「今日も本当に楽しかったです。ありがとうございました。健康が一番大切なので、皆さんも健康に気を遣って元気に過ごしてください」（佐野）

「やっぱライブは楽しいですね。本当に僕はステージが大好きです。でも『M』は始まってもないから！　もっともっと楽しみにしていてください。皆さんの期待を超えられるよう僕たちもがんばっていくので、応援よろしくお願いします」（西）

「誠にコップンカー（笑）。天気が悪いなか、こうして来てくれて幸せです。まだ『M』発売前なので、これから皆さんと楽しんで盛り上げていけたらうれしいです。今日は本当にありがとうございました。本当に、コップンカー（笑）」（池﨑）

「今日は久しぶりにお会いできてうれしいです。3RDですね。2ND終わってから休まずに準備を一生懸命がんばってきたので。まだ一曲しか披露できてないですけど、いい曲ばかりなので楽しみにしてもらえたらうれしいです」（許）

「皆さんのおかげで3RDシングルを迎えられて、本当にうれしいです。僕たちは前を見てがんばっていくだけなので、皆さんにはついてきていただきたいです。LAもがんばってきます！　バイバイ！　またね」（田島）

「やっぱりこうしてMINIの前でライブをしたり会えたりすることが、僕にとってはすごくパワーをもらえる場所だなって改めて思いました。ちょっと緊張してたんですけど、やっているうちにすごく楽しくなってきて、みんなからパワーをもらいました。『M』では今までにないINIのよさが詰まっていると思うので、たくさん楽しんでいただけたらうれしいです。今日はありがとうございました」（木村）

改めて、会場と配信を観ているMINIに感謝を伝えイベントは幕を閉じた。

結成から1年が経ち、よりいっそう深まった団結力が随所で見せられた今回のイベント。このあと控える『KCON 2022 LA』への出演や初のアリーナツアーでは、さらに進化した姿を見せてくれるだろう。