“なりたい自分”と“なるべき自分”の狭間に立ち、今とは違う世界線の人生を歩む自己像に思いを馳せる──こうした経験について、誰しも一度は身に覚えがあることと思う。お笑いコンビ・さすらいラビーの中田和伸も、そんなアイデンティティにまつわる葛藤を抱えるひとり。 一橋大卒という経歴を持つ彼が「高学歴芸人」になれない悩みについて綴る本連載も、今回でラスト。“なぜ、高学歴芸人になれないのか/ならないのか”について掘り下げていったこの自省録は、果たしてどのような結末を迎えるのか。 突如届いた、ショッキングな内容
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