紙煙草は常に2種類常備、電子タバコは念のため(?)9つ所持している、生粋の愛煙家・薄幸。
今月は、そんな幸姉さんに夏においしい煙草の吸い方を聞きました。
いつもとはひと味違う、おしゃれ系エッセイストのような文章で始まります……。
夏の煙草のお供に欠かせない飲み物
炎天下の中、一休みしようとクーラーの効いた、涼しいレトロな喫茶店に入る。
アイスコーヒーを頼んで、一口飲む。
耳触りの良い、カランという氷の音が夏を感じさせてくれる。
そこで煙草に火をつけ、大きく一吸い。
ゆらゆら揺れる煙を見上げながら、アイスコーヒーをまた一口。
“ホッとする”これ程にもこの言葉が似合う、こんな心地の良い瞬間はない。
最高だ。次の仕事も頑張れそうだ。
これが、何にも代え難い真夏の至福の時間だったりする。
煙草とコーヒーは、相性ぴったりだ。
煙草の苦味とコーヒーの苦味。
この2つが口の中で混じり合うと、何とも言えない大人な味わいになる。
煙草を吸うとコーヒーが飲みたくなるし、コーヒーを飲むと煙草が吸いたくなる。
煙草はコーヒー無しでは語る事が出来ない。
その逆も然りだ。
切っても切れない関係。
まさにベストパートナーと言えるだろう。
、、、なんちゃって~!うっそぴょ~ん!
私、コーヒーめちゃくちゃ嫌ーい!
コーヒーの香りだけでも、しかめっ面になってしまう程苦手。
なんちゃって過ぎたでしょ?
コーヒーが好きな人にとって「煙草とコーヒー合うんだろうな」と言うのは何となく分かる。
ただ私に関しては、煙草を吸っている時はもちろん、喉カラカラでコーヒーしか置いていない状況であろうと、コーヒーに手をつける事はないだろう。
そんなコーヒーの飲めない私には、夏の煙草のお供に欠かせない飲み物がある。
キンッキンに冷えた麦茶。
これが煙草に合うんだ、また。
出来たら濃いめの麦茶がベスト。
さっき煙草とコーヒーが合う理由を想像だけで適当に書いてみたけど、システム的にはコーヒーと同じなんだと思う。
煙草の苦味と麦茶の苦味が相まって、より一層どちらも旨く感じる。
そして煙草を吸い終わった後に飲む冷たい麦茶が、一気に口の中を爽やかにしてくれる。
冷たいという所がポイント。
ぬるい麦茶は話にならない。
自販機の麦茶は大体冷たいから、喫煙所に向かう途中に必ず購入する。
500ml。
いや、様々な商品の量が少なくなっている昨今、んな事関係あるか!と言わんばかりに、どんどんと量を増やして来やがる麦茶。
650ml入っている麦茶もザラにある。
麦茶は、マジでかっけー。
かっけーけど、650mlは後半流石にぬるいぜ。
キンッキンに冷えた麦茶と煙草をこよなく愛する私からしたら、冷えたまま飲み切れる小さいサイズの麦茶。
カイジが飲むビール位小さい麦茶も、自販機で買えたらなお嬉しい。